7月25日に子ども達が岩見沢入りして、彼らが過ごした4週間の共同生活と半解体・修繕作業を振り返り、それぞれの活躍ぶりと成長の跡を感慨深い気持ちで振り返っています。明日から二学期が始まり、子ども達と返礼品の準備に入ります。手ぬぐいやTシャツのデザイン画も仕上がり、9月後半から印刷作業を始めます。また、北海道らしい自然あふれる木製スライスのメッセージボードに色付けをして、次回の訪問で飾る予定です。宝水ワイナリーワインの美味しいワインも10月に入りましてお手元にお届けしてまいります。今回のリノベ・プロジェクトでまず最初に手掛けたのが庭の散水栓でした。子ども達が物件に到着した翌朝の様子です。この散水栓のお陰で、まず簡易水洗トイレが使えるようになりました。散水栓が立ち、子ども達に課せられたプロジェクトがホースを繋げる、でした。知恵を出し合い、30分ほど試行錯誤を重ね、自由自在に水を流せるようになっていました。動画:試運転。成功の瞬間!数日後、自分達で制作したウッドデッキの上に洗濯機を乗せて、手洗いや食器洗いのレベルが上がりました。汚れた衣類も自分達で洗濯して、この通り。真夏日続きで、行水もできました。水遊びもたくさん楽しみました。基礎作りでコンクリートの材料に水は欠かせません。簡易水洗トイレなので、定期的な汲み取りも必要です。子ども達にとっては初めて目にする光景だったようです。滞在中、近所の方からスキー板を譲っていただきました。建物を購入した際に、古い型ではありますが大変綺麗な灯油ストーブを残していただいています。煙突も新品で、まだまだ活躍できそうです。倉庫横には灯油がタンクがあって、こちらも状態は良さそうです。今年の冬は無理ですが、次回のプロジェクトで庭の灯油タンクとストーブの点検も行い、冬でも暖を取れるかを確認したいところです。1月初めの家の前の風景です。雪かきをしないと玄関先までたどり着けません。ご近所の方々も地元の方々も「岩見沢は雪が大変でね~」と言われますが、「是非雪のある時にも遊びにいらして」とも話されます。この一面の銀世界を、来年の冬は子ども達と経験したいな、としみじみ思いました。
こちらのプロジェクトを通してのご支援は、明日10日23:59まで受け付けています。時には施工業者さんを手伝い、力を合わせて古い畳を運び出し、汚れた流し台の棚を補修したり、不要の食器棚を取り外したり、資材も自分達でホームセンターまで買い出しに行きました。毎日3度、15人分の食事作りは大変でした。休みの日にはイベントで大はしゃぎ。ちゃぶ台にお菓子を広げて気分転換もしつつ、後半戦では、天井や壁が取り払われるなど、半解体作業が進んでいきました。並行して2段ベッドや下駄箱を作ったり、外ではひたすら基礎の穴を掘りました。努力の甲斐あって、デッキの骨組が立ちました。肝心の室内ですが、2階はスケルトン状態にまで進めることができました。動画:すっかり骨だけになった2階壁をぶち抜いた分、屋根を支えるための強度が落ちるので、子ども達で木材をカット、ドリルで打ち付て補強しています。第2弾となる次回のプロジェクトでは、美しく仕上げていく工程へと進んでいきます。最後まで応援・ご支援よろしくお願い申し上げます。
保護者のヒロさんが壁に掛けてくれたカレンダーの日付が 2024年6月 にリセットされる頃に第2回目リノベ合宿を開催予定です。今年の夏の暑さを反省して、次はまだ肌寒さが残る6月か秋の訪れが感じられる9月を考えています。始めは冷蔵庫すらなく、調理道具も限られ、たいへん使い勝手の悪いキッチンでしたが、壁には美しい絵が掛かり、素敵なワゴンもお迎えし、次回は多少調理が楽しく感じられるのではないでしょうか。次回のリノベでは是非このキッチンに水道を引き入れ、庭のウッドデッキでの食器洗いから解放されるといいな、と思います。4週間のリノベ合宿を終えて、参加した子ども達に何が不便だったかを尋ねると、どの子も口を揃えて「お湯が出るシャワー!!!」と言っていました。ですので、次の目標は、ボイラーを買い替えてお風呂のお湯が出るところまで到達できるよう、修繕作業に励みたいと思います。今回のクラウドファンディングの資金は汲み取り式トイレから簡易水洗トイレへの工事費(30万)と庭の散水栓工事(10万)、支援くださった方々への返礼金、そしてCAMPFIRE手数料に使わせていただきます。目標金額を達成しまして、超えた支援金は子ども達の切なる願いである、お湯の出るシャワーと台所の水栓引き込み工事費に充ててまいります。残り日数が一週間を切りました。子ども達の次なる挑戦に、引き続き温かいご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
リノベ・プロジェクト後半の楽しいバーベキューの様子をご紹介します。半解体と修繕のため子ども達が滞在した物件から歩いて1分の所にお住いのご夫妻が、なんと子どもたち全員をBBQにご招待くださいました。素敵だったのが、材料を串に刺す作業や、ピザを仕込んでご主人お手製のピザ窯に投入する作業を子ども達に任せていただけたこと。実は、数人の子ども達がピザ窯を作りたい、とかなり早い時期から耐火煉瓦を購入し、こんな形にしたい、とレンガを積み上げたところまで進んでいたものの、家の解体作業に追われ、異常な暑さに苛まれ、ピザ窯プロジェクトは暗礁に乗り上げたまま。それでも、にわかバーベキュースペースとして、トマトを煮込んで夕飯にしたり、おにぎりやマシュマロを焼いたりと、色々と貢献してくれました。ご夫妻のおもてなしは、近い将来自分達の窯で焼いたピザに舌鼓を打ち、庭スペースのBBQに胃袋を満たす日に期待を馳せる素敵な思い出になりました。
おかげ様で昨日目標金額の500,000円を達成することができました。残り9日での達成となり、ひとまずホッとしております。私どもの想いに共感し、ご支援・応援をくださった皆さま、ありがとうございました。支えてくださった全ての方々に感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。子ども達は福岡に戻っていきましたが、修繕プロジェクトはまだまだ続きます。来年の初夏や初秋を活用して再び岩見沢の地に戻ってきたいと思います。半解体作業で室内の色々な場所を壊していく傍ら、新たに作る作業も並行して行ってきました。今回同行いただいた保護者のヒロさん。色々な資格を持つベテランDIYマスターとして、その名の通り HERO(ヒーロー)のような活躍ぶり。 防腐剤を塗り、採寸、カット勝手口のウッドデッキと庭の倉庫前の作業場作りでは、自分達の生活空間を改善していく醍醐味を味わう機会を子ども達に与えていただき、大きく貢献くださいました。この場を借りてお礼を申し上げます。掘って、掘って、また掘ってスタッフから「作業場を兼ねた屋根付きデッキが欲しい」のリクエストを受けて、設計から資材調達、そして木材の加工、土堀り、セメントの作り方~流し方~均し方を子ども達に教えながら施工を進めてくださいました。砂とセメントを混ぜるのも上手になりました 屋根付き作業場は基礎の穴だけでも10か所、穴を掘っては同じ工程を何度も繰り返して土台作りを進めていきます。僕もやりたい!!基礎部分が歪むとデッキの仕上がりに影響するので、水糸を張って、水平器を使って、ずれが出ないよう気を配りながら作業していました。 束石の上に束柱を置いて土台を完成していきます初めのうちは興味や好奇心が先行しますが、終わりの見えない基礎・土台作りは人生そのもの。どんな場面でも音を上げないティーンの姿は恰好いいですね。貴重な体験をさせてもらっていました。柱が立ち始めました!岩見沢はお盆過ぎから暑さが増し、熱中症アラートも発表される中、作業ができるのは早朝か夕方のみ。最後の週は雨が続くなど、終始天気に苦しめられました。この辺りで子ども達が北海道を引き上げていきます。床の骨組みが進み、支柱が立ちましたたった一人になっても、重い木材を一本ずつ運んでは土台に固定し、高さが出てきました。なんとなく、とんがり屋根の形が見えてきそうです。なんと最後は階段がお目見え!!地面からデッキに上る姿が想像できます今期の作業はここで一旦打ち止め。作業場の床部分は来年子ども達が引き継ぎます。将来は屋根も付き、強い日差しから守られながら木材の加工などの作業が可能になる予定です。クラファン開始から1ヶ月。目標金額は達成しましたが、お湯の出る宿泊環境を整えるべく、資金はまだまだ必要です。いただいたご支援は必ず修繕・改善のために使わせていただきます。引き続き多くの方に私どもの取り組みを知っていただき、ご支援賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。