
みなさまこんにちわ!季節外れの夏めいたお写真をメイン画像にお送りします、西田です。
今年は温泉津への各視察団体さまの受け入れが本格的にスタートした一年でした。これまでの大学インターンシップや、民間団体さまの個別対応などを行ってきましたが、2022年は㈱WATOWAの視察プランが本格始動し、西田もその多くの会に登壇させていただきました。
西田はいつも何を話しているのか?
「地域ブランディング」
こちらが西田が登壇するときの主たる話題です。
「観光地域経営」や、「マーケティング視点の地域創生」といったテーマの会にも参加させていただいたこともありますが、いずれにしても西田はこの「地域ブランディング」を重要視してお伝えすることが多いです。
企業やサービス・商品にブランディングのプロセスというものがあります。
こちらと、地域のブランディングのフレームワークや考え方に大きな相違はほとんどありません。
ただ、地域のブランディングにおいては「地域に住んでいる人々」がおられます。それは血が流れ温度を持つ生きた人々。何よりも長くそこに住まい続けた守り・暮らし人です。
企業やサービス・商品のブランディングとは、まるで向き合い方が異なる点があることをお分かりいただけるかと思います。
温泉津に移住し、自らが現場に立ち自分の手で場を作ります。「作る」というのは西田の場合、その言葉の通り釘と金槌を使って自ら木工作業をするところから始まり、内装のデザインや事業の仕組みや製品概念も作ります。そうした姿を見て、各所からお声がけをいただき、みなさまにお話をさせていただく機会を頂戴しています。
↑詳しくは当クラファンのリターン詳細をご覧ください
今回のリターンには、実際の温泉津視察に使えるクーポン(5名様分 ※5名様以上はご相談ください)をご用意しております。ぜひ団体でのご支援に合わせご利用いただけますととても嬉しいです!!
温泉津には行けないけどお話は聞きたい!人用のzoom参加プランもございますので、こちらもご検討ください。

6年に1度の神事・大元神楽を拝観する
温泉津のある大田市のお隣、江津市桜江町には、国の重要無形民族文化財に指定されている「大元神楽」があります。 大元神楽は古くから島根県の西部に広くあった大元信仰に由来している石見神楽の原型とされています。
なんと、今年は6年に1度開催される大元神楽の式年祭の都市。「神楽年」言われるこの年、田畑での収穫を終えた晩秋の頃、夜を徹して行われます。
飯尾山八幡宮氏子総代会、市山神友会(神楽団)、大元神楽伝承保存会の3共催にて飯尾山八幡宮で催されました。
↑神職全員と託太夫が大幣を先頭に舞う六所舞(ろくしょまい)の後半部分。託太夫を囲み神楽歌を奏で舞殿の座を交差・廻ります。
大元神楽の特徴は、神が降りられ神がかりになることもある点です。氏子の神楽舞だけではなく、神社の神職による神事舞が受け継がれていますが、このなかでも「託舞」と呼ばれている神がかり託宣の場となるわら蛇の舞が、神職舞として中核を占めます。
↑天蓋に吊られているのがわら蛇。おそらくこの演目は御綱祭と思われます。
大元神楽は、神がかりに至るまでの手順と方法を正確に残す数少ない神楽であるといえるようです。明治時代に中央政府により付された「神職演舞禁止令」。達しを完全に履行することなく、山深い邑智郡の山間部ならではの特性を持って今も残り続けている貴重な神楽です。
この日、西田は朝5時まで拝観させていただき、空が少し明るくなりそうなところで退散いたしました。
それはそれは本当にとても貴重な体験ができました。自身が所属している神楽団の稽古場引越し作業もあり、ちょっとつかれたし行くのやめようかな‥なんて頭によぎったりしたり、道中、お世話になっている人と少し立ち話しをしたりして、なんとなく今日は行くのどうしようかな‥などいろいろ考えたのですが、なぜか途中から「行く」方向にいろんなことが向き出したのです。
大元神楽伝承館の駐車場に車を停めて、さあいろんな動物が出現するという神社までの参道をどのように上がろうか…と思案していたら、同じ神楽団員だった龍元さんにばったり会うし、現地に付いたら河村さんがいて安心感半端ないし、ほんとにいってよかった‥。
以上、またもシェア文庫とほんとに関係ないネタになってしまいましたが、活動報告といたします。
また次の記事でお会いいたしましょう!チャオ!!






