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松糸道路の実寸アートで松糸道路を考える機会を作り、北アルプスの景観を守りたい

松本市から糸魚川まで時速60kmで走行する松糸道路建設によって北アルプスの景観の美しさが失われようとしています。大町市では市街地の真ん中に盛土道路を作る計画が進んでおり、高さ6m、幅30mのまるで東西に遮る壁のようなものです。その実寸大アートを竹で制作し、それが本当に必要かどうか考える機会を作りたい

現在の支援総額

761,000

108%

目標金額は700,000円

支援者数

99

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/07/30に募集を開始し、 99人の支援により 761,000円の資金を集め、 2024/09/03に募集を終了しました

松糸道路の実寸アートで松糸道路を考える機会を作り、北アルプスの景観を守りたい

現在の支援総額

761,000

108%達成

終了

目標金額700,000

支援者数99

このプロジェクトは、2024/07/30に募集を開始し、 99人の支援により 761,000円の資金を集め、 2024/09/03に募集を終了しました

松本市から糸魚川まで時速60kmで走行する松糸道路建設によって北アルプスの景観の美しさが失われようとしています。大町市では市街地の真ん中に盛土道路を作る計画が進んでおり、高さ6m、幅30mのまるで東西に遮る壁のようなものです。その実寸大アートを竹で制作し、それが本当に必要かどうか考える機会を作りたい

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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絵描きの鈴木彩花と申します。 わたしが初めて大町を訪れたのは 2011年の夏、現地の美術祭を観に来たことがきっかけでした。 そのときわたしは19歳で 初めてひとりで長野県を訪れました。 無人駅の稲尾に降り立ったとき 目の前に広がる山々と 木崎湖の、ピンと鏡のように張った湖面。 成長中の稲が活き活きとしている田んぼの美しさに息をのみました。神奈川県の街育ちだったわたしは、圧倒的に自然にあふれた大町の土地に惹かれ、毎年通うようになりました。 そのうち、地元の米農家さんやブルーベリー農家さんのお手伝いさせてもらえたり、たくさんの時間を過ごすことができました。 毎年触れるもの全てが新鮮で、生きていくなかでとても大切な経験をさせてもらっています。 大町の自然や景観は、わたしにたくさんのインスピレーションを与えてくれていて、木崎湖沿いで絵を描く時間は宝物となっています。 水のゆらめきを眺めていると、不思議な心地になります。 落ち着くような、包まれているような。 水が身近にある土地は とても豊かだと感じます。 松糸道路がつくられることで どのように景観が変わるのか 10年の建設の間、自然や生き物たち、わたしたちの生活への影響はどのようなものであるのか 10年以上関わってきて 一生ものの関係を築けている友人もいる大町のこれからを、わたしも知り一緒に関わっていきたい。 その想いをもとに、木崎湖のお水をいただき 水のゆらめきや、たくさんの生き物、 自然からのインスピレーションを得て描きます。 動き変化し続ける水の世界のように ひとつひとつ、形や模様は異なります。 手元にいつも水の流れを。 優しく包まれているようなお守りになるよう願いをこめて。 大町の未来のための力に 少しでもなれたら幸いです。 鈴木 彩花 


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大町の未来を考える会 代表の伊藤と言います。この度は大勢の皆さんからプロジェクトのご支援をいただき、本当にありがとうございます! 皆さんの大町を想う気持ちが伝わり、とても嬉しいです。また、立ち上がってくれたアーティストたちに感謝し、心強く感じています。今回のプロジェクトにあたり、自身について少しお話させてください。私は大町市で生まれ育ちました。小さな時から外遊びが大好きで田んぼの水路でドジョウを捕まえたり、木崎湖で泳いだり、自然の中を友達と駆け巡っていた子供時代でした。今では遊び方も大人になって湖でSUPしたりになりましたが、仕事はアウトドアと日常が自然の中にあることに変わりありません。ここには雄大な北アルプスがあり、田園に揺れる稲穂や至る所で輝く水面など四季折々の美しい風景が見れる、そんな自然豊かな大町。また、穏やかで暮らしやすい住環境もあります。ずっと大町にいて、これからもいたいと思うのは、大町が最高だと思い、大好きだからです。この街で家族と暮らしていることが大きな喜びです。その環境に魅せられた移住者の仲間も増えてきました。また遊びにくるなど来訪する皆さんも、訪れた際には同じように感じているかと思います。しかし、その素晴らしい環境への危機感を感じたのは7年ほど前でした。50年ほど前から検討されていたという松糸道路という計画の大町区間の検討が再び始まりました。市内に新しい道路、およそ高さ6m、幅30mほどの盛土道路を作るというのです。そしてその道は市内を抜けた後は木崎湖沿いを通り白馬へと向かう計画です。市内はもちろん、木崎湖など仁科三湖にも関わることを知りました。道路建設によって大町の美しさや暮らしやすさが損なわれるのではないか? そんな不安が募りました。それから仲間たちと様々な活動を始めました。事業主体の長野県が開催する説明会に参加するのはもちろん、市民参加による勉強会やワークショップ。時には参加者が70名を越える会もありました。そして建設予定地のルートを実際に歩いて影響を考える見学会。市長をはじめ、市議会議員との懇談会や長野県への要望も行いました。10回以上を超える活動の中で様々なことが分かってきました。松糸道路には賛否があること。作る前に考えなくてはならない課題がたくさんあることです。新しい道を望む人からは街の発展のために必要な道、1分でも1秒でも早く来れる事が大事なんだと、そんな話を聞くことがありました。一方では、大町の魅力を失ってしまう、先祖から受け継いだ大切な土地を失ってしまうと、不安を持ち反対する方もいます。様々な市民の声を聞いてきました。もうひとつ大きな課題は、まだ松糸道路自体のことや、その価値が分からないことです。計画がよく分からない、本当に作るの? と言った声も多くあります。移住者の方からはこう言われたこともあります。「こんな小さな街にこんなにたくさん道路があることに驚いた。」と。道路はあると良いと思いがちですが、新しい道路の役割は果たして何でしょうか?事業主体の県では色々と掲げていますが、腑に落ちることがありません。推進されている市長や議員さんたちと懇談した時のことが印象的です。皆さん、道があると大町は発展する可能性があるとおっしゃるのですが、どんな発展か中身を聞くと答えられません。道路計画が街のビジョンに繋がっていないのです。松糸道路計画が始まった約50年前は交通網が整備されておらず不便さもあり要望されたのかと思いますが、それから大町にはバイパスもでき、長野オリンピックの時にも道路ができて車での移動はかなりスムーズになりました。また人口減少もあって、今では渋滞することがなくなりました。今回の松糸道路は、大町市のど真ん中を割るように計画されている盛土道路。一度道路を作ってしまえば、元に戻すことはできません。果たして、大町の素晴らしさを損なってでも、必要な道なのか?今までも長野県や大町市には計画の懸念については度々伝えてきましたが、本当に届いたとは言えないのが現実です。今、大事なのは、大町の未来について真剣に考えることだと思います。プロジェクトを通して、より大勢の方へ松糸道路について考える機会を作りたいです。松糸道路ができたら大町はどうなっていくのか?より具体的に話せるよう、イメージしやすいもの、話題に上がりやすいこと、を目指してプロジェクトをメンバーと進めています。最後に私が活動を通して感じ、願っていること。松糸道路のような行政の計画に市民が関わるのは大変なことです。楽しい話ではないし、小さな街では同調圧力も強く、自由に発言することができません。でも、今回のアートプロジェクトなら多くの人と関わることができ、楽しめる一面もあります。現状を変えるチャンスがあると思い、私自身ワクワクしています。この大町の素晴らしさを守るには、もっと、もっと、大勢の方々の気づきと声が必要です。そして自分たちの大切なものは、自分たちで守りたい!皆さん、これからも一緒に行動していきましょう!


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みなさまのご支援によって目標額の50%を達成することができました。ありがとうございます。現在、松糸道路の実寸大アートに用いる竹の伐採や制作に参加している参加作家が、新たな返礼品を制作したので、ご報告します。作品タイトル「龍鱗(りょうりん)」龍神伝説の残る信濃大町の杉の破片を龍の鱗に見立てて描きました。龍鱗は終わりなき幸せ、守護、魔除け、邪気払いを意味します。 また天子や英雄の威光を例えて龍鱗といいます。 この土地の自然の威容に敬意を込めて、永久の繁栄を願いました。また、このプロジェクトに共感して、協力してくれている参加作家が描いた返礼品のメイン画像になっている作品は、返礼品の希望があり、行先が決まったため、新たに2点の絵画作品を返礼品として追加します。「セドナのカケラ」「WATER FLOW」今後も目標金額達成を目指して、松糸道路実寸大アート制作に関わる参加作家や、大町の未来を考える会のメンバーの想いを活動報告で紹介していきたいと思います。目標金額達成のためプロジェクトのシェア等、みなさまのさらなるご協力をしていただけますと幸いです。 


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クラウドファンディングを成功させるには、開始3日間で30%を達成することが重要であるという目標値の1つを、みなさんの支援によって達成することができました。本当にありがとうございます。そして、7月末から松糸道路実寸大アートの素材となる竹の伐採作業を開始しました。大町市は冬季、雪深い土地なので、竹はほとんど生えないのですが、八坂地区にだけ竹が生えています。今回、八坂地区と大岡村の方にご協力頂き、竹の伐採作業を行いました。放置された竹林を、竹の子が採れやすくなるように竹間伐を行いながら素材となる竹を集めました。そして伐った竹は地域の方にトラックで運搬に協力していただき、松糸道路の建設予定地の畑に運び込みました。こうした土地を守りたいという様々な人の想いに支えられて、この活動は行われています。その時、畑のオーナーさんから、掘りたてのジャガイモを頂いてきて、肉じゃがにして食べてみたのですが、この土地を愛し、売るためにではなく、人にあげるために畑作りを行っているというオーナーの、心の籠ったジャガイモはとても美味しかったです。このジャガイモは10組限定の返礼品にもなっています。自らの愛する畑を守るために、畑のオーナーさんも一緒に竹の伐採を手伝ってくれました。引き続き、竹の伐採作業を進めながら、松糸道路実寸大の竹の構造物のイメージをふくらませていきます。松糸道路について考える機会を作り、より多くの人に、松糸道路の問題について考えてもらうきっかけとなるように、目標金額達成のためプロジェクトのシェア等、みなさまのさらなるご協力をしていただけますと幸いです。