松糸道路の実寸アートで松糸道路を考える機会を作り、北アルプスの景観を守りたい

松本市から糸魚川まで時速60kmで走行する松糸道路建設によって北アルプスの景観の美しさが失われようとしています。大町市では市街地の真ん中に盛土道路を作る計画が進んでおり、高さ6m、幅30mのまるで東西に遮る壁のようなものです。その実寸大アートを竹で制作し、それが本当に必要かどうか考える機会を作りたい

現在の支援総額

761,000

108%

目標金額は700,000円

支援者数

99

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/07/30に募集を開始し、 99人の支援により 761,000円の資金を集め、 2024/09/03に募集を終了しました

松糸道路の実寸アートで松糸道路を考える機会を作り、北アルプスの景観を守りたい

現在の支援総額

761,000

108%達成

終了

目標金額700,000

支援者数99

このプロジェクトは、2024/07/30に募集を開始し、 99人の支援により 761,000円の資金を集め、 2024/09/03に募集を終了しました

松本市から糸魚川まで時速60kmで走行する松糸道路建設によって北アルプスの景観の美しさが失われようとしています。大町市では市街地の真ん中に盛土道路を作る計画が進んでおり、高さ6m、幅30mのまるで東西に遮る壁のようなものです。その実寸大アートを竹で制作し、それが本当に必要かどうか考える機会を作りたい

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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この度は 「松糸道路の実寸大アートで松糸道路を考える機会を作り、北アルプスの景観を守りたい」 にご賛同、ご支援いただきまして誠にありがとうございました!無事に製作が終わり、現在、展示が続いています。とても多くの方に見て頂いているようです。松糸道路の影響に対して大きさを可視化することにより、「あんなに大きいと思わなかった。」「あれでは景色も台無しになってしまう。」「実寸大でイメージができた。」など、住民の皆さんから様々な感想を頂き、やって良かったなぁと嬉しく思っています。北アルプス国際芸術祭の期間と合わせたことも奏を功してメディアにも数々取り上げて頂きました。この成果は、ひとえに皆様のご支援とご協力のおかげです。本当にありがとうございました!返礼品の予定期限を過ぎてしまい申し訳ありません。現在、記録集を制作中のためもう少しお待ちください。最後に大町市での松糸道路の計画について現状をお知らせします。私達や市民から様々な活動や訴えをしているものの、クラファン時に掲載していた長野県の計画は未だに見直されずに進んでいます。しかし、地元自治会からルート見直しの陳情が長野県と大町市に提出されるなど、徐々に計画への再考の声は大きくなっています。やはり、自分達が考えて声をあげていくことが大事なんだと感じています。このようなことは大町市だけでなく、皆さんが住んでいる場所でも起きていることです。今回の機会から多くの方と様々なことを学んで感じ、共有できました。これも一つの成果です。自分達の大切な場所は自分達で守りたい。私達はこれからも大町の美しい景色と素晴らしい魅力、その宝物を大切にしながら生きたいと思います。また、今後も皆様にも大町市の心地よさを感じて頂ければ幸いです。近況のご報告を合わせて、ご支援のお礼とさせて頂きます。                                大町の未来を考える会 代表 伊藤洋平


松糸道路実寸大アート制作10日目。ほぼ、作品ができました。毎日、朝に手作りケーキを焼いて差し入れてくれて、おやつの時間にもイチジクのアイスを差し入れてくれる地域のおばあさんが、本当にありがたいです。こんなにも地域の方に応援されて、地域の方の想いとともに制作する機会は今までなかったと思います。竹を編む制作の手伝いにもいろんな人が参加してくれて、みんなで協力して巨大な松糸道路の盛り土の形を作り上げていきます。少しづつ松糸道路の巨大さに、通りかかった人と会話が生まれます。明日の9月13日の10時から12時頃まで作品完成披露イベントを行います。舞などの催しとバーベキューをして、みんなで作品の完成のお披露目を行います。お近くにお越しの方はぜひご参加ください。https://maps.app.goo.gl/B97Q1W3jnqBXjYVH6


松糸道路実寸大アートの制作4日目。毎日のように地域の方たちが、飲み物や手作りのケーキ、ゼリー、白玉ぜんざいや、梨やりんご、漬物、ブドウやイチジクを氷らせたものなどを差し入れにもってきてくれて、がんばってください。という声をかけてくれるのが、とてもありがたいです。こんな大きな道ができるの?と困惑する通りすがりのおばあさんがいたり、近くの方が、大きな脚立を貸してくれたり、高所作業の大変な作業のなか、地域の人たちの想いとともに作っていくことに、とてもやりがいを感じています。松糸道路の実寸大アート、クラウドファンディングのイメージ図の構造部分が、ほぼできました。ここからどのような作品に変化していくのか、そこに関わってくれる人たちの想いとともに、 松糸道路を考えるきっかけとなる作品の形を生み出していきます。


みなさまのご支援で、目標金額を達成することができました。本当にありがとうございます。現在105%の740,000円で、残り5時間です。目標金額を越えた部分は、完成記念イベントの費用などに使わせて頂きます。そして本日より、本格的に松糸道路の実寸大アートの制作を開始しました。6mの高さの竹を使って、高さを確認してから、竹を番線で結び、構造となる形を作っていきます。松糸道路建設で立ち退きになる畑をやっている方も、邪魔な木を伐ったり、草刈りなどで準備を手伝ってくれました。地域の方も覗きに来てくれます。そして畑の土地のオーナーが美味しい梨の差し入れを持ってきてくれました。お茶の時間に松糸道路の話やいろいろの話をすることもとても大切な時間です。この高さ6mの構造物に、地域のささやかで美しい生活が呑みこまれていくことが本当に必要なことなのか、考えることができるきっかけとなる松糸道路実寸大アート制作の活動をこれからも発信していきますので、ぜひ最後のご支援をよろしくお願いします。


みなさまのご支援で、目標金額の77%、545,000円が集まりました。残り5日間です。 松糸道路建設によって、父の代から、何もないような荒れ地を開墾してきた田畑や家が立ち退きになる。死んでもハンコは押さないと言う話を聞いたとき、このプロジェクトを実現させたいと強く思いました。大町の未来を考える会メンバーの想いをご紹介します。 道路の下になるかもしれないと知人から知らされてから、夜中に起き、寝付かれない夜を過ごし、日中仕事をしていても、ふと心に不安がよぎり、休日は何をするにつけてもため息しか出てこない日々を過ごしている。そして、その思いが浮かぶたびに、苦労して、働いて、働いて、病の床でも心の中で必死に稲を作っていた父のことを思い浮かべる。 戦後、空襲を逃れ疎開してきた一家。昔は河原であったであろう土地を開墾して、田畑を切り開き、 掘立小屋から作ったという。 今でも、20cm程掘ると、下からは大きな石や岩がごろごろと出てくる。田んぼから宅地にした庭は、ちょっとした雨で水たまりになる。しかし、棒やつるはしで穴をあけると、地下の石の間にみるみる水が吸い込まれていく。そこから考えても、開拓したころの苦労が思いやられる。少しずつ、少しずつ、開拓し、土地を広げたそうだ。その苦労や土地に対する思いは、直接両親から耳にしたことはない。しかし、水が抜けないように、荒くれ・代かきと何度も何度も、丁寧に、機械で行き来していた父の姿から。そうしないと田んぼにできなかった苦労が伝わってきた。おじから土地を引き継ぎ、父の代になっても、日の出とともに田畑に出、雷が鳴っても帰らず、暗くなっても 働き続けた父。映年は、パーキンソン病に侵され、手足が震えるようになった。不随意運動で顎がガクガクするからと、帽子用のゴムを頭から顎まで輪にして田畑に出、主治医からは、「こんな体で、まだ、働いているのですか?」と驚かれた。とうとう、ペットに伏せるようになっても、空中に手を伸ばし、苗を植え、稲刈りをしてい た父。どうしてそこまで、働けたのか。働いてきたのか。自分が育ててきた土地を、農業をする事を通して、愛し、守ろうとしてきたからに違いない。もし、父が存命で、ダムの下に埋もれるように、自分の土地や家が道路の下に埋もれるかもしれないと知ったら、どう思うだろう。小さいころから、稲作を手伝ってきた自分は、小さい頃から家族で泊まりを伴った旅行をした覚えがない。特にゴ ールデンウィーク期間は、通称「オリンピック道路」を60~70キロでとばす車を見ながら、田んぼの中で仕事をしながら「どこに行くんだろう。」と眺めていたものだ。4/21の松糸道路の説明会では、「道路を利用する人に迷惑がかからないように」という趣旨の説明があった。一方、代々守ってきた田畑や「終の棲家」にと貯金をはたいて建てた家の上に盛土され、土地や住みかを失う者たちを気遣う気持ちは何われなかった。すでに「決定している」という起点部分についても、すべてのコースが決まるまでは説明できないという。夜も眠れぬ思いをし、日々不安にさいなまれている者に対する説明責任はないのか。公共の利益のために、代々守ってきた土地を何も言わずに差し出すことだけが、高規格道路という名のダムに沈みゆく者たちに、残されたただ一つの道なのか。


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