お久しぶりです。中嶋泰菜です(*^^*) 1ヶ月過ぎてしまったけど・・・9月13日~18日で【内モンゴル植林ツアー】行ってきました♪ 4月は支援をしていただいて植林ツアーにて木を植えることができ、その植えた木を見に行きたいとなんとか半年間やりくりして、9月の植林ツアーで再び内モンゴルの沙漠へ行くことができました!! アップするのがだいぶ遅くなってしまいましたが、実は帰ってから1週間後くらいに書いた振り返り報告です^^ ===== 4月に植林ツアーに行ったときと大きく違っていたのは、これ!! *現地の高校生と交流会&一緒に植林できた!! *大人数!30人以上の参加者!! *葉が生い茂る!!! あと、6日間を経て思ったことなど書いてたら超長文になりましたがぜひ読んでください♪ ===== *現地の高校生と交流会&一緒に植林できた!! 植林ツアーでは、前回と同じく、中国・内モンゴルのウランブハ沙漠の2箇所で植林をしました。 前半2日間は、バヤンノールというところでしました♪ バヤンノールでは、植林1日目、日本語を勉強している現地の高校生が30人くらい来てくれて、一緒に植樹をしました! めっちゃ汗だくになって、掘る、植える、掘る、植える!!高校生パワーすごい! 日本語クラスの生徒さんでしたが、習熟度はばらばらで、ほぼ日本語わからない子から、まあまあ日本語理解できる子までいて、お互いにコミュニケーションをとりながら植林するのが楽しかったです♪ 漫画とかアニメとか好きらしく、何が好きかを聞くと、「ワンピース!」「ハガレン!(はがねの錬金術師)」とか返ってきて、へえーーーと思いました。笑 将来の夢とかそういうことも聞けばよかったなあと後で思いました。 内モンゴルのど田舎だけど、中国では、中国語(標準語)の他に、英語ともう一言語が必修らしく、3ヶ国語を習得するらしい。(プラス、地元の言葉・・・モンゴル語とかは家や学校?で習うらしいから、小さいときから触れ合う言語の種類の多さは日本とかなり違います。) グローバリゼーションとか近代化を目指す中国はそういうところ田舎まで手広くやってるのさすがだなーと思いました。 どんなに田舎でも、ほとんどの場所で無料wifi使えたり、ノーキャッシュで携帯での支払いが浸透しているのもおもしろいです。 今は沙漠の緑化センターに無料wifiないけど、使えるようになる日も近いのかな・・・それはそれで嫌だなあ。。とまあ、それは置いといて笑 とにかく学生たちはスイカを見つけてきたり、汗だくになって植樹したり、友だちときゃっきゃしたり、元気な子が多くとてもなごやかに植林が進みました♪ 植樹が終わったあと、緑化センターにて、交流会がありました。 班に別れて、それぞれが持って来たもので遊んだり、おみやげ交換をしたりしました。 同じ班のツアーメンバーが持って来ていたけん玉や折り紙がめちゃ盛り上がって面白かったです♪ 高校生でもウケるんやなーとww すごく楽しくて、あっという間の時間を過ごし、お別れの時間。 また会いたい!!と思うくらい同じ班の子とは仲良くなって、別れのときは少しさみしくなりました。 なんとこの後、学生たちは2時間かけて学校に戻り、授業をうけるらしいです。 中国では、昼休みが3時?くらいまであって、一回家に帰ってから、また学校に戻り夜9時くらいまで勉強するんだとか。 考えられないけど、それが向こうでは普通なんだろうなあ。 現地に住む学生と、私たち日本人が一緒に植林をする・・・今は学生の彼らが大人になったとき、きっともっと地球環境に優しい大人が中国(内モンゴル)に増えるのかもしれない!!と思うと、10年後、20年後がすごく楽しみになりました! *大人数!30人以上の参加者!! 2日目からは、ツアーメンバーだけで、がっつり植林!!! 私的には、1日目で苗木を植えることに関しては物足りなかったので、2日目がっつりできたのは、すごく嬉しかったです♪ 前回4月に植林ツアーに行ったときは、全員で12人ほどしかいなかったんですが、今回は34人くらいいたので、わいわい賑やかな植林になりました♪ 初期の頃から来ているリピーター、今回2〜5回目くらいの人、初めて参加の人、それぞれのペースで楽しみながら植樹して、2日で700本くらい植えたと思います。 このバヤンノールでは、4月とは全く違う景色が見れました。 乾いた土だった沙漠に草が生えている!!!! しかも、4月に植えた木が根付いて、葉っぱがついている!!!! めっっっちゃ嬉しかったです! ちゃんと根付いているかが心配で、今回のツアーでは、それを一番見たかったんです。 それがちゃんと育っていたのが、本当に感動しましたっ! ちなみに、4月に植えたときの写真がこれ!!↓↓ 本当に景色がちがっていて、同じ場所?!!ていう感じでしたっ! また、スタッフさんに昔のバヤンノールの沙漠の写真を見せてもらったんですが、最初は本当にさらさらの沙漠の砂だったのが、今では雑草が生えるくらい”土の質”も変わってきているみたいです。 こんなかわいいお花も発見!!! 本当に、これは植林を継続してきたからこその良い変化!!だと思いました。 3日目は、もう一つの植林地、バヤンムレンへ移動しました。 ここは、烏海(ウーハイ)の街から比較的近くで、黄河の隣にある沙漠。 なんとこの辺りで、数日前に大雨があり、大規模な洪水があったみたいでした。 ところどころ道路も使用できないところがあったり、建物が流されてしまっていたり・・・ 異常気象はまじで、地球規模で起こっていました。 しかも、黄河が決壊したらしく、砂丘の近くまで浸水しており、できた水たまりから蚊が大量発生してました。 植林する場所までいくのに、蚊の襲撃にあい、顔がぼこぼこに腫れる人も・・・ 歩くと背中にも蚊がとまり、砂丘の上に避難しなければやっていけない!という状況。。 ですが、なんとかかんとか砂丘の淵から平坦な地面の方にみんなで植林しました♪ こんなトラブル?でもなんだかんだわいわい楽しくできるのは、一人ではできないことだよなー♪と思いました。 そして今回の植林ツアーでは、6日間で約1000本の苗木を植えました♪ 丈夫に育ってほしいと願います! *葉が生い茂る!!! 最終日は、午後からまさかの雨!!沙漠で雨なんて、ある意味貴重な経験!と思いつつ、やっぱ青空がよかったなと思いつつww 10年くらい前にかつてのツアー参加者がバヤンムレンで初めて植えた場所、ワンフェスの森まで、歩いていきました!(※ワンフェス=WONDERFUL WORLD 植林 FESTIVAL・・・この植林ツアーの名称です♪) 4月に見たときより、葉が生い茂っていて、また感動!もり〜〜〜!!! ただ、一つ残念だったのが、4月の植林ツアーで植えた木は、葉っぱが生えてなかったこと・・・ その一帯だけ、なぜか葉がついていない>< 植林を何十年もやっている人が、根付いてはいるみたいと言ってはいたけれども、心配。 自然やからね、そう全てがうまくいくとは限らないなと思いました。 *6日間を通して改めて思ったこと うまくいったり、うまくいかなかったり、そういうのを繰り返して理想の状態をつくりだしていくもんだよなーと改めて実感。 今回のツアーでも、添乗員の高橋さん(30年くらい植林に携わっている方)が、中国・内モンゴルでの植林活動を行うにあたり、紆余曲折あった話しなどもたくさんしてくださりました。 内モンゴルで植林ができる環境だったり、植林してその木が成長できるようになるまで、本当にうまくいくこととうまくいかなかったことを繰り返して、それでもずっと続けてきたからこそ、今の植林ツアーや緑化されつつある植林地があるんだなーと感じました。 一度壊れた生態系は、戻るまで何十年もかかりますよね。。 最近テレビで見たけど、温暖化の影響で、日本の海水魚の生息する場所が変わってきていて、雑種が生まれたり、植物や虫の生息地や生息量が変わってきたり、、、 生態系が壊れて取り返しがつかない未来、人間が安心して住めなくなる未来は・・・もうそこまで来ている気がします。 20年以上前から温暖化って言われ続けてて、実際に今その影響が発生しています。 友だちが言ってたけど、今の時代は親の世代がつくっている。そして、20年後の時代は、今の大人である私たちが行った結果が現れる。 メディアでは、異常気象のことや被害のこと、「このままではやばい」的な事ばっかり言うけど、具体的にじゃあこうしようとかあんまり見ないような気がします。まあ、私が見れてないのもあるとは思いますが。 地球上に70億の人がいて、その一人一人が、1本木を植えたり、植物を育てたら、70億本増える。一人が5本植えたら、350億本の木が地球上に増える。 そんな感じでシンプルな考え方でいいんじゃないかと思います。 シンプルなことを、沢山の人が行えば、大きな力になるはず。 今の大人である私たち一人一人が動かないと、未来の子どもたちがその結果を被ることになります。 人間は地球上の生物なので、大きな流れの中で生かされていて。。。 大きな流れの中で、過去の時代の人がしたこと、現在の私たちがすること、未来の大人がするであろうこと。。全て繋がっているからこそ、一人一人の行動がめっちゃ大事なんやろうな。 どんな未来を残したいのか、想像すること、そのために、なにか一つでも行動すること。 そういうことを大事にしていきたいなあと改めて思った6日間でした。 *最後に そして!!今回来ていたメンバーは、方法問わず、生業問わず、自分らしさを素直に表現している方が多くて、私はまだまだプライドに塗り固められてるなあと思ったし笑、もっとゆるく生きてもいいんだなあと感化されました。 もっと人生を試してみたり、遊んでみたり、直感を信じて動いてみたり、イタい奴と思われるくらい、振り切ってやりたいことやってやろうと思いました。その方が人生おもしろくなりそう♪ 最後に、今回の植林ツアーでお世話になったメンバー、理解してくれる家族、友人、応援してくださるみなさん、最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございました!
植林ツアー活動報告の前編、後編とアップさせていただきました。活動報告の最後として、植林ツアーに行って、感じたこと、考えたことを書かせていただきます! 宝物ってなんやろう?? 私が6日間植林ツアーに行ってまず思ったことは、いかに普段、自然と触れ合っていないかということ、物質的な何かを得ようとしなくても、自然という宝物(豊かさ)があるということでした。 私たちがいた内モンゴルの烏海市は、観光地でもなく、日本みたいな便利さや綺麗さはないところです。 特に緑化センターにいたバヤンノールでの2日間は、ネットも繋がらないし、テレビもない、冬みたいな寒さなのに部屋を温める暖房もない、停電もあるような場所でした。 そこで植林をすると、数年前にだれかが植えた木が育っていて、なんにもない沙漠があって、大きな空が真上に広がっていて、大地に寝っ転がったり、土を触る感触が気持ちよかったり、そういう宝物に囲まれているなあと感じました。 ただ食べて寝て、木を植えて、また食べて寝て・・・ていうシンプルなんですが、幸せを感じました。 現地のガイドとして、内モンゴル出身のバヤンさんという方が5日間一緒に行動を共にしてくれていましたが、4日目、沙漠で植林が終わり、迎えの車を待っている間、バヤンさんに中国のことを色々と聞くタイミングがありました。 バヤンさんは、こう言っていました。「中国人は、お金があれば幸せになれると信じている。そういう教育をされている。」 沙漠の周りには、セメント工場やコルク工場がたくさんあります。この工場を作るために、立ち退いた人々がいます。私はバヤンさんに、「その人たちは工場で沙漠化が悪化し、環境が悪くなったり、そもそも立ち退くことに文句などはなかったのですか」と聞きました。 バヤンさんは、「その人たちは、月にいくらかお金をもらっているみたいです。」と言い、「30年後、日本人(私たち)がやっていること(植林)が正解だったと気づくでしょう」と言いました。 日本は、経済が豊かで、便利。コンビニに行けばいつでもなんでも手に入るし、どんなに田舎でも、たいてい2時間車を走らせれば、家電も買えます。 中国人にとっては、日本の都会は宝の山なのかもしれないです。 でも、私にとっては、なんにもないからこそ、便利じゃないからこそ、気づく幸せや宝物があるなあと思いました。 便利で経済的に豊かな日本では、心の貧困が進んでいるように感じます。「お金があっても幸せになれない」人がいます。 「お金があれば幸せになれる」という教育、そんなんやめて一緒に木を植えようっ!と思いました。 そして、日本にいるとき、日々の生活は、家と会社の往復、土日はイベントに行ったりするけど、自然と触れ合う機会が全然なかったことに気がつきました。 シンプルな生活でも、目を向ければ、自然という宝物は身近にあるはず!自然だけじゃなく、お金で買えない宝物に気づいたら、モノにあふれていなくても幸せを感じることができるはず。 そんなことに気づいた6日間でした♪ 現地の人と木を植えたい!! もう一つ、6日間を経て、強く思ったことがありました。それは、「現地の人と木を植えたい!!」ということでした。 実は、もともと予定していた、現地の学生との交流がなくなってしまい、今回のツアーでは、現地の学生と木を植えるタイミングがありませんでした。 ただ、現地の学生と木を植えたいというより、政府に町ごと移動を強いられてしまった人や、工場のために立ち退きさせられた人たちが、沙漠化を止めるためや、環境を守るため、農場を砂から守るために、一緒の目的で木を植えたいなって思いました! バヤンさんが、「30年後、日本人(私たち)がやっていること(植林)が正解だったと気づくでしょう」と言っていたと書きましたが、そのことに気づいた中国人が、モンゴル人も、日本人と一緒に沙漠に木を植える日が来たら、めっちゃ素敵!! まだまだ続く、植林ツアー!! というわけで、今回私は6日間の植林ツアーに行かせていただきましたが、正直「植林日、4日間じゃ足りない、もっと植えたい!!」と思いました。 それに、今回沙漠に実際に行って、以前に植えた木々たちが、緑の葉をつけて育っていた姿を見たら、植えた木が成長している姿を見るのが本当に楽しみになりました! また、以前に植えてきた人たちがいたからこそ、今回その続きに木を植えることができて、次回その続きができて、どんどん森が広がっていきます。毎回来れない人がいても、新しい人が繋げていったり、またリピーターとして戻ってきたり、そういう人たちで繋いでいっているのもまたいいなと思いました。 次回は、9月13日~18日にまたワンフェスの植林ツアーがあるということなので、興味がある方は、ぜひ一緒に木を植えに行きましょう♪ 最後に・・・ 今回、中国・内モンゴル植林ツアーに行って、沙漠に木を植えたい、環境問題に自分なりに向き合いたいという思いがあり、たくさんの方に応援していただきました。 実際に行ってみると、豊かさのことだったり、現地の問題だったり、環境問題とは違う視点もたくさん見ることができました。 その中で思うことは、自分が何を選択するかの大切さです。というか、選択肢がある環境にいるから、良い選択をしたいということです。 何を宝物(豊かさ)かと思うのも自分の選択だし、なんでも手に入れられる日本にいるからこそ、何を買って、何を消費するかをちゃんと選択しないといけないと思いました。それが地球環境を守ることにも繋がっていくんだと思います。 予想以上にたくさんの学びがあった、中国・内モンゴル植林ツアー。 沙漠に木を植えて、大きく丈夫に育ってほしいと願って、また半年後の9月に会おうねって思いながら、内モンゴルから帰ってきました。 ワンフェス植林ツアースタッフさん、現地ガイドさん、一緒に行った参加者のみなさんには本当にお世話になりました。 そして何より、支援・応援していただいたみなさんに支えられて、背中を押していただけたからこそ植林ツアーに参加でき、ここまで愛着をもって、思いを込めて、木を植えることができました。「沙漠に木を植える」という夢を叶えることができました! 本当に感謝の心でいっぱいです。ありがとうございます!! まだまだ今回が、環境問題に向き合うことのスタートラインだと思うので、ぜひ、これからの活動も気長に応援していただけましたら、幸いです! 今後の活動は、FacebookやInstagramなどのSNSでお伝えしていきますので、もしまだ繋がっていない方は、よければフォローをお願いします。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
植林ツアー報告!!【バヤンムレン編】 中国・内モンゴル植林ツアー4日目は、バヤンノールからバスで2時間くらい行ったところにあるバヤンムレンという地域へ行きました! 黄河の手前でバスを降りて、5人乗りくらいの車で沙漠の木を植えるところまで走りました。 川沿いの堤防を走って行きましたが、道は整備されていないのでゆれるゆれる! ランクルーのにいちゃんは飛ばす飛ばす(笑) 言葉が通じないながらも、アイコンタクトやグーグル翻訳でちょっとコミュニケーションがとれるとめちゃめちゃ嬉しい♪ 羊の散歩を横目にどんどん進んでいくと、沙漠が現れます! その側に見えるのは、「ワンフェスの森」!!過去に植林ツアーに参加した方が植えた木々たち。成長して緑の葉っぱをつけていました!! お昼ごろに到着したのでまずはお昼ごはん! 青空のもと、持って来たカレーを食べました♪ 今回の植林ツアーで植えるのは、砂丘の一番はしっこ部分です。 ここに植えて、沙漠が広がるのを食い止めます。 バヤンムレンで用意されている苗木は200本!! みんなの植える速度を考えると、あっという間に終わってしまいそう! ここの沙漠は、バヤンノールとはまた違う感触でした。 バヤンノールは、乾いていて、さらさらというよりはどっちかというと硬めの土でした。 ここバヤンムレンは、霜がおりたような踏み心地の土でした。やはり数日前の雨の影響でいい感じに湿り気もあって彫りやすかったです! そして、苗木を植える場所は砂丘のすぐ横ですが、この植えている土地は、冬の間は水を張って凍るそうです。 側に黄河という中国で2番目に大きい河が流れているので、その水をこちらに溢れさせて水を張ります。 ここらへんの地域は、雨がなかなか降らないため、黄河をわざと氾濫させ、その水を農地に使います。なので、最近では、黄河の水が海までたどり着かないこともあるそうです。 そして、河の水だからか、ミネラルやナトリウムやら塩の成分で大地に白い模様が浮かび上がってきています。 バヤンムレンでの植林一発目、シャベルで掘っていくと、土の色が粘土みたいな黒色になり、水がでてきました!! すぐとなりに砂丘があるのに、地面を掘ると水が出てくる・・・なんか不思議やなあと思いました。 「こんだけ水が出てるから、しっかり育つよ~~!!」と高橋さんが言っていて、嬉しくなってこの土地での最初の一本を植えました♪ やっぱりここでも、どんどん植えるみなさん♪ いつもこの合言葉♪「そうだ!木を植えよう!!」 なんと、参加者の方でソリを持ってきた人がいました!! 砂丘でソリ・・・!!めっちゃん楽しそう!!!! 私もすべらせてもらいました!思った以上にスピードが出て、雪ではなくかたい地面がどんどん近づいてきて、めっちゃ怖い!!でも楽しい! 砂漠に行くことがあれば、ぜひやってみてください♪笑 そしてまた、木を植える・・・♪ 100本ほど植えて、この日は終了!! 夜はホテルの近くの足つぼマッサージに行きました♪ 烏海は、観光客がめったに来ないため、日本人がいると珍しがられます。 実はこの日の朝も、バヤンノールからバヤンムレンに向けていく途中の休憩でコンビニに寄ったんですが、そこで日本語を話していたら、モンゴル人と間違われました! この地域で知らない言葉を喋っていると、モンゴル人と思われるそうです。 足つぼマッサージの話に戻りますが、ここでも現地の方に話しかけられました!でも中国語はさっぱり、向こうも日本語はさっぱり(笑) Google翻訳がまたまた大活躍でした!笑 思いがけない交流は本当に楽しい! 一緒に行った植林ツアーのスタッフ(男)は、中国人の男の人からタバコをもらっていました! 友情の印にタバコを分け与えるみたいです。まさに人種を超えたタバコミュニケーション!しかも、店内で!今の日本ではなかなか見ない光景やなあと思いました。 5日目!早くも植林最終日! 4日に1回は砂嵐がくると言われてたのですが、そこまでひどい砂嵐には遭遇しませんでした!最後まで植えやすい環境だった事に感謝♪ 今日は最終日という事で、仮装をして植えたりもしました! 午前中に残りの100本を植えてしまい、午後からは今までにワンフェスで植えたところを見に行きました。 右側には砂丘が続き、左の奥の方には、黄河が流れています。 砂丘と平坦な地面の間に続く、ワンフェスの森。 木を植えてから、だいぶ砂丘が低くなったんだそうです。 砂に半分以上埋まっても、緑の葉を生やす木。 この木は、まさに今沙漠化を止めています。 緑が増え、うさぎや猛禽類の鳥。沙漠に生き物が戻ってきているそうです。 鳥の巣をいくつか見つけました!!! そして、たんぽぽも発見!!!感動!!! スナナツメは実をつけていました!!食べてみる・・・う~ん食べごろではなかったらしい(笑) 何年も前に木を植えた人のプレートも見つけました♪ 過去に植えた人がいるから、今も続けて植えていけれる。 私が今回ここに来させていただいたから、次に繋いでいくことが出来る。そう感じました。 木々たちの生命力をたくさんあびて、また自分たちが植えたところまで戻りました。 そして、砂丘の上から炭をまきました。 これは、「雲の上に木を植える」という本を書いた人が、黄砂に炭が混ざり、空気が還元されるようにするために炭の粉を撒きたいという願いから始まり、今も続けているとのことです。詳しくはこちらから!http://www.takesumi.org/07_plant.shtml 炭で真っ黒になったあと、みんなで円になり、まーちゃんうーぽーさんの歌が始まりました。 最後の植林の日、まーちゃんが歌ったのは、「ひとつの木」と「いのりの歌」でした。 まーちゃんは、歌う前にこんな感じのことを言いました。 「ぼくたちが植えた木が根を張って、その根が隣の根っことつながって、そして大地とつながり、やがてぼくたちと繋がる。」 植林ツアーでは、中国の内モンゴル自治区にある、烏海市バヤンムレンという地域の沙漠に木を植えます。 私は、まーちゃんの歌を聴きながら、 こんなに遠い外国でも木が大地に根を張って、その大地はずーーっと東の方まで続いていて、結局は地球の上で繋がっているんだ!と思いました。 そう思うと、ここで植えていることは、国境とかほんとになんの関係もないし、自分が沙漠にいることが、普段の生活からも身近な存在として感じました。 沙漠化は人間から見たら深刻な問題かもしれないけど、砂漠を嫌いにはなれなかったです。 むしろ、砂漠自体は、地球がつくりだした美しい風景だと思いました。でも、それが人間のせいでどんどん広がって、その土地の生態系を壊したり、緑が失われたりするのは、嫌だと思いました。 そんな事を考えながら、最後の「いのりの歌」が終わりました。 今回の植林ツアーでは、 12人+現地ガイドさんで、4日間700本のポプラを植えることができました!!! 「沙漠に木を植えたい!」という夢が叶いました!!ありがとうございます!!! 応援して背中を押してくれた方たちの顔を思い浮かべると、植林した沙漠に愛着がでてきて、立ち去るのが本当に名残惜しかったです。 たくさん雨が降りますように。 しっかり育ちますように。 枯れずにまた会えますように。 緑の葉をたくさんつけますように。 何メートルも高く、太く成長しますように。 動物が住める森になりますように。 最後にもう一回、今回植えたポプラの木々たちを見て、その場を離れました。 長くなってしまったので、全体の感想は次回アップします!! 植林ツアー報告【バヤンムレン編】を読んでいただき、ありがとうございました!!!
4月13日~18日の6日間、中国・内モンゴル自治区にあるウランブハ沙漠にて植林をしてきました!!!バヤンノール編、バヤンムレン編、2回に分けて、報告をさせていただきます! ちなみに、バヤンノール、バヤンムレンというのは、地名のことです。ウランブハ沙漠には円彦淖尓(バヤンノール)とそこからバスで2時間くらい離れた円彦木仁村(バヤンムレン)というところがあり、この2箇所で植林をしてきました! 4月13日、日本を出発! 北京空港を経由しその翌日、内モンゴル自治区にある烏海(ウーハイ)空港へ向かいました。 メンバーは、アジアエコツアー(添乗員)の高橋さん、今回の植林ツアー主催Wonderful 植林Festivalのスタッフ、初参加が私を含め3人いて、他はリピーターの方、総勢12人で行きました。 参加者の年齢はさまざま!20代から最高齢は72歳!世代を超えて交流できるのも楽しかったです♪ 1日目は北京で乗り換えのために1泊し、2日目3日目はウランブハ沙漠のバヤンノールというところで植林をする日程でした。 歓迎の雨?!! まず、乗り換えの北京空港に着くとめちゃくちゃ雨が降っていました!! この時期に北京で雨が降るのは珍しいらしく、リピーターの方で「歓迎の雨」だと言っている方もいました。雨が降ると、地面がしめり木が植えやすくなります!! 普段なら「嫌だな・・」と思っちゃう雨も、歓迎されてる?!とプラスに捉えると、なんだかすごく嬉しくてワクワクしましたっ! 「沙漠開発」高橋さんのお話! 2日目に烏海空港につき、バヤンノールの沙漠の中にある緑化センターへと向かいます。 烏海空港から1時間くらいバスでの移動でした。移動中に添乗員の高橋さんから「沙漠開発」のお話が聞けました。 高橋さんは、30年くらいずっと内モンゴルの植林に携わっている方!! めちゃめちゃ知識があって、すごい活動経歴の持ち主だけど、自分でジョークを言って自分で笑っちゃうような愛嬌のある方でした(笑) 高橋さんのお話によると、この地域は3分の1がもともと砂漠で、3分の1が沙漠化が始まったところ、残りの3分の1に人が住んでいるとのこと。 中国の国家主席、習近平の政治により、貧しい農家の町を町ごと引っ越しさせて、強引に貧困層のかさ上げをやっているそう。今まで農家しかしていなかった人は働けるところがなくなってしまっても、元いた町は壊されて戻れるところもないらしいです。 過疎化した田舎は、政府が土地の一括管理をしていて、その土地を借りて、今ぶどう農場(ワイナリー)がたくさんあるとのことです。そこで田舎に雇用を生み出しています。 また、この地域は昔海だったため、石灰がとれるらしく、バスから見ていても、砂漠の中にセメント工場がたくさん見えました。 沙漠化になったのは、羊の過放牧のためとのことでしたが、実際は役人が工場を作ったことが沙漠化の原因みたいです。 でも政府はそれを放牧のせいにして、羊の放牧を禁止し、家畜として羊が飼われていました。 砂漠では、道路をつくっても砂が風で飛んできて、1年で道路がくずれてしまうそうです。 農場をするにしても、まずはあぜ道の防風林をつくる事から始まったそうです。 ワンフェス(Wonderful 植林 Festival)も、道路を守るための植林で4・5年かかり、ようやく今、農業のための森をつくる植林をし始めたということでした。 緑化センター!! そういった話を聞きながら、バスが緑化センターに到着!! 緑化センターに着いたらまずはお昼ご飯!笑 初のモンゴル料理はこんな感じ!!! 魚は近くの湖でとれた魚!!でかいっっ笑 そして、準備をしたらついに沙漠へ!! またバスで30分くらいでこぼこ道を進んで行きました。 植林スタート!!! 用意されているポプラの苗木の数・・・なんと500本!! どーーん!!!山積み(笑) 記念すべき、第一本!!これがやりたかった~~!! 感謝の思いを込めて、1本1本植えさせていただきました! バヤンノールの土は、さらさらすぎず、かたすぎず、2日前に雨が降ったこともあり、いい感じに湿り気があって本当に掘りやすかったです!!歓迎の雨のおかげかも!! どんどん苗木を植えていきました。リピーターの方の植える速さはすごいし、初参加の方もコツを教わりながらどんどん植えていってました。 合言葉は、「そうだ!木を植えよう!!」 ここバヤンノールでは、点滴用のチューブが張り巡らされていて、植えた木の列から外れると水が行き届かずに、腐っちゃいます。 だから、縦横列まっすぐに植えるのが超重要!!! そして慣れないうちは難しい・・・少しでもずれていると掘りなおし植えなおしすることになってしまいますっっ! みんなでやるとすごく楽しくて、いつの間にか植えた苗木が200本超えてました!! 再び緑化センター!! 夕方くらいになると引き上げて再び緑化センターへ。 ここで2日間寝泊まりしました! 緑化センターのまわりにあるのは、湖と乾いた大地と植林のポプラ!! 夕日がめっちゃ綺麗!! らくだは政府から送られてきたらしい! 夕飯を食べたあとは、みんなで集まって高橋さんのお話を聞きました。 30年近く前、どういう経緯で植林をすることになったかというお話でした。 その後、外に出てみると、満点の星空!!! 参加者で星に詳しい方がいたので、解説付き天然のプラネタリウムを見れました。 流れ星も!!! 4年前に植えた木を発見!! 3日目、気持ちいい太陽を浴びて朝ごはんを食べて、2日目と同じ植林地へバスで向かいました。 バスの途中で、2014年に植えた植林を発見!!ここの道路は1年ほどで風と土にやられてしまいます。道路を守る防風林!! めちゃくちゃ大きく育っていました。リピーターの方も自分が植えたポプラの木を見つけるとすっっごい嬉しそうでした!!! この日も残りの200本近くを植えて、山のようにあった苗木もいつの間にか減っていき、ついに500本植えられました!!! そして、最後に毎回スタッフとして来ている三線アーティストのまーちゃんうーぽーさんの歌を聞いたり、一緒に歌ったりしました。 この日は、「宝物」「夢咲き誇れ」「いのりの歌」の3曲でした。 周りはな~んにもない大地に響くまーちゃんの歌声、その歌詞がめちゃくちゃ心に響きました。 植えた木々たちが、強く大地に根を張って、大きく大きく育ちますように・・・!! そんないのりを込めた歌でした。 まだ植林をして2日目でしたが、風、土、太陽、苗木の幹に触れた感触、星空、その大地に生きる動物、生物をこんなにも感じられることがただただ心地よくて、本当に地球には宝物であふれているんだなあと、まーちゃんの歌を聴きながら思いました。 モンゴル流、歓迎の儀式!! 緑化センター2日目の夜はキャンプファイヤー!! 現地ガイドのバヤンさんに、モンゴル流、歓迎の儀式をしてもらいました。 歓迎の儀式は、モンゴルの人たちは家族や親戚が来たり、ゲストが来たり、毎回やっているそうです。 モンゴルのお酒「白酒」(パイチュウ)を薬指につけて、天に向けて弾き、地に向けて弾き、そして額にあてて先祖を想い、白酒を一気に飲み干して次の人も順番に同じことをやっていくような儀式です。 日本でも神聖な儀式ではお酒を飲んだりするからちょっと近いのかな?とも思いました。 そして、キャンプファイヤーではシシケバブを焼いてくれたんですが、これがめちゃめちゃ美味しくて!! 日本では、私は羊肉を食べるのが苦手なんですが、夕食でも出ましたがここで食べる羊肉は臭みが全然なく、本当に美味しかったです!現地の方がたくさん焼いてくれました♪ 植林ツアー前半を終えて・・・ ほとんどが初めましての人たちだったことと、異文化の環境だったり、沙漠開発のことだったり、目に見えるもの、聴くもの、とにかく入ってくる情報量が多すぎて、ずっと緊張していました。多分緊張がとけ始めたのは、ツアー4日目・5日目とか終盤になってから・・(笑) 特に植林中は、とにかく「木を植える」ことに必死で、1日沙漠にいても時間が一瞬ですぎていきました。多分必死すぎて一番口数少なかったと思います・・・。 でも、そんな中、他の参加者の方々が声をかけてくれたり、冗談を言って和ませてくれたり、素敵な方たちばかりでした。そして、楽しむことにかけては最高のスキルを持った人が多かったのではないかと思いました!!やっぱ何事も「楽しんで」やるのは重要! 多分、木にもそういうのって伝わるんじゃないかと思います!^^ 緊張しつつ、楽しみつつ、前半が終わりました! 以上、【バヤンノール編】をお読みくださりありがとうございました! バヤンノールでの2日間は終わり、植林ツアー4日目からはバヤンムレンでの植林です! ここから先と全体の感想は、【バヤンムレン編】でお伝えしますので、お楽しみに!!
こんにちは! クラウドファンディング が終了してから1ヶ月弱、植林ツアーの手続きやら準備やらであっという間に経ち、ついに明日、中国・内モンゴルへと行ってまいります! 今の心境は、ドキドキ50%、わくわく50%、ちょうど半々くらいです(笑) 今回、「環境問題に自分なりに向き合いたい」と決めてからすでにこの1ヶ月、環境問題について本を読んだり、どんな活動が日本や海外で行われているのかを調べてみたり、少しずつ視野が広がってきています。 明日からは、実際にこの目で「沙漠化」を見て、緑化活動をしてきます! まっさらな沙漠をみて危機感を感じるのか、ただただ地球の景色に見とれてしまうのか、 主催団体(ワンフェス)により9年間緑化活動がされている場所を見て、緑化活動の可能性に感動を覚えるのか・・・ 植林ツアーに行きどんな事を感じるのか、今からわくわくしています。 また10年近く植林活動をしていて、詳しい人のお話も聞けるとのことで、すごく楽しみです。 昨年この植林ツアーの話を最初に聞いたとき、「沙漠に木を植えたい!!」シンプルにその気持ちがありました。 明日から1週間、内モンゴルのウランブハ沙漠にて、実際に自分の手で沙漠に苗木を植えられるのが、すごく嬉しいです! それは、支援・応援していただいた方がいてこそ、植林ツアーに行くことができるので、今回機会を与えてくださり、本当に感謝しています!!ありがとうございます! 私一人の植林ではなく、支えてくださったみなさんとの植林だと思っているので、しっかりと心を込めて木を植えてきます! 帰国後の報告をぜひ、楽しみにしていてください! それでは、いってきます!