おはようございます。
ご報告が遅くなりましたが、6月5日(水)の京都新聞の朝刊に、カンガルーハウスの記事が掲載されました。
記者の松田さんは、カンガルーハウスに来て下さり、とても丁寧に私たちの想いや、不登校児の現状、京都市の不登校児支援の現状に耳を傾けて下さいました。この記事により、必要とされている方に、カンガルーハウスの存在が届くことを願います。
(著作権があるため、一部にぼかしを入れさせて頂きました)
ある男の子が「毎日来たいけど、お金がかかるから…。週の前半と後半に分けて来ようと思う。楽しみが週の前半で終わってしまったらもったいないから。」と……。
切なく、申し訳ない気持ちになりました。
私たちも本当は利用料無料で運営したいのですが、自己犠牲では資金面でも気持ちの面でも長続きしないので、大変心苦しいのですが、毎日来られる利用者さんが10名と仮定して、ぎりぎり赤字にならない利用料を設定させて頂きました。
(生活保護法による保護を受けている世帯、就学援助を受けている世帯などは、利用料の減免について個別に相談させて頂きます)
今は利用者さんも少なく、覚悟はしていましたが、赤字での運営となっています。
医療保険や障害者総合支援法下での施設ではないため、診療報酬や補助金もないので、利用者さんも全額自己負担で…。滋賀県や亀岡市、東京都など、フリースクールを利用する家庭に補助金を出す自治体が増えているので、京都市もそうなってほしい…と切に思います。
3歳からの保育料が無償化されたように、フリースクールの利用料が無償化されることを願います。それまでの間は、活動に賛同して下さった方からお力添え頂ければとても有難いです。
私たちは現在「NPO法人」ですが、「認定NPO法人」は寄付控除が適用されます。
寄付控除について↓
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1263.htm(国税庁HPより)
認定NPO法人になるには、実績判定期間内の各事業年度中の寄附金の額の総額が3,000円以上である寄附者の数が、年平均100人以上であることが条件の一つとなります。
(チームカンガルーの皆様は、カンガルーハウス設立にあたりご支援頂いたところですので、ご無理なさらないでください)
もし、お仲間に、社会貢献(寄付)をしたいと考えておられる方や、企業さんなどがおられましたら、お繋ぎ頂けるととても有難いです。カンガルーハウスのHPや、下のチラシをご紹介下さい。
任意の額で、月に1回ご寄付頂けるマンスリーサポーターとなって、私たちに伴走して頂けると、とても心強く、有難いです。
支援してよかったと思って頂けるような法人になれるように、精進いたします。
6月16日(日)午後、中京区社会福祉協議会で「子どもの居場所とであう であいひろば」が開催されます。子ども食堂、不登校の居場所、障害のある子の居場所ってどんなところ?と団体とお話できるスペースやゆっくりできるフリースペース、子ども文庫、生活支援物資の配布会を行います。カンガルーハウスも実行委員会のメンバーで、当日もブースを出します。
カンガルーハウスだけでなく、中京区内の色々な子どもの居場所に出会えるイベントですので、もし、お近くに「居場所」を求めておられる方がおられましたら、ご紹介下さい。
いつも、活動報告を読んで頂き、ありがとうございます!