病気ではありません。
フィリピンで活動するの自分自身の足です。
毎日、サンダルでスラムを歩き回り、家庭訪問や生活調査やインタビューをしながら、地域に根差した草の根の支援活動のためのフィールドワークを行っています。
スラムの子どもたちの足や、虫刺され(おそらく蚊だけではなく、何か得体のしれないものも)や怪我の跡で傷だらけです。
だから毎日、スラムを歩き回り、人々の生活に寄り添いながら支援活動を行っていれば、もちろん私自身の足もこうなります。
一日の活動を終え、部屋に帰り、少し落ち着きます。
「汚い足、、、」
あらためて気付きます。
とりあえず洗ってみますが、汚れがこびりついてるのか、シャワーを浴びてもそれほどきれいにはなりません。
そもそもこの汚さも、現地に居る時はあまり意識していません。
スラムに居れば、外は環境が酷いし、というか他の人もみんな同じだし、家の中も薄暗い。
たまにショッピングモールに行くと、「あれ?オレ、汚くね?」と思うこともありますが、、
なにはともあれ、
この汚れた傷だらけの足は、私がスラムで人々と共に暮らし、その生活と心に寄り添いながら、活動をしてきた日々の証し(あかし)でもあります。
様々な支援の形があり、もちろんそのすべてを否定することはありません。
その様々な支援の形により、私を支えてくれている人がいます。
たくさんの思いを受け止め、感謝し、私も自分なりに、今できるせいいっぱいのことをやっていきます。
そして、少なくとも今は、これが自分にできる、きっと自分だからできることなのだと思います。
日本の街なかじゃ、ただの不潔なヤバいこの足を、私は少しは誇りにしてもいいんじゃないのかな、って思ったりもします。
そして、これからも、このスラムで、当たり前に、目の前のどうしようもない困難に対して、厳しく辛い状況にある者たちと手をつなぎ、立ち向かい、共に生き抜いていこうと思います。
今できる支援を続けていこうと思います。
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皆さま、ご支援・ご協力、本当にありがとうございます。
クラウドファンディング実行者の松沼裕二です。
貧困に苦しみ、空腹に途方に暮れ、明日への希望さえ見失ってしまいそうなスラムの人々。そんな困難な状況にあるスラムで、辛い状況でも生き抜いていく力を手助けするため、そして、明日への不安に、子どもたちのその笑顔がくもってしまわないよう、私たちは、日々の支援活動を継続して行っています。
スラムの人々のかけがえのない命を支えるために、子どもたちの未来への可能性を紡ぎ、その純真な笑顔を守るために、少しでも充実した支援を行いたいのです。もしよろしければ、皆さま、引き続き、ご支援・ご協力をお願い致します。