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呼子の漁師の未来を支える!漁師が手作りする「いか製品」を応援してください!

佐賀県唐津市の観光地である呼子で漁師をしながら剣先いか製品を製造販売している叔父の事業を支えたい。 「呼子あきひろ商店」としてネットショップを開業するにあたって製造環境や漁船の維持費用を確保し、「漁師が釣って漁師が手作りする呼子剣先いか製品」を継続して皆様にお届けできるようにしたいと考えています

現在の支援総額

416,000

41%

目標金額は1,000,000円

支援者数

50

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/06/20に募集を開始し、 50人の支援により 416,000円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

416,000

41%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数50

このプロジェクトは、2024/06/20に募集を開始し、 50人の支援により 416,000円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

佐賀県唐津市の観光地である呼子で漁師をしながら剣先いか製品を製造販売している叔父の事業を支えたい。 「呼子あきひろ商店」としてネットショップを開業するにあたって製造環境や漁船の維持費用を確保し、「漁師が釣って漁師が手作りする呼子剣先いか製品」を継続して皆様にお届けできるようにしたいと考えています

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<今週の出漁状況>今週,は15日夜から3回、出漁できました。水温が上がってきており、ヤリイカがいる水深が少しずつ深くなってきているとのこと。一本釣り漁師なので深くなってしまうと仕掛けが届かなくなるため今月いっぱいが勝負ということです。長くても8月初旬が限界だろうということでした。釣果はだいたい40~60くらいだったそうです。ただ、全体的にサイズが小さくなってきており、リターン品画像の規格のものは40杯釣って10敗前後とのことでした。心配だった台風もそれる方向ですし、リターン品分だけでなく開業予定のネットショップの年内販売分の材料まで確保できそうです。<トピックス>この週末にかけて船長はネットショップ用に試作している商品をお土産屋さんで先行販売し、お客様リサーチも行っていたそうです。今回先行リリースしたのは以下のに商品です。・ヤリイカお刺身の小分けパック(1パック当たり100g、4パックセット)※写真無し・ヤリイカの丸焼き用一夜干し両商品とも現行商品に対しては小さくて規格外のイカを使った商品となっています。お刺身用小分けパックは解凍してパックから出すだけでお刺身一人前として食べられるように切り分けたものとなっております。丸焼き用一夜干しは小ぶりのイカの胴体の裾を少し切り開いて内臓と目玉など食べられない部分のみを取り除いて一夜干しにしたもので、いかの姿そのまま丸焼きにして丸かじりできる商品です。画像は試作中のものです。(私がおいしくいただきました♪)どちらも選考購入していただいたお客様には大変好評で、「小分けは便利」「丸焼きはおいしさそのままで面白い」と評判だったとのこと。これから値付け名づけ、パッケージのデザインなど考えることはたくさんありますが、もう少ししっかりリサーチしてネットショップからお届けできるようにしたいと思っています!次週も良い一週間になりますように!


イカの調理方法
2024/07/11 19:00

今回のリターン品である「一夜干し」と「お刺身用」の生産について取材しましたのでお知らせします。水揚げいかは漁で釣った後、できるだけ早く水揚げしています。生け簀に長時間泳がせておくとすぐ弱って死んでしまうそうです。以下はクチ(くちばしとかトンビとか言いますね)から水をジェットのように吹いて大変高速に泳ぐため生け簀の壁などにぶつかって死んでしまうとのこと。そうなると状態は一気に悪くなって風味が損なわれるので帰漁したらできるだけ素早く水揚げしています。イカは温度に敏感で、温度が25度を超えるとすぐ弱ってしまいます。だからと言って寒くてもダメ。繊細な生き物です。そのため、海水温の変化をどう読み取るかが漁師の腕の見せ所だそうです。水揚げしたイカはできるだけ早く「生きたまま」業務用冷凍庫で冷凍します。冷凍庫の温度は-20℃で調整されています。これは一夜干し用も刺身用も関係なくすべてのイカを生きたまま冷凍しています。水揚げ後に生きたまま冷凍する理由水揚げ後に冷凍するのには理由があります。まずはやはり「アニキサス」などの処理です。ヤリイカには内臓部分にアニキサスが寄生していることがあります。(参考:厚生労働省「アニキサスによる食中毒を予防しましょう」)上記リンクにも記載されている通り、-20℃で24時間冷凍することで駆除できます。船長は24時間以上冷凍しています。また、生きたまま冷凍することでイカの防衛反応を利用して身を引き締め、うまみ成分を全体にいきわたらせるそうです。船長自身が試行錯誤しながらこの方法に行きついたとのことでした。ぷりぷりな触感、イカのうま味を楽しめる作品に仕上がっていると思います。現在商品化に向けて試作を続けている内臓部分を使った「たまご+しらこ料理」「くちばし」「スルメイカの塩辛」などもこの冷凍の工程で美味しく、安全にご提供できるのではないかと言っていました。(スルメは漁期が冬なのですが、船長の塩辛は実はすでに予約が入っており。。。)なお、「生きたまま冷凍」することにより新鮮な状態で2年間の保存ができたとのことでした。※実際はすぐ製品にして出荷しているので保管は1週間から長くても1か月くらいだそうです。)「一夜干し」は一晩干さない一夜干しというと長時間干すというイメージですが、実際は2~3時間程度の干し時間です。干すのはあくまでも「余計な水気のみ」を取るためで、長時間干し続けるとうま味が溶け込んだ水分まで飛ばしてしまうことになり、味も食感も落ちてしまうようです。干し方はイカをくるくる回す方式が見た目にも有名ですが、船長は竿干しにこだわっています。これも先ほどの「必要な水分を飛ばさない」ようにするためだそうです。※現在は長雨で出漁できていないので写真はありません。。調理とパッキング冷凍保管されていたイカの調理は一夜干し用と刺身用で若干行程が違います。調理直前にイカの大きさカタチ、肉の厚さなどで刺身用と一夜干し用で仕分けをしています。一夜干し、刺身用ともに内臓・目玉・くちばしを取り除いたあと、本体に対して縦に切れ目を入れておきます。お刺身用はすぐ真空パック機で真空パックにし再度業務用冷凍機で再冷凍します。ます。一夜干し製品は2~3時間の干し工程の後、真空パックにして冷凍します。生きたままでの冷凍だと2年間の保管が可能ですが、調理のため一旦解凍することで美味しく食べられる期限が2か月程度に短くなります。そのため、調理はできるだけ注文が入って発送する直前に行っています。なお、水揚げ後の冷凍庫と製品保管用の冷凍庫は別々になっています。それぞれがお互いに影響しあわないようにするための措置です。製品保管庫も業務用冷凍庫で温度は-20℃で設定されています。機材は中古でそろえているため古いですが、毎回の保健所審査は問題なく通っています。漁師と同じく冷凍庫も老いても働き者です。一日も早く天候が回復し、皆様のお手元へ確実に商品をお届けできる日を首を長くして待っています。


<今週の出漁状況>今週も好天が続き出漁回数は0回となりました。週末はお天気回復の見込みでしたが風が強く、海も時化ており出漁を見送っています。これで10日以上出漁できていないため、日々の収入確保が厳しくなってきています。出漁することが即収支に影響するためそろそろ厳しいですが自然相手の商売ですのでこればかりは何とも言えない状況です。。収入の穴埋めのためにリターン品とは別の、規格外のいかを使ってお土産屋さん店頭販売用の製品を作って店頭に卸しています。<今週の製造状況>リターン品用のいかは大きさ、形などある程度規格を決めています。ネットショップでも同じ規格で製造する予定です。お客様が直接見て選ぶことができないためいくら手作りであっても分量に差が出ないように考えています。しかし、いかは天然のものですのでその規格に合わないものが存在します。現在のパック商品としては規格外であっても呼子剣先いかに変わりはありません。小さいイカは姿のまま丸焼きにして先からかぶりつけるような商品にすべく研究をしていました。(別途レポートします。)新製品として皆様にお披露目できるように頑張っています。<トピックス>週末、出漁しないということでしたので福岡から私が訪問しました。まだ記事にできていない呼子のことなどテーマを分けて活動報告としてアップします。「今週の」からは外れてしまいますが7月7日の七夕の日に今回のご支援者の方が船長宅をご訪問してくださるそうです。その席でも試作品を召し上がっていただき、ご意見を頂くことになっています。こちらはご本人の了解が得られましたら記事にしたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!


<今週の出漁状況>前週末からの荒天続きで出漁回数は0回となりました。漁師は海に出てこそなのですがこの時期と秋の台風シーズンだけはどうにもなりません。幼少の頃より漁に関わっている現役漁師は西の空を見てだいたいの天気予報ができます。かくいう私も子供の頃に祖父(叔父の父)に天気の読み方を教わって以来あまり外したことはありませんでしたが、近年は異常気象というべきなのか、平地でもゲリラ豪雨が急に発生するなど読みづらい状態です。それでも叔父はしっかり天気を読んでいるのでさすが現役は違うなと感心しきりです。<今週の製造状況>今週は先述通り荒天のため一夜干しができず製造もほぼ止まっていますが、刺身用のいかの選別と加工は行っています。ただ、一夜干し用のものと規格を合わせるため、すぐに大量に、とはいかないところが手作りの難しいところです。<その他>今回のご支援を受ける中でご支援者より貴重なご意見を頂きました。「釣り好きのために需要は少ないが『漁師の釣り竿』を提供してはどうか」「その道一筋半世紀のプロ御用達の道具は好きな人は欲しいと思う。(自分が欲しい)」せっかくの長雨期間ということもあるのでやりイカ釣りで使用している釣り竿と仕掛けをリターン品に加えることを検討したいと思います。需要はどれくらいあるんでしょう??お気軽にメッセージ等頂ければうれしいです!


本日、6/28は北部九州大雨情報がでています。先週末からの荒天で出漁もできず、製品製造の方も肝心な「一夜干し」作業もできていません。(リターン品の発送も滞っています・・すみません)ただ、雨天であっても漁師の仕事に休みはありません。漁の道具の整備、えさの仕込みや船の整理、素材のいかの鮮度チェックなどを行っています。呼子は港町ですが住民は山の斜面に住んでいることが多く、土砂災害の危険性はあります。ただ、河川が少ないため(無いかも??)川につながる危険はありません。※その分水事情が厳しいです。斜面の岩盤は結構強固で、何十年も「地盤が緩んだ」ような記憶はありません。ただそれも住民が居てのお話し。空地空き家は必然的に荒れていきます。そしてそれが崩落などの事故につながります。人が住むことで維持されてきた地盤も、人が住まなくなると自然に任されていくことになります。船長の自宅は先方地区でも最も高台にあります。車は入れません。見晴らしは最高(プロジェクトの写真1枚目は船長自宅からの撮影です)なのですが、たくさんの荷物を抱えて船と行き来するのは大変です。このクラファンプロジェクトを成功させることが漁師の生活基盤強化につながり、安心感を持っていただけるようになって、漁師の跡を継げる若い衆が増えてくるといいなと思います。