『どうぶつかみさま+よつばの木』の色やデザインが違うものです。何やらミステリアスな石像になってしまいました。特撮ものに出てくる、謎の宇宙生命体が宿った躯体とでもいいましょうか・・・
『くるりとかわる』の周りを囲む赤いハシゴは、最初はまっすぐだったり、ジグザグだったり,いろんな形がありました。でもそうすると、「くるりとかわる」自身が小さくなってしまうので、「赤いハシゴ伴っても大きく見えるためには・・・?」と考えた末、今の形になりました。
『パンの家のおわり・・・扉は運び去られ、パンの家にあかりが灯る時』、全体の色合いは最初からだいたい決めていました。このようなブルー系。でも画面左側の鉛筆画のヴァージョンもあって、結局これは色付けしないまま一旦中止。またいつか、日の目を見ると思います。
『とうきのありづか』の鉛筆デッサン&色違いヴァージョンです。この時はまだ、塔のてっぺんでクルクル回る真鍮の輪っかから雲が出ています。でも、採用した下絵には雲はありません。その方がバランスがいいと感じたからです。 自然界において、本来、蟻塚を作るのは白蟻です。ですが、絵本の中ではこの塔には普通の黒蟻が棲んでいます。何故でしょう?それは・・・
「オウムガイ」の色違いです。いろんな色の組み合わを試してみます。向きもいろいろ試してみます。写真には映っていませんが、本物のオウムガイの殻を手元に置き、観察しながら描きます。