クラウドファンディングのプロジェクトページを公開してから1週間が過ぎました。支援してくださった皆様へ、改めまして、本当にありがとうございます。
支援者の方々の年齢層をみてみると20代から70代まで幅広く、性別をみてみると今のところ男性が女性を上回り6割を超えています。プロジェクト開始前に、ジンは男性のイメージが強いからレディースジンと打ち出すと男性の共感を得られにくいかもしれないという意見もあったのですが、男性支援者が過半数というのは予想外の展開で少し嬉しいです。
これまでのジンをみてみると、確かに重みのある男性イメージのボトルデザインが多いと感じていました。そして聞くところによると様々なチャネルでの実績からみてもジンは男性購入者が圧倒的に多いそうです。
それをわかりつつあえてレディースジンと打ち出すことにしたのにはこんな背景があります。
実は、レディースジンという名を発案してくれたのも、ページ本文に登場してくれている名張市前副市長の森上さんでした。
3月にテスト品ができた時にわかったことなんですが、ジュニパーベリー同族種のネズミサシの実は、海外産ジュニパーベリーに比べると少し香りが弱いんですね。なので逆に言えば他のボタニカルの柚子などが際立ちます。ならば、柚子感が強いジンは炭酸割りやジントニック向けかもと。さらにライムなど他の柑橘を添える必要が無く一石二鳥かもしれないと。
実際に女性にテスト品を飲んでもらうと炭酸割り、トニック割りが美味しかったという意見でした。お酒好きの男性にもロックで試してもらったら、口当たりがまろやかで美味しかったよという意見でした。
それを森上さんに話したところ「ジンといえばジントニック、ストレートジンは男性のイメージがあるから、炭酸割り、ジントニック寄りならレディースジンとするのはどうか」となったのです。
しかも農産加工所メンバーは全員女性、デザイナーもパッケージ印刷担当も女性。女性たちが精魂込めて企画に参画しています。
志を強くもつ女性たちがアルコール度数の強い男性イメージのジン作りにあえて挑戦していることを「レディースジン」がしなやかに表現してくれているようにも思えたのです。
こうして生まれた「レディースジン」。
ぜひ、お手元に届く日まで楽しみにしていてください。