皆様、ご無沙汰しております。具志堅農園代表の具志堅です。本日は皆様にご報告とご理解をいただきたくメッセージをお送りしております。各メディアを通じてご存じの方もいるかと思いますが、去る11月10日に発生した沖縄県北部地区豪雨にて、国頭村は川の氾濫による多くの住宅浸水や車両の水没など甚大な被害を受けました。当農園も冬季の繁忙期に合わせて数カ月前より数種類の作物を育てて参りましたが、近くの川や用水路から大量の水、泥、草木が流れ込み、育成中の作物がほぼ水没してしまいました。<豪雨後の畑の様子。当日は膝上まで水位が上がり、水流によって地表近くの種や苗などは半数以上が流された。>一旦水が引いた後に、泥や草木に埋まった作物を至急洗い流して救済する必要がありましたが、農業用水の水源地も土砂で崩壊して作業ができず、可能な限りの対策は施しましたが、見込んでいた収穫量を達成するには程遠い状況です。<水が出る場所を探し水路の土砂を取り除くため、数日復旧に徹する。>今回のクラウドファンディングで、皆様からご支援頂きました資金について、植付機械を導入する予定で進めておりましたが、これから復旧する作物とくんじゃんこーんの運転資金に充てたくご報告した次第でございます。農業を生業にしていて改めて自然の恩恵と脅威を痛感しており心が折れそうになりますが、皆様にこれからも美味しい野菜をお届け出来るよう邁進する思いです。何卒ご理解の上、またこれからの当農園を応援と激励を宜しくお願い致します。(株)VEGEFARM OKINAWA 具志堅農園代表取締役 具志堅興児
ゴールデンウイーク明け、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。5月半ばとなり、具志堅農園ではくんじゃんコーン(スイートコーン)の収穫・出荷がすべて終わりました! そして一息つく間もなく、今年はもうひとつの「トウモロコシ」収穫が待っています。 『タコスの皮専用のトウモロコシ』の収穫です!!・・・・・・チョッと補足・・・・・・トウモロコシにはいくつかの種類があります。日本で一般的なスイートコーンは、「スイートコーン」という種類の種を使い、未成熟のものを青果として食しますが、タコスの皮(トルティーヤ)の原料となるトウモロコシは、「フリント種」や「デント種」と呼ばれる種類で、成熟したものを乾燥させてから使用する「子実トウモロコシ」の部類に入ります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・このタコスの皮専用のトウモロコシですが、昨年12月、スイートコーンより少し早めに種を植え、4月頃に成熟期を迎えました。さらにそのまま畑の中で乾燥させ、ようやく収穫できる状態になりました! 本日は、一部のトウモロコシを収穫し、乾燥のために作業場の屋根下に吊るしました。鮮やかな黄色とぷっくりとした形が、なんとも可愛らしいですね!今回のクラウドファンディング・プロジェクトでも触れているように、私たちの農園では、地域おこし協力隊が活動しています。その協力隊といっしょに作ろうとしているのが、沖縄・国頭村産トウモロコシ100%のトルティーヤなんです!彼女はメキシコで6年間生活していたことがあり、メキシコシティなどの都会での生活も、トウモロコシで自給自足をする農村での生活も経験しています。彼女がもつメキシコ料理やトウモロコシ、トルティーヤについての現地での経験、知識を役立ててもらいながら、一緒に子実トウモロコシの生産や、トルティーヤの加工などを行っていきたいと考えています。タコス専用に作ったトウモロコシは、主に飲食業向けの販売を予定しています。これが、具志堅農園の「トルティーヤ・プロジェクト」です!初回は試験栽培として、異なる種類の子実トウモロコシを植え、沖縄での生育や、トルティーヤにした時のそれぞれの味などを確認します。これを踏まえ、今年の冬には、種類を限定し、規模をもう少し拡大させて、生産を行う予定でいます。トルティーヤ・プロジェクトは、まだ試行錯誤の連続になると思いますが、そんな様子も含めて活動報告にてみなさまにお話ししていければと思います。ちなみに、メキシコ料理に欠かせない唐辛子、ハラペーニョは、今年から販売を始めました!私たちの新たなチャレンジを、一緒に楽しんでいただければ幸いです。具志堅農園
ここ沖縄では4月に入り長雨が続き、雷雨や豪雨もやってくる毎日ですが、野菜たちは負けじと育ってくれています! 昨日は久しぶりに晴れ間が覗き、野菜の収穫とリターンの発送を行うことができました。今回の野菜セットの内容です↓〖お試しコーン+野菜のセット〗・とうもろこし3本(黄、白)・ヤングコーン・ズッキーニ2本(緑、黄)・ハラペーニョ・さやいんげん・バジル・トマトこれらのお野菜の中で「ハラペーニョ」については、使い方が分からないという方もいらっしゃると思うので、超簡単で美味しい食べ方を紹介します♪~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ハラペーニョはメキシコを代表する唐辛子のひとつで、青い状態で収穫し、フレッシュなまま、もしくは焼いたり茹でたりして使用します。辛み成分は、特に中側の白い筋に多く含まれるので、辛みが苦手な方は取り除き、好きな方は種も含めてすべて使用することをおすすめします。 1.生のまま刻んで、塩ベースのチキンスープやポークスープなどに散らす。 ハラペーニョの風味が食欲をそそります!2.<メキシコ国旗の三色サルサ>を作り、焼いたお肉などに添えて食べる。 <三色サルサの作り方>ハラペーニョ、玉ねぎ、トマトを粗くみじん切りにする。(配分は好みで)すべてボールに入れて、そこに塩とレモン汁を加えて味を調整。塩辛くならない程度に、塩味と酸味をしっかりつけるのが美味しくさせるコツ☆3.丸ごと焼いて、お肉の付け合わせに。シンプルに焼いたお肉に、お塩と焼いたハラペーニョを添えて。さらにレモンを加えても美味♪ハラペーニョは、少し油を引いたフライパンで軽く焦げ目がつく程度に焼けばOK!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~野菜セットには、黄色と白のトウモロコシ、黄色と緑のズッキーニなど、色とりどりの野菜が入っております。やんばるのカラフルで力強い野菜たちをお楽しみください!具志堅農園
最近は雨続きの沖縄ですが、最低気温は20度近くに上がり、季節の変わり目を感じています。こんな雨模様の中、具志堅農園の「くんじゃんコーン」がようやく完熟期に入ってきました!農園では、卸や一般販売も行っておりますが、今年はクラウドファンディングを支援してくださった方を優先に発送を始めました!今はちょうどベビーコーンの時期でもあるため、リターン⑤「くんじゃんコーン+ベビーコーン」のセットから発送しております(写真)。リターン④「くんじゃんコーン+塩バジル」のセットも発送を始めました。その他のリターンの方も、収穫量に合わせて順次お送りしていきますが、現在は、日に10箱前後の発送ですので、のんびりとお待ちいただければと思います。なお、野菜セットのみなさまですが、野菜の収穫があと少し先になりそうですので、リターン送付の開始もそれに合わせて行わせていただきます。いずれのリターンを選んでいただいた方にも、5月の中旬までには発送を完了している予定です。沖縄の春の味、甘いスイートコーンをお楽しみください♪くんじゃんコーンとともに、国頭村を少しでも身近に感じていただけるよう、村発行のパンフレットを同封しておりますので、いっしょにご覧いただければ幸いです。具志堅農園
くんじゃんコーンの発送開始はあと少し先になりますので、まずはリターン2「応援+お楽しみ」をご支援いただいた方から発送を始める予定です。今回は、『お楽しみ』のひとつ、【農園特製塩バジル】をご紹介させていただきます。具志堅農園では、真夏の季節と寒い1,2月を除き、バジルを栽培しています。多い時にはフレッシュバジルとして1日5キロほど出荷したり、飲食店からの注文に対応したりしています。バジル畑に一歩足を踏み入れると、あのスパイシーでやわらかな甘みのある香りが漂ってきます。隣で栽培しているトマトの香りとともに、畑にいるだけでイタリア料理を食べているような気分になります♪そんなバジルを小規模・手作りで、塩バジルに加工。作り手の気まぐれもあり、売り出し時期は決まっておらず、売り出すとすぐに完売してしまう人気商品です。具志堅農園のインスタで紹介している塩バジルができるまでお料理の隠し味はもちろんのこと、ガーリックトーストやカルパッチョにひとふり、パスタや鶏肉料理にもぴったりです。いろいろなお料理でお試しください♪Vegefarm Okinawa具志堅農園