おはようございます、エファの高橋です。
さて本日は、エファが取り組む「デジタル化」について改めてご紹介します。
ラオスやカンボジアに限らず、紙の本を問題なく読める人もいれば、本というかたちがその人に適していないため、読書が困難な人もいます。
デジタル技術を活用することで、視覚障害者や聴覚障害者、身体的制約がある人々など、さまざまな障害を持つ人々が情報にアクセスできるようになります。
たとえば、デジタル書籍やオーディオブック、音声読み上げソフトウェア、点字ディスプレイなど、異なるニーズに対応した機能をもった資料や、資料を読むためのツールがあります。
これらを通して障害がある方も多様な情報にアクセスし、知識向上や文化的な活動に参加することができます。
さらに、デジタル技術は「移動の制約」を軽減する助けとなります。
ラオスでは各県に県立図書館が1館しかありません。
エファは、遠くに暮らしている人への情報提供としてデジタルの可能性を模索しています。
日本では、コロナ禍を経て電子図書館サービスがさらに拡大したといわれています。
また、エファは、昨年ラオスやカンボジアの図書館でもデジタル図書のプレゼンを行い、紙とデジタルをどのように活用していくか活発に議論をしています。
いつかは国境を超えて、お互いの地域の図書館のデジタル図書を共有し、同じ本を読むということもあるかもしれませんね!