今の浸水状況から見て畑の再開までには1年〜1年半の年月がかかることが予想されます。 村の畑の8割は浸水してしまい、余剰な土地がないため、新たな土地確保も難しい状況。一年後の畑再開目処がたったタイミングで200世帯の農家が一斉に農作業を再開できるように、支援を実施したいと考えています。 具体的には苗の購入代金、トラクターの土壌整備、農薬品購入代金などになります。 農業を生業として生きてきた仲間のために、そして子どもたちの栄養の源である野菜がまた畑で収穫できるようになる日まで。ご支援の程何卒よろしくお願いいたします。
アブイ村には1350人の住民が暮らしている。200世帯約1000人の生活は農業により成り立っている。年に2回の収穫、各家庭14万円程度の収入を得ることで、ひと家族平均5人家族が一年なんとか生きている。農業は主に女性の仕事。成人男性の約70%は湖へ漁業に出るが、船も機材も揃っていないため、漁獲量はほんのわずか。自分たちが消費する分くらいの量を釣っては日々の食料に。多く獲れた時だけマーケットに売りにいくなど、収入源と言えるだけの漁獲量を誇っていないのが現状。 村の人口8割を支える農業が消えてしまった今、生きていくために彼らには仕事が必要な状況なのだ。
目の前に広がった跡形もない畑、 水深は2メートルにまで及んでいた。 アブイ村、ボルタ湖のほとりにある私たちの畑は、コミュニティーから少し離れた、草むらの道を歩くこと5分程度に位置していた。 そんな草むらは全てが水の底に沈んでコミュニティを出た瞬間に湖が広がっていた。 「畑があった場所の推移は2メートル以上あるので、船でしかいけない状態だよ」 まさか、つい2ヶ月前に田植えをした畑がこんな状態になるなんて。跡形もなく消え去った畑。隣にあった住民の畑も全て。みんなの大切な大切な畑が無くなってしまったのだ。
10月25日の午前中、マネージャーのアティトが神妙な面持ちで私の前に現れた。「とても辛い話をしなければいけないけど、心の準備はできてる?」心臓がドクッと大きな音を立てたと同時に、その瞬間何か想像以上に最悪なできことが起きたんだなということだけは理解できた。「みんなが子どものように可愛がってた畑が、ダムの放流によって昨日の夜に消えてなくたったんだ」何が起こったのか分からず、とにかく頭が真っ白になった。次にたくさんのこどもたちと一緒に畑仕事を通して過ごしてきたたくさんの思い出が脳を駆け巡った。気づいた時には涙が溢れ、すぐに現実を受け止めることができずにどうしたらいいのかただただ呆然とする時間が過ぎた。自分の目で見て確かめたい。コミュニティーのみんなは無事なのか。すぐに現場に直行、その現実を目の当たりにする。
CLOUDY SCHOOLの子どもたちと一緒に愛情を持って育ててきた”CLOUDY FARM”がアコソンボダム放流の影響を受け、跡形も無く消えてしまいました。CLOUDY FARM詳細(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000078139.html)私たちの学校があるアブイ・チタ村に住む住民1350人、200世帯※ひと家族当たり5人なので合計で1000人程度のライフラインである畑約200エーカーが浸水の影響で無くなってしまい、農業従事者の8割が収入源を失いました。我々のCLOUDY SCHOOL村の畑が再生できるように。その期間までの生き抜く力と農業再開に向けての支援をお願いしたいです!HP:https://cloudynpo.org/インスタグラム:https://www.instagram.com/npo_cloudy/