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「パパに会いたいプロジェクト」原発事故自主避難の子どもたちに家族の時間を届けたい

原発事故自主避難の多くは母子避難です。父親は福島県に残り家族の生活を支え続けています。母親は一人我が子を育て、子どもたちは年に数回しかパパに甘えることが出来ません。そんな子どもたちにパパを届けたいのです。

現在の支援総額

160,000

32%

目標金額は490,000円

支援者数

24

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/05/20に募集を開始し、 24人の支援により 160,000円の資金を集め、 2016/07/19に募集を終了しました

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現在の支援総額

160,000

32%達成

終了

目標金額490,000

支援者数24

このプロジェクトは、2016/05/20に募集を開始し、 24人の支援により 160,000円の資金を集め、 2016/07/19に募集を終了しました

原発事故自主避難の多くは母子避難です。父親は福島県に残り家族の生活を支え続けています。母親は一人我が子を育て、子どもたちは年に数回しかパパに甘えることが出来ません。そんな子どもたちにパパを届けたいのです。

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2015年4月4日〜4月6日 Aさん

 

今回娘の入学式に出席の為、札幌に行ってきました。
早いものでこの春から小学生です。震災後の夏休み、当時2年生だった息子と3人で母子避難をし、その後幼稚園に入ったのですが、結局私は1度も幼稚園での生活を見ることのできないまま卒園になってしまいました。
 

それだけに私自身入学式を楽しみにしていましたし、娘にも以前から「入学式絶対行くよ」と言っていたので、電話のたびに「パパ来るんでしょ」と言っていました。今年家族が揃うのは1月以来になります。

入学式は月曜日ですが私は仕事終わりの土曜日の夜に札幌に行きました。日曜日はみんなで出かける事にしていたので、ラーメンを食べたり札幌の街を歩いて楽しい時間を過ごしました。


そして月曜日いよいよ入学式当日です。6年生になった息子は娘たち1年生を迎える準備があるとの事で、一足先に学校にいきました。
娘も真新しいランドセルとこの日の為に買ってもらった洋服を着てとてもうれしそうです。

そして妻と3人で通学路を歩いて学校に向かいました。
息子も通う小学校ですが、私が行くのは初めてです。
思えば息子は福島の小学校に入学し、その後運動会、学習発表会は行ったのですが、1年生の3月に震災があった為、2年生の始業も遅れ、運動会も中止になりました。

それからは行事だけではなく、私が小学校に行く機会もなくなっていました。
つまり娘の幼稚園生活だけではなく、息子の札幌での小学校生活も見たことが無かったのです。
その為学校に着いたときは内心しみじみしてしまいました。


玄関で6年生が出迎えてくれました。娘は自分の下駄箱を見つけてうれしそうです。
その後父兄は先に体育館へ、しばらくすると器楽クラブの演奏に合わせて1年生の入場です。娘は笑顔でうれしそうに歩いてきました。

式も進んで行き最後に6年生から小学校での楽しい生活を劇で紹介するコーナーがありました。
生徒達は妖怪ウオッチのキャラクターに扮しているのですが、なんと息子は主役?のケータ役です。
音楽に合わせて踊ったり、歌ったり、大きい声でのびのび演じている姿を見ることができて嬉しかったです。
またそれを見ている娘もとても楽しそうで、二人ともこの学校に入って本当に良かったなと思いました。

教室に戻り明日からのお話と返事の練習をして今日は終わりです。
帰り道娘は「今日から学校だといいのに」と小学校生活が楽しみでしかたがない様子でした。
今回入学式に出席して、とても嬉しそうな娘の姿を見る事ができてとても良かったです。


子供の成長はとても早くあっという間ですが、これからはできるだけ行事などに参加して同じ時間を過ごせればいいなと思います。
その為にもこのような支援をしていただける事をとても感謝しております。
この度は本当にありがとうございました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

パパに会いたいプロジェクトへ数多く寄せられるメッセージの中でも、特に印象に残るメッセージです。

何故離れ離れになったのか・・・その原因である原発事故の事には一切触れていません。

ただ、これからを見つめた父親の気持ちが込められたこのメッセージに胸が苦しくなるのです。

自主避難の多くは母子避難です。

放射能に対する考えは人それぞれです。

しかし、こうした「現実」があることを知って下さい。

そして、自分の身に置き換えた時、賛同頂けるのでしたらお力をお貸しください。

 

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