令和6年8月17日(土)モンゴル・ウランバートル市・スフバートル広場にて行われた『JAPAN FESTIVAL IN MONGOLIA 2024』で、神輿が上がりました!応援してくれた皆様、本当にありがとうございます。当日は、ライブ配信のトラブルなどありましたが、少しでも現場の雰囲気がお届けできていたら嬉しいです。▼ダイジェスト動画は、こちらからhttps://www.instagram.com/reel/C-459MrPije/?igsh=MTR3aHdtczRtNjl0bA%3D%3D現在の支援金額合計は、838,200円、合計79人の方にご支援いただいています。我々の活動を知り、共感してくださり、想いを寄せてくださった方がこんなにもたくさんいると思うと、本当に嬉しいです。目標金額を達成できるよう、残り1週間、活動について知ってもらえるよう努力して参ります。お力添えいただけると大変嬉しいです!今回の記事では、事務局の伊藤から当日の様子をご報告します。JAPAN FESTIVAL IN MONGOLIAとは?今回神輿が上がったのは『JAPAN FESTIVAL IN MONGOLIA 2024』という、モンゴル最大規模の日本文化を伝えるイベント。伝統芸能、ポップカルチャー、最新の技術を通じて新しい機会の扉を両国の若者に開き、お互いの経験、興味、希望を分かち合い、今後の進展、成功に役立てることを目的としており、2024年は『全ては将来のために』というテーマで開催されました。令和4年に初めてモンゴルで神輿が上がったのも、『JAPAN FESTIVAL IN MONGOLIA 2022』。外交関係樹立50周年の記念の年に、初めて神輿が上がり、そこから2年経ち、先日2度目の神輿が上がりました。当日の様子8月17日(土)、朝8:30頃に会場であるスフバートル広場に到着。小雨でした。(代表・宮田と神主・柴田氏の後ろ姿。祭エンジンロゴ入りダボシャツも作りました!)まずは神輿の組み立てです。日本でもモンゴルでもやることは変わらないな〜、と感じる個人的に好きな瞬間です。皆で力を合わせ、順調に組み上がりました。(クラファンのリターンにある祭エンジンTシャツを着てます。)イベントの開始は、11:00。両国の国歌斉唱でスタートしました。(日本からは、コーラス隊として子ども達もきていました。)和太鼓や、日本舞踊など、日本の伝統文化を披露するプログラムもたくさん。(モンゴル人の方々が日本の和太鼓を練習したそうです!感動!)(日本舞踊の美しい舞と音楽で、会場全体に日本の空気が流れていました。)前日の台風の影響で飛行機が遅延した影響で、プログラムが大幅変更になり、神輿は2時間ほど遅れての出発に。出発前に神事を行います。神主であり、明日襷の理事でもある柴田良一氏(通称:りょうちゃん)に執り行っていただきました。(祝詞奏上。神様をお呼びします。)(玉串奉奠。神輿の成功を祈ります。)さて、準備が整いました!海外では、事前に告知をして担ぎ手を集めるケースと、その場で担ぎ手を募集するケースがありますが、今回は後者でした。神事が始まる前、飛び入り参加者を増やすために、モンゴル語を書いた紙を掲げながら、走り回って呼びかけました!(ちなみに、モンゴルでは基本的には英語も日本語も通じません。モンゴル語は、挨拶の言葉しか知らないので、現地の方に協力してもらって、文字にしよう!と急遽作成。)(みんなで担ごう!誰でも参加できます!)(キックオフイベントのゲスト清水さんのお友達、ニャマーさん親子も来てくれました!こうしてご縁が繋がっていくのが本当に嬉しいです。)ニャマーさん親子にも呼びかけを手伝ってもらったおかげで大成功!次々とモンゴル人の方が集まってくれて、見事神輿が上がりました!!(首都ウランバートルの中心で、神輿が輝きました!カッコ良い!)お神輿が動き出すと、会場の雰囲気がガラリと変わります。人が集まってきて、立ち止まってカメラを構えたり、手を叩いて応援してくれたり、じっと眺めていたり。賑やかに、スフバートル広場を練り歩くことができました!2年前、初めて神輿が上がった時にも参加していた運営の方や、担ぎ手として入ってくれた学生たちが「楽しみに待っていたよ!」と、また参加してくれて、本当に嬉しかったです。(2年前も担いでくれたスガルさん!力強く担いでくれました!)(2年前に担いでくれた医学生のウノくん!忙しい中駆けつけてくれました!)お神輿を運行していると、どこからか小さな女の子が「私もやりたい!」と飛んできました。神輿の近くは危ないので、神主りょうちゃんと一緒に歩いてもらうことに。(りょうちゃんと一緒にお神輿を先導。後ろのお神輿が気になる様子。)みんなの真似をして「わっしょい!わっしょい!」と言いながら、担ぎ手に元気を与えてくれました。人懐っこくて可愛い女の子は、「私ね、おまつり、好き!おみこし、たのしいね!」とたくさん話しかけてくれます。「妹も、一緒に来てるんだ!」と小さな妹さんのことも紹介してくれました。二人で「っしょい!っしょい!」と一生懸命声を出している姿がとても愛おしかったです。日本語がとっても上手なので、日本から旅行にきていたのかな?なんて考えていると、「最近、日本から引っ越してきたんです。」と、モンゴル人女性が話しかけてくれました。女の子のお母さんでした。日本人と結婚し、家族で日本で暮らしていたけど、最近モンゴルの田舎に移り住んだそう。「今住んでいるところは、モンゴルの田舎なので日本人も少なくて、子どもたちが寂しそうにしていたんです。すごく楽しそうにしている子どもたちの姿が見れて嬉しかったです。本当にありがとうございました。」と、頭を下げ、御礼を伝えてくれました。日本から持ってきたお神輿によって、この子たちの楽しい思い出づくりができたと思うと、こんなに幸せなことはないです。寂しい気持ちを忘れて、明るく楽しい気持ちになれていたら良いな。また、一緒にお神輿やろうね。(「お神輿、またやりたい!」と話してくれた女の子)海外でお神輿をあげると、想像もしていなかった幸せな出来事がたくさん起こります。神輿の運行時以外は、『OMIKOSHI』というブースで神輿を展示していました。ブースには、合計約850人の方が来場!たくさんの交流が生まれました。(修繕した神輿。太陽に照らされ美しいです!)モンゴル人の皆さんは神輿に興味津々!「これは何という名前?」「神輿って、何?」「この形には、どんな意味がある?」「なぜ、担ぐの?」など、いろんな質問が飛び交います。「このお神輿は、モンゴルと日本の友好を願って、担ぎますよ。」と説明すると、「いつ始まるの?必ず、参加するよ!」と、次の出発を楽しみ待ってくれる方も。日本を愛してくれる心、そして両国の友好を願う気持ちに触れ、心があたたかくなりました。(現地の日本語学校の学生。日本が大好きで、また早く行きたいと話してくれました。)モンゴル人の子どもたちも駆け寄ってきて、お神輿にたくさん触ってみたり、ぶら下がってみたり、楽しんでいる様子。(三つ巴のパーツを回そうと頑張っていました(笑))こんな姿を見ていると、お神輿は、日本人だけでなく、人類の心を揺さぶる何かがあるのかな、なんて思います。以上、当日の様子でした。たくさんの気づきがあり、お神輿のパワーを実感する機会となりました。ぜひ、ダイジェストのショート動画もご覧ください。▼ダイジェスト動画は、こちらからhttps://www.instagram.com/reel/C-459MrPije/?igsh=MTR3aHdtczRtNjl0bA%3D%3D私も撮影しつつ、少し担いだのですが、日本で神輿を担いだときに感じるあの一体となる感覚と同じものがあり、棒を通して担ぎ手に入ってくれたみんなの気持ちが伝わってくる感覚があり、胸があたたかくなりました。今回のモンゴルでも、国境を越えた絆が生まれたことを実感しました。代表の宮田、神主の柴田氏、そして現地の実行委員会の方の感想は、次回の記事でお届けします。(応援してくださった株式会社BRAISTのウヌさんと、モンゴルでもお会いできました!)最後まで読んでいただき、ありがとうございます。SNSなどでの記事のシェアも大きな力になります。ぜひ、よろしくお願いします。次の記事も楽しみにお待ちください!text by 祭エンジン事務局 伊藤里加子photo by Ryo Takiguchi
先程に引き続き、スフバートル広場から投稿しています。そろそろイベントがスタートします!会場の運営スタッフも忙しそうに駆け回り、お客さんも少しずつ集まってきました!BRAISTのウヌさんから、嬉しいメッセージが届いたので、ご紹介します!BRAISTさんは、日本に住むモンゴル人の方の人材派遣や採用コンサルティングを行う会社です。ウヌさんは、モンゴル人。事業統括部長として活躍されています!関内でのキックオフイベントにもご参加くださいました。応援のお気持ちが本当に嬉しいです。ありがとうございます!!↓-----------海外でお神輿をあげるということは、日本の文化を世界に広める素晴らしい機会だと思います。皆さんの努力と情熱が、多くの人々に日本の伝統を理解してもらうきっかけになることでしょう。お神輿がモンゴルでも盛り上がり、多くの笑顔を生み出すことを願っています。皆さんの活動が素晴らしい思い出となりますように!頑張ってください!応援しています!“ Омикошиг гадаадад өргөх нь Японы соёлыг дэлхийд түгээх сайхан боломж гэж бодож байна.Та бүгдийн хичээл зүтгэл, хүсэл тэмүүлэл олон хүнд Японы уламжлалыг ойлгоход тусална гэж найдаж байна. Энэхүү үйл ажиллагаа Монгол Японы харилцаанд гайхалтай дурсамж болж үлдэх болтугай! ”(株式会社BRAIST 事業統括部長 ガンゾリグ・ウヌエンフレルさま)-----------ウヌさん、本当にありがとうございます!神輿がモンゴルと日本の架け橋となりますよう、勇ましく担ぎ上げてきます!!
スフバートル広場の会場から更新しています。ただいま神輿組み立て中!日本から嬉しいメッセージが届いたので、ご紹介します!「ハワリンバヤル」という日本最大級のモンゴルのお祭りの実行委員会で日本人サポーターをつとめる酒井直子さんです。酒井さんは、関内でのキックオフイベントにもご参加くださいました。たくさんの応援を本当にありがとうございます!!↓応援メッセージは、こちら-----------毎年ゴールデンウイークに練馬区立光が丘公園で開催されている日本最大級のモンゴル祭り「ハワリンバヤル」(https://harumatsuri.net/)の運営を、在日モンゴル留学生会(通称Yamoh)と共にサポートしてきました。今回の神輿を上げる『JAPAN FESTIVAL』は、日本帰国留学生の会JUGAMOが運営に参加していることもあり、私たちと日本で活動していた元留学生がたくさん関わっています。彼らが活躍するイベントに日本の神輿を上げられること、そして今回はその神輿を寄付することができるというのは、とても嬉しいニュースです。彼らとのつながりを強く感じながら、私もこのクラウドファウンディングを応援しています! (ハワリンバヤル実行委員会日本人サポーター 酒井直子)-----------酒井さん、本当にありがとうございます!いよいよ始まります!!
8月16日昼12時、モンゴル・ウランバートル市に無事到着しました〜!代表・宮田宣也(のぶさん)、神主・柴田良一(りょうちゃん)、そして事務局兼広報の里加子の3人で現地入りです。日本は、台風の影響は大丈夫でしょうか?我々は、韓国を経由してモンゴルに飛んだため、影響を受けずに現地に無事到着することができました。到着したのは昼の12時頃でしたが、涼しい風がふいて、過ごすやすい気候です。夕方には少しだけ雨もパラパラと。先ほど、現地での打ち合わせを行い、修繕後の神輿とご対面してきました。スフバートル広場近くの和食料理屋さんで展示してくださっています。飾り綱も鈴もついて、大変立派です!カッコ良い!さて、いよいよ明日、神輿があがります!モンゴル、日本がいつまでも仲良しでいられますように、そして益々外交関係が発展していきますように。応援してくれた皆様の気持ちも一緒にのせて、ピカピカの神輿がスフバートル広場で輝く姿をお届けできるよう取り組んで参ります!本日Youtubeをアップします!この後、Youtubeにて、のぶさんとりょうちゃんへの直前インタビュー動画をアップします。楽しみにお待ちください。明日ライブ配信を行います!明日は、SNSライブ配信も実施します!(本日夜、ライブ配信のテストも兼ねて、前夜祭配信を行います。)以下のInstagram、Tiktokをフォローしてお待ちください。・公式Instagram:https://www.instagram.com/matsuriengine/・公式Tiktok:https://www.tiktok.com/@matsuriengine※時間を分けて、Instagram、Tikotokのどちらでもライブ配信を行います。17日のスケジュール8:30 神輿組み立て 開始10:30 神事 開始11:00 神輿渡御 開始※台風の影響で「JAPAN FESTIVAL IN MONGOLIA」の他の出演者さんの飛行機遅延の影響でスケジュールが変動する可能性が高いです。情報が分かれば、SNSでお知らせします。楽しみにお待ちください。ワクワクが止まりません!text by 祭エンジンメンバー 伊藤 里加子
こんばんは!今日の活動報告記事では、神輿修理を担当した職人へのインタビュー記事です!インタビュワーは私、事務局の里加子が担当しました。「神輿修理の裏話、楽しく聞かせていただきました!」お話をお聞きしたのは、彫金師の小池悠太さん、今回助っ人で入ってくれた相田偲紀子さんです。(相田さんの本職は蒔絵師です!)(左:相田さん / 右:小池さん)モンゴルへ寄贈される神輿に込められた想い、美しくなるまでの過程について、職人目線で語っていただきました。【Q】神輿の修繕を終えての感想を教えてください。【A】(小池さん)新たに彫り直す文様にはモンゴルの伝統文様のテイストを取り入れて、日本とモンゴルの架け橋となるよう願いを込めました。出来る限り元々の素材を使う事を意識しつつ、これからもモンゴルの地で永く使ってもらえるよう綺麗に修繕できたかと思います。細部までのこだわりに職人魂を感じます!モンゴルテイストを取り入れたのは流石の発想ですね!(相田さん)お神輿の修繕に携わったのが今回が2回目なので、未々勉強する部分があるなと思いました。自分の専門とは違う金属工芸としての部分を多く経験させていただき、金具の取り付けを行いました。取り付けに1週間程かかり、お神輿に対しての金具の量がこれだけあるのかと驚きました。それだけ、神様に対しての"礼"がこれだけの装飾に籠っているのかなとも感じました。すごい量です・・・!何個あるんでしょう。【Q】今回の修繕で大変だったことを教えてください。【A】(小池さん)船便で神輿を送る都合上、修理にかけられる時間が短かった事が大変でした。また、金具の彫りが浅いパーツが多く、研磨の過程で模様が消えてしまうので、新しく彫り直す作業が必要だった事も大変でした。磨くだけでなく、掘り直しも!見栄えが全く変わりますね!(相田さん)神輿の金具を全て取り外し、木材だけの状態で汚れを落としたときに汚れが拭き取っても落ちなく、木目に入り込んだり、思ったよりもバリが取れていなく手にササクレがひっかかったりと汚れ落としが大変でした。 長年使われてきたことで蓄積した汚れがあったようです!見違えるほど美しくなってますね!【Q】最後に、本プロジェクト成功に向けて、一言いただけますか?【A】(小池さん)これまで何度か海外向けの神輿の修繕や海外渡御に同行させてもらい、現地での想像以上の盛り上がりを体験させてもらいました。今回も無事と成功を祈願します。(相田さん)海外でお神輿があがるというのはあまり想像できないのですが、それだけ日本文化が影響を与えていると思うと素晴らしく誇らしいことだな、と感じます。なので、無事に神様が楽しめて神輿をあげる方々も楽しめる祭りになれば良いなと祈願します。お二人とも、ご協力ありがとうございました!たくさんの想いを込めて修繕してくださった神輿と現地で会うのが我々も楽しみです。さて、出国まで一週間を切りました!本プロジェクトをより多くの方に知っていただけるよう、尽力していきます。ご協力いただける方は、SNSでシェアいただけると嬉しいです!いつも応援いただき、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします!次回は、リターンの詳細を紹介したいと思います!text by 祭エンジン事務局 伊藤里加子