今回のクラウドファンディングのショート動画を、皆さんご覧いただいたでしょうか?
もしよろしければ一度こちらをご覧ください。
動画のコンセプトは「本がつくる、キミの未来のものがたり」
現地を視察したプログラムマネージャーの鎌倉が、子どものインタビューをもとに書き起こしました。
長さの都合上、動画は一部省略したショートVer.になっているのですが、ストーリーの全体はこうです。
-----------------------------
まっしろいキャンバスに、色とりどりの未来を描くのは僕自身だ。
「あの子はなにもできやしないさ」生まれてからずっとそういわれていた
「人とは違う」といわれ、村でも、学校でも居場所はなかった。
「あなたの夢は何ですか」「夢を持ちなさい」と大人たちはいうけれど、 僕は口を閉ざしてしまう。
村に、チルドレン・スタディ・クラブができた。学校が終わってから通える補習校だ。
「ここでもいじめられたらどうしよう」と最初は怖かったけれど、クラブの先生と友だちが笑顔で迎えてくれた。
クラブでは、先生がわかるまで繰り返し教えてくれる。
また紙の字が読みづらいクラスメイトのためにタブレットが用意されている。
いままで僕にぴったりのもの、ばしょがなかっただけ
そして一緒に歩んでくれるひとがいなかっただけなんだ
自分の未来を描くのは、自分自身。
いまそれができると信じられるようになった。
僕にとっての大きな、大きな一歩だ。
-----------------------------
動画に出てくるこちらの画像は、実は、鎌倉がAIを使って描いたイラストです。
本棚にもテーブルの上にも、たくさんの本がびっしり。文字が大きくて読みやすい大活字本、触って理解できる布絵本、読み上げ機能なども利用できるタブレット。
自分にあった学び方、遊び方のできる図書室で、みんなが笑っています。
こんな図書室をつくるためにエファは活動しています。
引き続き挑戦を見守っていただけたら幸いです。