これは甲斐直志さんの作品「映える城址」です。 延岡藩の城址だった城山公園には、約300本のソメイヨシノが植えられ、市内有数の桜の名所になっています。 近年は花見の時期に、延岡花物語のフィナーレを飾る「ワイワイ花宵物語」が開催され、桜や千人殺しの石垣がライトアップされ、来訪者を幽玄の世界に誘ってくれます。城山城址を代表する千人殺しの石垣は、高さ19メートル、総延長70メートルあり、最下部にある隅石(壁の隅部分に積まれる石)を外すと石垣が崩れ落ち、敵を壊滅させる仕掛けになっているといわれています。様々な色に照らされた夜の石垣の迫力は、延岡を代表する春の風物詩の一つと言えます。
掲載写真紹介特集2
2024/02/07 09:00
掲載写真紹介特集1
2024/02/06 09:00
本日より随時、「のべおか一番! 写真でたどる『延岡旅情』」に掲載予定の写真を紹介していきます。第1弾は山元順子さんの「春に駆ける」です。今月1日にスタートした延岡花物語のメイン会場となる五ヶ瀬川右岸堤防沿いの〝コノハナロード〟で撮影された1枚です。NPO法人コノハナロード延岡市民応援隊が2009年から10年以上かけて整備してきた堤防周辺には、これから300本の河津桜(天下一ひむか桜)と100万本の菜の花が咲き誇り、延岡に春の到来を告げます。そのコノハナロードを駆け抜ける躍動感あふれる姉妹の姿と笑顔が印象的です。