道内は8月27日頃まで、なんと39日連続で真夏日を記録しました。生徒達が滞在した4週間がこの期間にすっぽり入っていたことになります。正直、こんなに「暑い!」はずではありませんでした。日中でも25〜30度の夏日、夜間はぐっと気温が下がり暖を求めて寝袋に潜り込むはずが、予想は大きく外れ、熱中症に気をつけながら過ごす毎日。来年はぜひ涼しい夏を期待しつつ、ご近所の方々にお礼を言って岩見沢を後にしました。大変お世話になりましたまた来年も来ます!さて、子ども達が臨んだリノベプロジェクト。2階の半解体作業はほぼ終りました。2か所の押し入れも完全撤去され、隠れ家的な納戸スペースも石膏ボード1枚で仕切られているのみ。天井が取り外され、屋根裏が見える現状は開放感いっぱいになっています。来年度の課題として、押し入れだった場所の床の補強と屋根裏の断熱を行い、ロフトなど作れたらな、と思っています。贅沢言って、風通しと明りの確保に二重窓も欲しいところです。こんなロフトが欲しいなぁ子ども達はいなくなりましたが、保護者の方が一人残って引き続き作業にあたってくれています。大変器用な方で、子ども達のためにちょこちょこと作品を作ってくださっています。2320年まで使える木のカレンダー。廃材利用がお見事!スタッフの体重に耐えきれず(!?)陥落した床下収納の蓋(赤矢印)もこの通り、綺麗に修繕くださり、キッチン用でしょうか、現在新たな作品を手掛けておられる様子。今から次の訪問が待ち遠しいです。暑さを凌ぎながら屋外プロジェクトも進めてくださっています。次回はこの屋外プロジェクトをご紹介したいと思います。クラウドファンディング終了まで残すところあと12日。引き続きご支援、応援よろしくお願いいたします。
15人超えの共同生活となると、困るのが靴の量。予想はしていましたが、玄関先は靴のカーペット。その上を踏みながら自分の靴にたどり着き、見つけた隙間に靴を脱ぐ、の無限ループ。このループから抜け出すべく、滞在2週目に入った辺りで簀の子と板を組み合わせた下駄箱ラックを作ってくれました。表玄関にひとつ、勝手口にひとつ設置され、ずいぶんとスッキリしました。
少し前になりますが、福岡に戻る日が迫る中、子ども達だけでグリーンランドに繰り出しました。暑さ続きで持病が悪化し歩行制限がかかった子のために、園の車椅子を借りて補助したり、乗り物酔いで気分が悪くなった友達を気遣い、日陰を確保して午後のミーティングを開くなど、子ども達なりに色々工夫し、助け合っていたようです。観覧車から見える景色はさぞ圧巻だったことでしょう。岩見沢はまだしばらく暑さが続きそうです。
今回のクラファン返礼品のTシャツや手ぬぐいのイラストデザインを手がけている生徒が有孔ボードに絵を描いてくれました。「美瑛の青い池」をイメージに、素敵な作品に仕上がりました。壁の装飾・収納に活躍してくれそうです。台所の壁に取り付けて、専用の棚やフックに調味料やツールが並びました。絵を覆ってしまうのがもったいない!
暑い!!正直、北海道の夏はもう少し過ごしやすいと思っていました。近所の方に話を伺うに、今年の夏の暑さは異常なのだそうです。猛暑の中の作業は困難を極めます。昼間の暑さは特に酷いので、作業は朝と夕方に進めることにして、昼間はたいてい水遊びやお昼寝をして過ごしています。早く北海道らしい涼しい夏も体験してみたいものです。