クラウドファンディング「潰されてしまったケニアに住むLGBTQIA難民が営むレストランを再開させたい!」にご支援くださった皆さまへ。
植田です。まず、活動報告がしばらく滞ってしまったことをお詫び申し上げます。
突然ですが、現在CAMPFIREで2回目のクラウドファンディングに挑戦しています。
期間は6月末まで、目標金額は370万円です。準備や周知が十分とは言えず、進捗は決して順調とはいえませんが、まずはぜひ一度ご覧いただければ幸いです。
▶ ケニアのLGBT難民と雑貨ブランド「Akatale」を立ち上げたい!
ナイロビ郊外のLGBT難民シェルターには、2024年6月現在で55人が身を寄せています。サポートを始めた当初は、仕事もなく閉塞感の中で過ごす方が多かったのですが、現在では就職したり、小さなお店を開いたりと、経済的自立に向かう人が増えています。これはひとえに、皆さまからのご支援のおかげです。改めて心より感謝申し上げます。
しかしながら、シェルターの運営は厳しい状況が続いています。皆さまのご支援で再開したレストランは、ケニア政府の増税政策に反対するデモの混乱の中で略奪被害を受け、いまだ営業再開のめどが立っていません。シェルターを運営するNGO本部の家賃もたびたび遅れ、先月は数日間閉鎖され、中には野宿を余儀なくされた方もいました。
こうした現状から、皆さまからのカンパのみに頼ることに限界を感じ、シェルターのスタッフと話し合い、雑貨ブランド「AKATALE(アカタレ)」を立ち上げることにしました。ウガンダの言葉で「市場」という意味です。
コンゴ民主共和国出身のママギフトは、かつて現地で洋裁店を営んでいました。戦乱で国を追われケニアに避難しましたが、これまで洋裁の腕を生かす機会はほとんどありませんでした。現在は小さな工房で、アフリカの伝統布「キテンゲ」を使ったスカートやバッグ、巾着などの制作を始めています。ウガンダ出身のレズビアン難民ドラ(編み物)、エスター(アクセサリー)も仲間に加わっています。
私は日本での販売を担当しています。雇用関係ではなく、制作と販売という役割を分担し、収益の極大化ではなく“つながり”を重視する「連帯型経済」の実践がAKATALEの目指すところです。
ただし、3人の製作だけでは充分な収益を生むのは難しいため、現地の布問屋とのコネクションを持つドラに協力してもらい、アフリカの工芸品も買い付けて販売しています。あわせて私は日本国内の差別や社会問題に抗うメッセージTシャツも制作・販売しています。
▶AKATALE ネットストア
収益は、シェルターの運営費、難民の医療費、事業立ち上げに伴う負債返済に充てています。今後は、日本に住む難民、難民申請者、仮放免者とその家族への生活支援にも活用したいと考えています。
ケニアの難民が作った製品が、遠く離れた日本の難民の支えになる。
それは、支える側と支えられる側の固定的な関係を超える、新たな連帯のかたちです。彼らもこのプロジェクトに胸を躍らせています。いずれは、その逆の流れも生まれるかもしれません。
さらに、バングラデシュでは、迫害を受け首都ダッカから地方に移住を余儀なくされたヒジュラ(第三の性)の方々からも、同様のモデルを活用した支援の相談を受けています。
ですが、私個人の貯金でまかなうには限界があります。負債はすでに700万円を超えました。
そこでこのたび、正式に「株式会社FHI(仮称)」を設立することにしました。ケニアのNGOと同名です。商品や材料の買い付け、完成品の輸送(郵送よりも直接運んだ方が安全かつ安価です)にかかる交通費を含め、継続的な支援体制を構築するため、今回あらためてクラウドファンディングに挑戦しています。
6月3日現在、ご支援は115,000円。目標額370万円には程遠い状況です。
この活動報告を通じ、再度のご支援を心よりお願い申し上げます。
▶ CAMPFIRE|ケニアのLGBT難民と雑貨ブランド「Akatale」を立ち上げたい!
また、6月8日(土)・9日(日)に開催される東京プライドでは、TGJPさんのブースの一角で出店いたします。5月にケニアから持ち帰った新作や、日本で制作したTシャツ・グッズも多数揃えてお待ちしております。
場所は代々木公園、原宿駅から公園に入り渋谷方面へ進んだ売店近くの「ブルー1番」ブースです。ぜひお立ち寄りください。
▶ ブース地図
また、X(旧Twitter)のアカウントも立ち上げました。こちらで頻繁に活動報告を行っていますので合わせてご覧ください。
▶AKATALE
差別に抗う。着て抗う。 ケニアLGBT難民×日本の難民・移民と共に意思表示するブランド。 #WearToResist
この後も、9月14日のさっぽろレインボープライドを皮切りに、金沢・大阪・仙台などのプライドイベントや、東京で開催予定の難民・移民フェスへの出店を予定しています。
改めて、皆さまのご支援を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社FHI(仮称)代表
植田祐介






