奥田シェフは、もともとはフレンチを志向していましたが、庄内の在来作物や肉や魚の美味しさをできるだけそのまま表現できるイタリアンに志向をうつしたそうです。
奥田シェフの表現を借りると、
「フレンチはマリアージュだから成熟した料理と成熟したワインを合わせてマリアージュ(結婚)させる。
日本のイタリアンはTHE素材だから今の皿にいない味を次の皿で使うことで口が求める味が登場〜にする。
そしてワインと補完関係作っていく。
ワインは料理を完成させるソースと考えて料理にソースはつけないでワインとペアリングしていきます」。
私も何度となく奥田シェフの料理をいただいていますが、6/23-/24、鶴岡市で開催された(一・社)食文化ルネサンス主催「第8回 次世代食文化フォーラム」に参加しましたところ、奥田シェフのアル・ケッチァーノで皆に提供された食事は、全19品(!)でした。
「こんなに多くの食事を食べられるのだろうか?」と、参加者の多くが感じたようです。
が、ほとんどの方が完食されました!
「けっこう食べられたでしょう?
ちゃんと流れをつくってお出ししていますから」と、奥田シェフはにんまり。
その秘密を明かすチャート図が、FBに投稿されました。
今回のプロジェクトでは、書籍に併せて、お料理をいただけるリターンを用意しております。
ぜひ、この「奥田マジック」とも呼べる食のワンダーランドを体験ください!