みなさん、こんにちわ!今年度の大きな仕事の一つを終え、ホッとしている西田です。
クラファンのほうもなんと‥170万円に到達!!!!!
日々、みなさまのご支援の和が広がりながら支えていただいていることを本当に嬉しく思います。ありがとうございます(泣)
今日は主に建物の進捗報告をいたしますぞ〜!
不陸調整と少しの解体と。
古民家あるあるなのですが、少なくとも私が関わってきたこの2つの古民家に言えたこととも言えるのですが、まずもって家は歪んでいます。
今回のケースでいうと家屋の真ん中柱が高く、両翼が落ちている様子。さらにはそれに伴いやや斜めに柱が倒れていることから平行四辺形状態になっているのです。
こちらの写真は2階部分ですが、家の歪みを補修するために斜めに力をかけて傾きを調整されています。
しかし、2階の壁が、「すでに歪んでしまった状態の柱に新たに壁を作ってしまっている」状況のため、その壁がつっかえになってしまい、なかなか整地に戻らなかった様子です。
そして同時に1階では、落ちていた柱を適正化するため梁に対して油圧ジャッキなどでぐぐっと力をかけ上げて、保定をします。
本来はこうした仕事は瓦もはいで、家自体を軽い状態にしてから行います。しかし今回は予算の関係で屋根まで手を付けることは難しく‥できる範囲での不陸調整をしていただきました。
そして、「解体の友」といえば、みんな大好きあの男‥
勇者ハマーダです!
ハマーダは兵庫県高砂市で「ハマーダの酒場」を営んでいますが、温泉津のとある地に山付きの家(家付きの山と言ったほうが適切かもしれない)をGETし、「冒険者の村づくり」を実践している若人です。
そんな彼はこれまでのハード目の2拠点生活から、一時「ハマーダの酒場」運営に集中していたのですが、今月から20万G(ゴールド)がなくなるまで島根(とその近辺)で“いろいろやる”ことにしたそうです。
ということで、ひとまずやってもらったのは‥
細かいところの解体作業です。
彼はこれまで数多くの古民家づくりに関わっているため、要所と細かいところの解体仕事を得意としています。
大体を伝えたらぱぱぱっと対応してくれるので、その間のわたしはというと…
土壁とそれに貼り付けられた「遺産的古新聞」の保全ケア(アサヒペンの壁抑えスプレーとスプレーのりで保定)をしたり、
最も古かろう柱に自家製の柿渋を塗りたくり古新聞とともに補強したり、と自分の作業に徹することができました。
今回最も見ものな意匠素材を本邦初公開
この木、何に使うか想像つきますか‥?
こちら、1階のメインフロアにどどんと鎮座する予定です。これは加工前の姿で、もうちょっと工事が進んだらチェーンソーとのみ作業に入ります。初めての試みすぎてうまくいくかどうか全くわからないのですが、とにかくこの素材を使ってシェア文庫の代表的な衣装作りを画策しています。
ここで初めてきぼり彫刻のまち・南砺市井波で購入した高級のみが火を吹くんだぜ‥フフフ…
プライベート石見神楽体験の商品説明会を開催
そして現象舎の企画事業のほうのお話を少し。
先日、大田市や島根県の産業・観光・インバウンド関係団体さまを対象としたプライベート石見神楽体験の商品説明会を開催いたしました。
挨拶には石見神楽面職人であり石見神楽温泉津舞子連中の3人の創設メンバーの1人でもある㈱小林工房の小林泰三さんを迎え、どういった思いでこの「プライベート石見神楽体験」をいうコンテンツ造成をしたかをお伝えし、メインの商品内容の説明と今年度の販売戦略についてを西田からお伝えいたしました。
気になるところとして、温泉津においては毎週土曜に夜神楽定期公演だってあるし出張神楽だってある。ろうそく神楽というプレミアム公演もあります。
この説明会では、そうした「温泉津における石見神楽」のポジショニングマップをみなさんで確認しつつ、
販売ターゲットの整理もいたしました。
このように、「石見神楽」という、こんにちまで脈々と受け継がれて来た伝統芸能を新たな切り口と魅せ方で整理し、日本の価値を世界へ適切に伝えていく。
まさに、この事業は西田の人生をかけてやりたいことの一つであり、リアルタイムに実践できている取り組みでもあります。
さて、本日の経過報告は以上です。
今年ももう一ヶ月をきりましたが、まだまだイベント盛りだくさん!そして明日は龍御前神社・新嘗祭での奉納神楽が19〜22時まで、予約不要・観覧無料で行われます。
ぜひお近くのかたは遊びにいらしてください!西田は一番はじめの「塩祓い」と最後の「大蛇」で舞わせていただきます。
引き続きよろしくお願い申し上げます。