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久能山東照宮『刀剣伝承』~ソハヤノツルキなど歴代将軍の名刀に命の御衣を皆の手で~

重要文化財 刀剣「ソハヤノツルキ」を含む歴代将軍刀剣の伝承の危機。400年以上経過し朽ち果ててしまう国宝 刀剣「真恒」拵の修復、約160年経過した「将軍刀剣14振り」の白鞘新調が急務です。全国の皆様のご支援をお願いいたします。本プロジェクトは「刀剣乱舞ONLINE」のご賛同をいただいております。

現在の支援総額

32,301,585

323%

目標金額は10,000,000円

支援者数

2,086

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/06に募集を開始し、 2,086人の支援により 32,301,585円の資金を集め、 2024/05/06に募集を終了しました

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現在の支援総額

32,301,585

323%達成

終了

目標金額10,000,000

支援者数2,086

このプロジェクトは、2024/03/06に募集を開始し、 2,086人の支援により 32,301,585円の資金を集め、 2024/05/06に募集を終了しました

重要文化財 刀剣「ソハヤノツルキ」を含む歴代将軍刀剣の伝承の危機。400年以上経過し朽ち果ててしまう国宝 刀剣「真恒」拵の修復、約160年経過した「将軍刀剣14振り」の白鞘新調が急務です。全国の皆様のご支援をお願いいたします。本プロジェクトは「刀剣乱舞ONLINE」のご賛同をいただいております。

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久能山東照宮「刀剣伝承」プロジェクトに多大なご支援をいただきまして厚く御礼申し上げます。募集締め切りまであと3日となりました。ご支援を頂きました皆様にお送りする返礼品につきましても、現在準備を進めております。本日はその一部をご紹介します。本プロジェクトは「刀剣乱舞ONLINE」に協力頂いており、描き下ろしイラストを使用したグッズを多数ご用意しております。アクリルスタンドやポストカードの様な小さめなものから、クリアファイルやタペストリーなどの大きめなものまで、皆様のお好きなものをコース別にお選び頂けます。また、刀剣伝承プロジェクトのロゴが入ったブランケットには、国宝 桐紋絲巻太刀拵の復元模造に使用される生地柄が使われており、本プロジェクトならではのアイテムになっています。残り僅かですが、皆様からの更なるご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。


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久能山東照宮「刀剣伝承」プロジェクトに多大なご支援をいただきまして厚く御礼申し上げます。本プロジェクトも残り僅かとなりました。既に多くのご支援を皆様より賜っておりますが、将軍刀剣14振の白鞘新調と国宝 太刀「真恒」拵の修復(修復のための技術検証としての復元模造制作)には、3,000万円以上の費用が必要です。またその他、ご支援金から返礼品の制作費や送料等についてもまかなう必要がございますので、最後までご支援をいただけますと幸いです。その上で、余剰金が出た場合につきましては、当宮所蔵の刀剣の修繕や維持・管理に使わせていただきます。ご支援頂きました皆様にお送りする返礼品についても、現在製作を進めております。その中から人気の返礼品について少しご紹介致します。本プロジェクト限定の御朱印帳です。表紙に刀剣男士「ソハヤノツルキ」と刀剣伝承プロジェクトロゴがデザインされたもので、こちらを当宮にご持参頂くと、限定の御朱印を授与致します。(帳面に直接お書きします)その他、当宮でご用意している数量限定の御朱印や、他の社寺でも最近では素敵な御朱印が数多くごさいます。こちらの御朱印帳をきっかけに、御朱印集めをされるのはいかがでしょうか?また、復元模造製作についての調査も進んでおります。先日、現時点での調査結果や検証について専門家の先生方にご報告し、更なる助言を頂く学術会議を開催致しました。職人方から現在までの進捗状況を説明し、これまでの調査で分かった事や新たな疑問点など、かなり細かな部分まで議論を致しました。最初の調査から2年程経過しているのですが、現在でも未だに構造や材料などに不明な点があり、それについて専門家の先生からは、これまでの目視中心の調査だけでなく、科学的な分析調査も必要ではないかというご意見を頂きました。ただ形や見た目を真似るだけでなく、同じ材料、同じ技法をもって作り上げるという事が、大変難しい事でもあるのですが、今回のプロジェクトの中で最も大切な点となります。より良いものを作る為、今後も調査は進めて参ります。


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久能山東照宮「刀剣伝承」プロジェクトに多大なご支援をいただきまして厚く御礼申し上げます。本日4月17日は、御祭神である徳川家康公の薨去された日にあたります。そこで当宮では、この日に最大の神事である御例祭が斎行されます。徳川宗家当主を司祭に迎え、特別に調えられた「三品立神饌(さんぼんだてしんせん)」の供進や、江戸時代に駿府代官所・町人より野菜・菓子が献納された故事に基づく「神供進献の儀」などが厳粛に執り行われます。そして今回の「刀剣伝承」プロジェクトにも、この日に縁のある刀剣がいます。重要文化財 太刀 無銘光世作(ソハヤノツルキ)です。家康公の愛刀であり、久能山東照宮では第一の重宝として今日に伝わっている太刀です。何故第一の重宝となっているのか、それは社伝や数々の文献に残されている逸話に由来します。家康公が亡くなる2日前(文献によっては前日)、つまり4月15日(16日)、家康公は側近の都築久太夫を召し出し、「三池の御刀」を授けて「子孫長久の守神」とする様遺言を遺されたといいます。社伝では大坂の陣後なお不穏な動向のある西国に切先を向けて立てておく様命じたとも伝わっています。その逸話にちなみ、当宮ではこの太刀を御神体同様の扱いとして、江戸時代には社殿奥の最も神聖な場所に安置していました。ただ、納めたままでは刀剣は錆などの傷みが出る可能性もある為、定期的に職人を呼び寄せ、手入れを行っていた記録も残されています。それだけ大切に扱われていたという事がこういった記録からもうかがえます。そうした逸話を持っているからなのか、当資料が重要文化財に指定されたのは明治44年(1911)の4月17日(※指定当時は国宝。昭和25年の法改正によって重要文化財の区分に変更)となっています。逸話、そして指定日と、何かと今日の日付に縁のある刀剣なのです。刀身の保護には、「白鞘」を使用します。材料は調湿に優れた朴(ほお)の木を使用して、普段は拵に入れず、白鞘に入れて保存します。一般的には30年程度で新調すると言われています。では、久能山東照宮に伝わる白鞘の多くははいつ頃作られたものなのでしょう?先程紹介した太刀 無銘光世作(ソハヤノツルキ)の白鞘を例にご紹介します。本資料だけでなく、その他の鞘の多くには鞘書きが残されており、どの将軍が、いつ頃納めた何という刀なのかが一目で分かるようになっています。その裏面にはこの鞘が作られた年代、そして製作を担当した職人の名前が残されています。鞘書きに残されている製作年代は安政5年(1858)であり、今から160年以上前に作られている事が分かります。それだけ古い白鞘を、現代まで大切に使用していたという事になります。また、柄部分も現在で使用されている白鞘とは異なり、茎(なかご:柄に隠れている部分。刀身で直接触れられる部分)の一部が露出した形になっているのも特徴です。160年もの年月が経つと、表面がここまで綺麗な状態を保っていても内部の木材が削れるなどして痩せてしまい、本来の目的である刀身の保存が難しい状況になってしまいます。鞘書きに残されている情報も大変貴重なものが多く、刀身と白鞘、どちらも大切な文化財として後世に残す為、ただ今白鞘の新調の事業を進めております。本プロジェクトも残り3分の1の期間を残すのみとなりました。皆様におかれましては、引き続きご支援頂けます様お願い申し上げます。




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