お久しぶりです。中嶋泰菜です(*^^*)
1ヶ月過ぎてしまったけど・・・9月13日~18日で【内モンゴル植林ツアー】行ってきました♪
4月は支援をしていただいて植林ツアーにて木を植えることができ、その植えた木を見に行きたいとなんとか半年間やりくりして、9月の植林ツアーで再び内モンゴルの沙漠へ行くことができました!!
アップするのがだいぶ遅くなってしまいましたが、実は帰ってから1週間後くらいに書いた振り返り報告です^^
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4月に植林ツアーに行ったときと大きく違っていたのは、これ!!
*現地の高校生と交流会&一緒に植林できた!!
*大人数!30人以上の参加者!!
*葉が生い茂る!!!
あと、6日間を経て思ったことなど書いてたら超長文になりましたがぜひ読んでください♪
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*現地の高校生と交流会&一緒に植林できた!!
植林ツアーでは、前回と同じく、中国・内モンゴルのウランブハ沙漠の2箇所で植林をしました。
前半2日間は、バヤンノールというところでしました♪
バヤンノールでは、植林1日目、日本語を勉強している現地の高校生が30人くらい来てくれて、一緒に植樹をしました!
めっちゃ汗だくになって、掘る、植える、掘る、植える!!高校生パワーすごい!
日本語クラスの生徒さんでしたが、習熟度はばらばらで、ほぼ日本語わからない子から、まあまあ日本語理解できる子までいて、お互いにコミュニケーションをとりながら植林するのが楽しかったです♪
漫画とかアニメとか好きらしく、何が好きかを聞くと、「ワンピース!」「ハガレン!(はがねの錬金術師)」とか返ってきて、へえーーーと思いました。笑
将来の夢とかそういうことも聞けばよかったなあと後で思いました。
内モンゴルのど田舎だけど、中国では、中国語(標準語)の他に、英語ともう一言語が必修らしく、3ヶ国語を習得するらしい。(プラス、地元の言葉・・・モンゴル語とかは家や学校?で習うらしいから、小さいときから触れ合う言語の種類の多さは日本とかなり違います。)
グローバリゼーションとか近代化を目指す中国はそういうところ田舎まで手広くやってるのさすがだなーと思いました。
どんなに田舎でも、ほとんどの場所で無料wifi使えたり、ノーキャッシュで携帯での支払いが浸透しているのもおもしろいです。
今は沙漠の緑化センターに無料wifiないけど、使えるようになる日も近いのかな・・・それはそれで嫌だなあ。。とまあ、それは置いといて笑
とにかく学生たちはスイカを見つけてきたり、汗だくになって植樹したり、友だちときゃっきゃしたり、元気な子が多くとてもなごやかに植林が進みました♪
植樹が終わったあと、緑化センターにて、交流会がありました。
班に別れて、それぞれが持って来たもので遊んだり、おみやげ交換をしたりしました。
同じ班のツアーメンバーが持って来ていたけん玉や折り紙がめちゃ盛り上がって面白かったです♪
高校生でもウケるんやなーとww
すごく楽しくて、あっという間の時間を過ごし、お別れの時間。
また会いたい!!と思うくらい同じ班の子とは仲良くなって、別れのときは少しさみしくなりました。
なんとこの後、学生たちは2時間かけて学校に戻り、授業をうけるらしいです。
中国では、昼休みが3時?くらいまであって、一回家に帰ってから、また学校に戻り夜9時くらいまで勉強するんだとか。
考えられないけど、それが向こうでは普通なんだろうなあ。
現地に住む学生と、私たち日本人が一緒に植林をする・・・今は学生の彼らが大人になったとき、きっともっと地球環境に優しい大人が中国(内モンゴル)に増えるのかもしれない!!と思うと、10年後、20年後がすごく楽しみになりました!
*大人数!30人以上の参加者!!
2日目からは、ツアーメンバーだけで、がっつり植林!!!
私的には、1日目で苗木を植えることに関しては物足りなかったので、2日目がっつりできたのは、すごく嬉しかったです♪
前回4月に植林ツアーに行ったときは、全員で12人ほどしかいなかったんですが、今回は34人くらいいたので、わいわい賑やかな植林になりました♪
初期の頃から来ているリピーター、今回2〜5回目くらいの人、初めて参加の人、それぞれのペースで楽しみながら植樹して、2日で700本くらい植えたと思います。
このバヤンノールでは、4月とは全く違う景色が見れました。
乾いた土だった沙漠に草が生えている!!!!
しかも、4月に植えた木が根付いて、葉っぱがついている!!!!
めっっっちゃ嬉しかったです!
ちゃんと根付いているかが心配で、今回のツアーでは、それを一番見たかったんです。
それがちゃんと育っていたのが、本当に感動しましたっ!
ちなみに、4月に植えたときの写真がこれ!!↓↓
本当に景色がちがっていて、同じ場所?!!ていう感じでしたっ!
また、スタッフさんに昔のバヤンノールの沙漠の写真を見せてもらったんですが、最初は本当にさらさらの沙漠の砂だったのが、今では雑草が生えるくらい”土の質”も変わってきているみたいです。
こんなかわいいお花も発見!!!
本当に、これは植林を継続してきたからこその良い変化!!だと思いました。
3日目は、もう一つの植林地、バヤンムレンへ移動しました。
ここは、烏海(ウーハイ)の街から比較的近くで、黄河の隣にある沙漠。
なんとこの辺りで、数日前に大雨があり、大規模な洪水があったみたいでした。
ところどころ道路も使用できないところがあったり、建物が流されてしまっていたり・・・
異常気象はまじで、地球規模で起こっていました。
しかも、黄河が決壊したらしく、砂丘の近くまで浸水しており、できた水たまりから蚊が大量発生してました。
植林する場所までいくのに、蚊の襲撃にあい、顔がぼこぼこに腫れる人も・・・
歩くと背中にも蚊がとまり、砂丘の上に避難しなければやっていけない!という状況。。
ですが、なんとかかんとか砂丘の淵から平坦な地面の方にみんなで植林しました♪
こんなトラブル?でもなんだかんだわいわい楽しくできるのは、一人ではできないことだよなー♪と思いました。
そして今回の植林ツアーでは、6日間で約1000本の苗木を植えました♪
丈夫に育ってほしいと願います!
*葉が生い茂る!!!
最終日は、午後からまさかの雨!!沙漠で雨なんて、ある意味貴重な経験!と思いつつ、やっぱ青空がよかったなと思いつつww
10年くらい前にかつてのツアー参加者がバヤンムレンで初めて植えた場所、ワンフェスの森まで、歩いていきました!(※ワンフェス=WONDERFUL WORLD 植林 FESTIVAL・・・この植林ツアーの名称です♪)
4月に見たときより、葉が生い茂っていて、また感動!もり〜〜〜!!!
ただ、一つ残念だったのが、4月の植林ツアーで植えた木は、葉っぱが生えてなかったこと・・・
その一帯だけ、なぜか葉がついていない><
植林を何十年もやっている人が、根付いてはいるみたいと言ってはいたけれども、心配。
自然やからね、そう全てがうまくいくとは限らないなと思いました。
*6日間を通して改めて思ったこと
うまくいったり、うまくいかなかったり、そういうのを繰り返して理想の状態をつくりだしていくもんだよなーと改めて実感。
今回のツアーでも、添乗員の高橋さん(30年くらい植林に携わっている方)が、中国・内モンゴルでの植林活動を行うにあたり、紆余曲折あった話しなどもたくさんしてくださりました。
内モンゴルで植林ができる環境だったり、植林してその木が成長できるようになるまで、本当にうまくいくこととうまくいかなかったことを繰り返して、それでもずっと続けてきたからこそ、今の植林ツアーや緑化されつつある植林地があるんだなーと感じました。
一度壊れた生態系は、戻るまで何十年もかかりますよね。。
最近テレビで見たけど、温暖化の影響で、日本の海水魚の生息する場所が変わってきていて、雑種が生まれたり、植物や虫の生息地や生息量が変わってきたり、、、
生態系が壊れて取り返しがつかない未来、人間が安心して住めなくなる未来は・・・もうそこまで来ている気がします。
20年以上前から温暖化って言われ続けてて、実際に今その影響が発生しています。
友だちが言ってたけど、今の時代は親の世代がつくっている。そして、20年後の時代は、今の大人である私たちが行った結果が現れる。
メディアでは、異常気象のことや被害のこと、「このままではやばい」的な事ばっかり言うけど、具体的にじゃあこうしようとかあんまり見ないような気がします。まあ、私が見れてないのもあるとは思いますが。
地球上に70億の人がいて、その一人一人が、1本木を植えたり、植物を育てたら、70億本増える。一人が5本植えたら、350億本の木が地球上に増える。
そんな感じでシンプルな考え方でいいんじゃないかと思います。
シンプルなことを、沢山の人が行えば、大きな力になるはず。
今の大人である私たち一人一人が動かないと、未来の子どもたちがその結果を被ることになります。
人間は地球上の生物なので、大きな流れの中で生かされていて。。。
大きな流れの中で、過去の時代の人がしたこと、現在の私たちがすること、未来の大人がするであろうこと。。全て繋がっているからこそ、一人一人の行動がめっちゃ大事なんやろうな。
どんな未来を残したいのか、想像すること、そのために、なにか一つでも行動すること。
そういうことを大事にしていきたいなあと改めて思った6日間でした。
*最後に
そして!!今回来ていたメンバーは、方法問わず、生業問わず、自分らしさを素直に表現している方が多くて、私はまだまだプライドに塗り固められてるなあと思ったし笑、もっとゆるく生きてもいいんだなあと感化されました。
もっと人生を試してみたり、遊んでみたり、直感を信じて動いてみたり、イタい奴と思われるくらい、振り切ってやりたいことやってやろうと思いました。その方が人生おもしろくなりそう♪
最後に、今回の植林ツアーでお世話になったメンバー、理解してくれる家族、友人、応援してくださるみなさん、最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございました!