わたし達の取組に興味を持っていただきありがとう業ございます。今回のリターンのメインである『すべて重力のせいだ』『構造なり力なり』DVDですが、『すべて重力のせいだ』と『構造なり力なり』2パターン収録の2枚組の予定でご案内しておりましたが、映像クオリティを優先し『構造なり力なり』を【小池・久保田バージョン】と【小川・芦塚バージョン】を独立して1枚に収録し、3枚組となる事が決定しました!ご案内していたものよりも、さらに豪華なリターンとなりますがご支援額に変更はございません。この機会にお知り合いにも是非ご紹介お願いいたします!
わたし達のクラウドファンディングの挑戦に届いた応援メッセージを紹介しています。『すべて重力のせいだ』『構造なり力なり』と同時に上演した たてび×えんびリーディングシアター『エレジー 父の夢は舞う』(作:清水邦夫、演出:加藤真史)で情熱と儚さを併せ持つ女性「塩子」を演じた鄭亜美さんです。『エレジー 父の夢は舞う』より 鄭亜美さん(左)萩原朔美さん(右) 写真:宮本雅通暁 …法事って、喪服着なきゃダメかな深雪 暑いし、いいよ、そこまで由夏子 私、こんな服で大丈夫でしょうか?深雪 ああ、全然、気にしないで典子 襟がついたシャツ着てれば良いのよ深雪 え、そうなの?典子 昔はみんな開襟シャツだったし深雪 開襟シャツ?暁 オープンカラーのこと深雪 あ、そう。そうなんだって由夏子 はい典子 そういえば、剛志さん、アロハシャツ着てたね深雪 あ、そうだね暁 普段はTシャツに革ジャンだけどね深雪 夏に革ジャン着ないでしょ典子 着てた時もあったのよ暁 え、マジ?典子 マジマジ深雪 もう、さっそくハワイ気分なんじゃないの?典子 まさか由夏子 あの…典子 はい?深雪 え?由夏子 正装だったんじゃないですかね?深雪 ん?由夏子 正装。アロハシャツ、ハワイでは正装です。・・・・・(『縁側アロハ』作:加藤真史より)『縁側アロハ』より 深雪(演:栗原一美)剛志(演:星野孝雄)写真:中島沙織「アロハシャツは正装です」「『縁側アロハ』を観てこのセリフに救われ、辛いことがあるたび、それでも生きていこうと何度でも何度でも救われるセリフです。このようなセリフを書かれる加藤真史さんの作品が、私は大好きです。みてください。」『縁側アロハ』より 暁(演:新井聖二)由夏子(演:成澤陽子)写真:中島沙織鄭亜美(俳優)俳優、青年団/ハイバイ所属、青年団・遊園地再生事業団・城山羊の会などの作品に出演、舞台『銀河鉄道の夜』『東京ノート・インターナショナルバージョン』(作・演出:平田オリザ)東京演劇道場「わが町」(演出:柴幸男)、映画「踊る大捜査線3」「踊る大捜査線4」(監督:本広克行)「よこがお」(監督:深田晃司)など、「夜明けの夫婦」(監督:山内ケンジ)で映画初主演。写真左より、大竹直、加藤真史、栗原一美、孫大輔、鄭亜美わたしが邑楽町民劇団の立ち上げに参加していた頃、平田オリザさんと孫大輔さんの対談をコーディネイトする企画があった。お二人と控室で打ち合わせをしていると大竹直さんと一緒に挨拶に来てくださった。『踊る大捜査線』シリーズは観ていたので、湾岸署の署員だった鄭亜美さんのことはもちろん知っていた。それが最初のご縁となった。いつかご一緒させていただきたいと思っていたが、萩原朔美さんと『エレジー』をやることになって真っ先に思い浮かんだのが塩子役に鄭亜美さんだった。メッセージありがとうございます!私も鄭亜美さんの「先生」と「鳥捕り」(ともに『銀河鉄道の夜』作・演出 平田オリザ)大好きです!【加藤真史】鄭亜美さんは、現在開催中の常磐線舞台芸術祭で『窓の外の結婚式』(作・演出 堀川炎)に出演されます。また神奈川芸術劇場での『外地の三人姉妹』(原作:アントン・チェーホフ『三人姉妹』、翻案・脚本:ソン・ギウン、演出:多田淳之介)への出演も決定しています。鄭亜美さん演じる塩子は『エレジー 父の夢は舞う』が含まれるリターンでご覧いただけます。皆様からのご支援とフォローをお願いいたします。
わたし達のクラウドファンディングの挑戦に届いた応援メッセージを紹介しています。忌野清志郎、仲井戸麗市、上田正樹、梅津和時ら、日本のジャズ/ロックシーンのボトムラインをぶっとい音で支えてきた名ベーシスト・早川岳晴さんです。早川岳晴(ベース奏者)「久し振りの演劇空間だった。思えば高校の頃は状況劇場、早稲田小劇場などに足繁く通い、自分でも学園祭で鈴木いずみ氏の戯曲を演出・出演した。その後つかこうへい氏の作品で何度かステージ上で演奏するという機会もあったが次第に演奏活動が忙しくなり数年に一度ほどの観劇度合いになってしまった。そして今回の『すべて重力のせいだ』は十数年ぶりの芝居。15,6 歳から五十数年経ってあの頃の<演劇空間中毒>が甦る。ゾクゾクした。刺激的で色んなイメージが浮かんだ。それを再び映像で観ることが出来る。演劇はその場でナマで体験するものとする方も多いだろうが音楽では実際のライブより圧倒的にメディアで視聴する人間の方が多い。だから演劇を映像作品で観ると言うことには僕には全く違和感は無い。ナマで気づかなかった発見がいくつ出てくるか楽しみだ。そして未体験の『構造なり力なり』も。ところでヨーロッパではバンドメンバーの住まいが数百キロ離れているとか国が違うなんてことも珍しくない。一極集中に陥りがちな日本の中で群馬を拠点に活動しているのは素晴らしいと思う。」早川岳晴さん(右)と加藤真史(館林美術館にて)早川岳晴:ベース奏者1971年高校在学中からライブ活動を始め、板橋文夫、高瀬アキ等のバンドを経て78年からは生活向上委員会、上田正樹Push&Pull、D.U.B.、忌野清志郎、SION等でジャズ、ロックを問わず活動。現在は自己のバンドHAYAKAWA、麗蘭、Chabo Band、梅津和時KIKI Band、COIL、山田晃士&流浪の朝謡、翠川敬基デュオ、ベースソロなどジャンルを越えて活躍。また83年以降は海外ツアーも数多く 行っている。14歳の夏、LIVE AIDでDANGER(忌野清志郎+どくとる梅津バンド)の演奏する「はたらく人々」を観て以来、早川さんはずっと憧れのベーシスト。D.U.B.、麗蘭、Chabo Band、≪GLAD ALL OVER≫、緑化計画、KIKI BAND…大好きな音楽のボトムラインにはいつも早川さんのベースが鳴っていた。さらにロードバイク乗りの先輩でもあって、厚かましくも絡ませていただいていた。演劇/微熱少年の活動をスタートするにあたり、案内を出させてもらうと、ご自身もつかこうへいさんの作品への出演経験があると話してくださった。コロナ禍でなかなかタイミングがなかったのだが、以降気にかけていただき、こうして足を運んで頂けた。自分自身が早川さんと仲間たちの音楽から影響を受けた創作をしていることを自覚しているだけに、こうして応援していただけるのがとても励みになっています。ありがとうございます!【加藤真史】
わたし達のクラウドファンディングの挑戦に届いた応援メッセージを紹介しています。気がつけば加藤真史とは30年の付き合い。パリと東京の二拠点で活躍する、大切な盟友のひとりRémiさんです。Remi(主婦ときどき俳優そしてシンガー)Rémi「演劇/ 微熱少年の魅力を一言で伝えるとしたら、"MADE IN 群馬の前衛芸術カンパニー"といえるかも知れません。今回音楽スタッフとして、作品に関わらせていただき、会場となる館林美術館に何度か足を運びましたが、芸術が地元の方々の生活に溶け混んでいる様子に、心が熱くなりました。都心に住んでいると、目まぐるしく通り過ぎる毎日に、立ち止まる余裕もなかなか生まれませんが、館林美術館に1歩足を踏み入れると、各々が主人公の物語が、ゆったりと流れる時間の中でスタートする、そんな場面を目にすることができました。館林美術館の敷地内にあるベンチに腰掛けて、人々の姿を見ていると、素晴らしい環境下で豊かな時間を過ごして、生きている、深呼吸する、笑う、お茶を飲む、作品を鑑賞する、散歩する、談笑する、立ち止まる…無限ループで時は続いていくような気さえしました。こんな素晴らしい美術館のアトリエが劇場となり、敷居の高い劇場の概念を払拭する、気軽に立ち寄える場所としての親しみやすさがあり、カンパニーの魅力を代弁していました。『すべて重力のせいだ』と『構造なり力なり』、この2作品を同日観劇しましたが、長回しの台詞に聞き惚れ、会話劇にスゥーといつの間にか引き込まれてしまい、『構造なり力なり』は配役を変えての公演もあったため、別日にまた伺いました!同じ演目でも演じる役者によって、また異なるドラマが繰り広げられますので、同じ作品をより味わうことができるのも魅力です。映像では、岡安賢一さんのカメラワークも見どころの1つになっています!!そして主宰の加藤氏の手がける音楽も素晴らしいです。演劇/微熱少年のこれまでの作品全ての音響を加藤氏が手がけており、『構造なり力なり』のテーマソングであるOnly Love Can Break Your Heartの加藤氏のギターソロは、皆さまに是非聴いていただきたい!!演出のみならず、音楽や宣伝美術も手がける鬼才・加藤真史&映像作家の岡安賢一さんの最強タッグで2作品が映像化されることが大変楽しみです。是非皆さまも作品にふれてみてください。心動かされる何かがきっとあります!皆さまのお力添えをよろしくお願いいたします!!加藤氏とは26年ぶりの共演。懐かしいフライヤー出てきました!映画監督の長谷川朋史さんも~」加藤のギターに残るプリクラRémi 2021年より松井周の標本室に参加。近年は映像での表現にシフトし、短編映画を制作。Rémiちゃんは不思議な人だった。初めて会ったときから俺とは別のカラフルな世界の住人だったのに、なぜだか【噛み合わない波長がシンクロする】人だった。その異世界観は私にとってニライナカイやユートピアの指針であり続け、今公演での音楽で【囁いているのに芯がある歌声】の必要から四半世紀ぶりに地球を半周して群馬まで来てもらい一緒に歌ってもらった。彼女にとっては、東京も群馬も、どっちも『日本』なんだよね。ありがとう!【加藤真史】
『構造なり力なり』では編集者・大庭津奈子をまさに怪演し、『すべて重力のせいだ』の記録スチルでは写真撮影でも活躍した小池舞さんが記録した公演のオフショットを使ってスライドショーを作成し公開しました。小池舞35mmフィルムに収められた風合いとともに稽古やバックステージの様子、上演会場周辺の風景などをコンパクトにお楽しみください。Photo by 小池舞