今回は、ネパール・モラン郡のサラウォティ小学校で11年間教員として勤めている、ラクシュミー クマリ アディカリ先生にお話を聞きました。
「防災・気候変動教育は、生徒の考えや生きる力を形成する上でとても重要であり、保護者や広く地域にもポジティブな影響を与えます。子どもたちが環境とその課題について学び、気候変動や災害の影響を理解し、柔軟に対応するための手段を身に着けることで、子どもたちは単なる学習者ではなく、コミュニティが変わるきっかけになります。子どもたちが、防災・気候変動について学び、彼ら自身が重要な情報を家族・近所に共有することで、地域全体が情報を得られるようになります。また、防災教育では、生活に不可欠なスキルとしてリスクアセスメント、緊急事態への備え、災害(危機)発生時の効果的なコミュニケーションなどを身につけることもできます。これらのスキルは、子どもたちが成長したときに重要なものとなります。気候変動教育は、地球環境に感謝し、大切にする考えをはぐくみ、持続可能な活動の推進と責任ある資源利用を促進します。彼らは地域社会にポジティブな変化を生み、より持続可能で、強靭な未来に貢献する人になると思います。」
私たちは、こういった防災・気候変動教育を通して未来の地球市民を育てる活動に取り組んでいきます。子どもたちが気候変動への理解を深め、行動を起こし、地球を守るために積極的な役割を果たす後押しをしませんか?
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