なぜ薪窯じゃなきゃいけないの?
それは、毎日をちょっと豊かにする、極上のパンを届けたいからです。
電気オーブンでは決して再現できない、薪窯だからこそ叶う3つの魔法があります。
1. 味わい深い「生きた」パンが、暮らしを満たす
薪を燃やし、石窯に蓄えられた遠赤外線の熱は、パンの芯までじっくり、優しく火を通します。
まるでサウナのように水分を閉じ込めるため、中は驚くほどしっとり、もっちり。
水分が逃げづらく、買ってすぐに食べるのはもちろん、数日経っても、風味の深みが増していく変化を楽しめます。
日持ちが良いので、忙しい日常の中でも「本物の食事パン」を長く楽しむことができます。
2. 小麦の魅力を120%引き出す、芳醇な味わい
薪の炎がもたらす熱は、パンの皮をパリッと香ばしく焼き上げ、独特の「薪の香り」をパンに宿します。
シンプルだからこそ、私たちが厳選した国産小麦の持つ素朴で奥深い風味を最大限に引き出します。
素材本来の旨みが凝縮されているため、そのままはもちろん、チーズやワイン、スープ等の料理とも格別な相性です。
3. 安心感とサステナビリティ(持続可能性)への想い
窯に薪をくべるという古来からの製法は、職人の経験と五感が試される、時間と手間のかかる作業です。
私たちはこの手間のかかる作業を選択することで、食べる人の健康と自然の恵みに対する真摯な姿勢をパンに込めています。
薪を使用することで、地球に優しい、持続可能なパン作りにも貢献します。
grains.(店名)が目指すのは、ただのパンではありません。
毎日の食卓に寄り添い、身体をつくる糧となり、食べるたびに「ほっ」と安らげる、小麦の生命力に満ちたパンです。
この特別な薪窯を導入し、ヨーロッパ10年で会得した本物のパンを皆さまにお届けするために、ぜひあなたの力を貸してください。
grains.では主に国産小麦を使用して天然酵母で発酵をとったカンパーニュ(素朴な味わいの食事パン)や食パンをメインに、ヨーロッパ各国のパンやお菓子を販売いたします。

自己紹介
はじめまして、新潟市出身の西方健です。地元の専門学校のパンコースを卒業しました。フランスで4年、ドイツで1年、イタリアで5年パン職人として働き、10カ国以上のパンを食べ歩きました。
2024年、新潟にUターンし、自店「grains.」を立ち上げる決意をしました。

2019年ドイツベルリンにて
どのように実現するのか?
2025年夏より契約した貸店舗を基礎からリフォームし、パンへの情熱を形にする窯専門の職人さんが煉瓦を積み一緒に作り上げます。
実現したいパンに合わせ、窯の大きさや煙突を設計し、10月より施工開始です。
部品などはフランスから取り寄せた物を使用し、伝統的な構造に倣い、ヨーロッパ10年の経験と薪火とが最高の出会いを果たす舞台を築きます。
そしてこの窯は、単なる調理器具ではありません。この地域に末永く残り、私たちが目指す「未来の食卓」を支える、大切な心臓部となるのです。そして担い手を育て、次世代へと引き継がれていって欲しいのです。
2026年2月 パン屋「grains.」新潟市西区青山にオープンの予定です。
2025年8月 店舗リフォーム中
店舗完成イメージ
ヨーロッパから新潟へ。土地を表現するパンを。
私がヨーロッパで焼いてきたパンはその土地を表現していました。
その土地で育てられた麦がその土地の食べ物や料理に合うようにパンになってゆく。私はそのとても自然で美しく、当たり前の循環に強く心を惹かれました。
「もし生まれ育った新潟の地でもこれを表現できたら…。」
時代や流行に左右されることのないパン。何千年も前から続きこれからも続いてゆくパン。
一過性の流行のものではなく、日々の食卓に深く根ざす、本質的な豊かさです。
食材を輸入して現地の味を再現するパン屋さんは見受けられますが、新潟産小麦や国産材料で作ったパンこそ、この厳しくも美しい風土を表現し、料理に寄り添い、これからの時代を牽引するパンが焼けるのではと思い立ちました。
目指すのは毎日食べても飽きがこない、でも一口ごとに『ああ、美味しい』と心で感じる滋味です。
食材が豊かなここ新潟で、お客様はもちろん、農家や生産者さん、そしてその他お店と関わる方々と真摯に向き合い、今までの経験を生かし自店を持つことを決心しました。
得意なパンと食べ方の例
イタリアミラノにて。ピッツァを焼く窯です。
イタリアにてピザ屋さんのオープンも経験
このプロジェクトに協力をいただいている方々
横山工業株式会社 代表取締役 小林様
リターンについて
①grains.のパンのおいしい食べ方まるわかり動画の支援者限定公開URLをお送りいたします。 (1000円)
②grains.のパンのおいしい食べ方まるわかり動画の支援者限定公開URLと1000円以上お買い上げの際に使える5%OFF(券の発行日2026年2月1日より6ヶ月以内、2026年7月31日まで)(3000円)
③新潟小麦使用・クラファン限定版grains.の薪窯カンパーニュ1つ(5000円)
④新潟小麦使用・クラファン限定版grains.の薪窯カンパーニュ2つ(9500円)
⑤パン職人西方健一日貸し切り券(3名限定・120000円)
⑥Founders’ Circle(500,000円)
お名前は一切公開せず、2つの受け取り方からお選びいただけます。
詳細はリターンページにて。
薪窯製作費の内訳
以下見積書より抜粋
・パン窯用鋳物一式(輸入経費含む) ¥664,480

・材料費(主に煉瓦とセメント)¥2,178,526
・輸送費¥600,000
・図面作成,人件費等¥1,040,000

合計¥4,483,006(消費税抜)
経歴とスケジュール
2014年 国際調理製菓専門学校パンコース卒業&製菓衛生師資格の取得
2014-2017年 Maison Landemaine (フランス/パリ)
パンを学ぶからには絶対にフランス、とパリへ。2年目からはスーシェフとして働きながら、後輩育成も行う。食材の豊富さとパン作りの歴史の深さの中にあるフランスのパンに魅せられ虜に。製粉所見学、入賞はなりませんでしたがバゲットコンクールへの参加や、14日間泊まり込みでのシャンパーニュ・トレパイユ地方で葡萄の収穫と醸造過程の学びなど通してパン、食文化を肌で感じる。フランス各地、スペインやスイス、オランダ、チェコ、オーストリアを旅してパンを食べ歩き、各国のパン文化、小麦の違いなどを感じる。
2018年 SOLUNA BROT UND ÖL (ドイツ/ベルリン)
新たな経験を求め移住したドイツベルリン。シェフとして働いたパン屋は全てオーガニック素材にこだわっており、働きながらドイツならではのドイツ麦を使ったパン作りとパン文化に魅了される。ビール文化と双璧をなすパン文化の中で、昔から伝わるドイツパンの製法、材料の組み合わせ方を現地人との仕事と生活を通して学ぶ。ドイツ各地、デンマーク、ポーランドを旅してパンを食べ歩く。日照が少ない寒冷地でのパン文化を知る。
2019年 Panificio Davide Longoni (イタリア/ミラノ)
天然酵母とイタリア各地で栽培される異なった小麦を使ったパン作りを「イタリアで最高のパン屋」の一つに選ばれたダヴィデ・ロンゴーニの元でパン職人として1日1トンを超えるパンを作りながら学ぶ。古代から改良されることなく耕作される麦の種類の多さとその香り高さに開眼。フォカッチャやピッツァ作り、伝統的製法を用いたパネットーネ作りを通してイタリアのパン文化を吸収。
同時期にYoutubeチャンネルを立ち上げ、デモンストレーションや理論動画を配信。パン作り熱心な視聴者と動画を通してパン作り理論を教えたり、意見を交換したりすることに喜びを感じ、チャンネル登録者数3000人を突破。ヨーロッパ圏で出張パン教室を開催した際には、実際に2回ドイツで訪問レッスンを行い、小麦粉ごとに異なるパン作りを教えた。
2020-2024年 (イタリア/ミラノ)
ミラノにてKatsusanderia(カツサンド店),Favola(ピザ店),PAN Milano(日本をコンセプトにしたベーカリー)の立ち上げ、オープン、運営にYoji Tokuyoshi氏とシェフベイカーとして協力。物件選びや製パン機械、材料選び、商品開発に始まるお店の作り方を学ぶ。KatsusanderiaとPAN Milanoはイタリアのグルメ雑誌ガンベロロッソのパン部門に取り上げられました。
イタリア各地でパンを食べ歩く。とても色濃くダイナミックなイタリアのパン文化を現地で肌で感じる。
ガンベロ・ロッソ(Gambero Rosso)は、イタリアを代表する権威あるグルメ雑誌で、ミシュランに並ぶ影響力を持つ美食ガイドです。
PAN' MILANO(日本風のパンを販売するブレッドカフェ)の立ち上げのパン職人の協力として名前が載りました。

●2024年 3月 帰国
●2025年
5月店舗物件契約
7月融資実行/店舗内装工事開始/丸榮製粉株式会社(新潟市・亀田)と使う小麦粉について話し合い
8月クラウドファンディング開始
10月薪窯製作開始
11月薪窯完成予定(クラウドファンディング終了)
12月薪窯試運転/パン試作
●2026年
2月店舗オープン・リターン発送開始
店舗情報
grains.(グレインズ)
新潟市西区青山4丁目1-37
駐車場5台あり
西大通り沿い、Honda カーズ青山東店様となり。JR青山駅より徒歩2〜3分。
営業日(予定):
平日(月・木・金)10:00〜18:00
週末・祝日(土・日・祝)8:00〜16:00
定休日:火曜・水曜
電話番号:準備中
最新の活動報告
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11月14日金曜日Live配信決定
2025/11/13 23:41こんばんは!プロジェクトを応援していただいた支援者様、そして見守っていただいている皆様、いかがお過ごしでしょうか。あす11月14日金曜日夜8:30より、製作途中の薪窯前よりLIVE配信が決定いたしました。クラファンのリターン報告をはじめ、販売予定のパン、そしてパン作りの裏話まで、オープン前の緊張感の中、私オーナーの西方が1時間ほど“ここでしか聞けない内容”をお届けします。お仕事中の方はそばに携帯を置いて、音声だけでもどうぞ!この期待感と緊張感が入り混じった空気感をぜひ一緒に味わってください。Instagram:nishi_ken_panYouTube:にしけんパンちゃんねる2チャンネル同時配信を予定しております。フォローしてお待ちください。grains. 西方 もっと見る
応援ありがとうございました!本日よる8:30〜お店から生配信します
2025/11/02 07:35おはようございます。泣いても笑っても今日がクラファン最終日!皆様、たくさんの応援ありがとうございます。写真は今朝の新潟の小麦畑の小麦です。少しずつ成長してきているのが分かります。grains.も、この小麦のように力強く成長していって欲しいです。本日11月2日(日)よる8時30分、お店からから「クラファンカウントダウンLIVE配信」をやります!プログラム1.残り3時間!進捗報告2.grains.のここまでの歩み3.今後の予定&オープンに向けて4.最後のあいさつ5.質問に答えますという内容で45分ほどを予定しております。Instagram:nishi_ken_panをフォローしてお待ちください。grains. 西方 もっと見る
110%達成!あす薪窯クラファン終了です!
2025/11/01 17:13ついに110%を達成しました。本当にありがとうございます。写真は薪窯にコンクリートを流しているシーン。薪窯作りは中盤へ。いよいよ薪窯の代名詞とも言えるアーチを作る工程へと向かっています。ここまで来られたのは、支援してくださった皆さまのおかげです。ひとつひとつの応援やコメントが、大きな励ましになってきました。「オープン楽しみです!」「薪窯のパン、待ってます」そんな言葉をいただくたびに、背中を押されてきました。そして今日、ついに目標を超えて110%。けれど、ここで終わりではありません。明日が最終日!残りわずかな期間ですが、この挑戦を通して、もっと多くの方に「grains.」の想いを届けていけたら嬉しいです。もし少しでも共感していただけましたら、シェアやご支援で応援いただけると本当に励みになります。最後まで見届けてくださる皆さまに、心から感謝を込めて。grains. 西方 もっと見る




家が近い場合でもリターンのパンの受取りは宅配ですか?
いちばん得意とするパンはなんですか?
Q:パンのリターンの配送は置き配対応ですか? A: いいえ。パンは食品のため置き配はできません。 必ず対面でのお受け取りをお願いしております。受け取りやすい時間帯をあらかじめご指定いただけますと、最短で美味しくお届けできます。 配送日が近くなったらまたアナウンスさせていただきますのでもうしばらくお待ちください。