こんばんは。実行委員長の水野です。今年は9月になっても暑い日が長かったですね。やっと秋の気配を感じられるようになった頃には9月も終わりかけ、クラファンも終了が目前に迫ってまいりました。みなさんのご支援と応援メッセージに支えられた9月。本当にありがとうございます。後数日、何卒よろしくお願い申し上げます。本日の活動報告も昨日に続き、応援メッセージのご紹介です。「ART in MINO 土から生える2024」の主催となっている土から生える実行委員会とセラミックバレー協議会。私自身は、土から生えるの実行委員長でありながら、協議会メンバーとしても日々活動しています。協議会を代表して笠井さんと井澤さんからいただいた熱のあるメッセージをご一読ください。世代を超えて、地域や業界の為に自分たちが出来ることをともに取り組んでいます。笠井政志(株式会社エクシィズ代表取締役・TAJIMI CUSTUM TILES)2021年4月にセラミックバレー協議会を発足させた時、我々は「この美濃の地をアートとクラフトの街に」という想いでCeramic Valley Craft Camp[通称:CCC]を立ち上げました。今までに、瑞浪市、土岐市、可児市と3年間巡回し、来年3月に多治見市で4回目を迎える予定です。そして今年、まさに国際陶磁器フェスティバルの期間に合わせ、アートプロジェクト「ART in MINO 土から生える2024」を開催できることは、更にこの上ない喜びです。From MINO, To MINOを行動目標に掲げ、魅力ある美濃の地の発信に力を注いできました。今回のプロジェクトはTo MINOの今後集大成になり得る取り組みになりそうです。日本中、いや世界中からやきもの好きの人たちが集い、この地の魅力を見つけ伝えて欲しい。また、ここに暮らす人には自分のまちの素晴らしさに改めて気づき、誇りを持って生きていってもらえればと願います。 井澤 秀哉(株式会社井澤コーポレーション代表取締役・THE GROUND MINO) 美濃焼の産地であるこの地域を魅力あるまちとして未来に残していく為にはどうすべきかを考えセラミックバレー美濃として地域のリブランディングの活動を進めてきました。窯業で発展してきたこの地域は500万年前は東海湖という琵琶湖の6倍の湖でした。その世界唯一無二の湖に堆積し熟成された粘土がこの地域の発展の源です。多彩な土が生まれ多彩な人が集まり多彩なモノや技術が生まれ育った。この素晴らしい環境は全て土から生まれたのです。しかしながらこの大切な土の歴史や価値が伝わっていない事が大きな問題と考えます。この土から生える2024を通してこの地域の最高の資産である土の価値を知り見つめ直す機会になれば幸いです。
こんばんは。実行委員長の水野です。2008年の当時を知らない私たち実行委員会の面々。陰で支え、期待の声をまず真っ先に向けてくださるのはこのようなお二人です。正村 美里(岐阜県美術館 副館長)「土から生える」が甦る⁈ 2008年秋、日ごろ目に留めることもない場所が突然、神聖なる奉納の場、祝祭の場となった。伊藤慶二、鯉江良二、田中泯、坂田和實、遠藤利克等々…ひと筋縄ではいかない顔ぶればかり。今で言う、サイトスペシフィックな地域再生の芸術祭の先駆けだったのだが、何だかややこしそうな作品が、古びた窯跡や製陶場の跡屋に並び、薄暗く広がる採土場で、泯さんが踊った。会場の全てを回るのに(車だったにもかかわらず)、随分と歩かされた記憶が残る。しかしどの作品、展示、そしてあの暗闇の踊りからも、野太い土の声が聞こえた。まさに地に足の着いたそれだった。2024年秋、当時の中心メンバーである安藤雅信、高橋綾子両氏を軸に、次世代を担う力が集まるという。大地から聞こえる声!今再びヨミガエレ!photo:大隅圭介(小灯 cotomosi) 安藤 明子(百草・衣生活アトリエ主宰)この地は太古より可塑性の粘土質の資源に恵まれた土地で、中世には、庶民の器から茶陶までの幅広さで多様な需要に応えてきました。近現代になり、時代の要請に応え産業として成長すると共にそれ故の問題も生まれました。山を削って土肌が露わになった採土場や、土岐川の濁流が痛ましく思えた大量生産の時代を越えていま、貴重な資源に感謝し共存することを、皆で目指せる時代となりました。この地に受け継がれた土と人との歴史、土を介した人々の営みの記憶が息づく各場所で行われるアートプロジェクト「土から生える」アーティストがそれぞれの場の力から触発され表現するリアリティある作品を、実際に身を置き体験してみませんか?アートを通して、将来も貴重な遺産として受け継がれていくことを希います。ご協力いただければ幸いです。そして、2008年の「土から生える」に触れられる写真展が、今週9/27(金)から新町ビルで始まります。初日の夜には、芸術監督・安藤雅信、監修・高橋綾子、2008年を記録した写真家・山田亘を迎えたトークイベントも開催。ぜひご参加ください!----------------------「 土星探査2008 」土から生える アーカイブ写真展 山田亘期間:2024年9月27日(金)~10月7日(月)/入場無料場所:新町ビル(多治見市新町1-2-8)写真作家の山田亘さんは、2008年の「土から生える」において、作家の会場下見から最後の打ち上げ宴会まで、現場に寄り添って撮影を遂行されました。さらに記録写真とは別に、美濃の土地を独自の視点で探索して撮り下ろし、サテライト企画として写真展も開催。記録写真の一部は、書籍『土から生える 場の力に挑んだ10人』(美術出版社)に収めることができましたが、未公開の膨大な写真資料が存在します。今回、16年ぶりに新たなプロジェクトを興すにあたって、あらためて当時の様子や熱気、作品や関わる人々の生き生きとした表情などを紹介したいと思います。【トークイべント】「 2008年の土から生えるとは?」山田亘×高橋綾子×安藤雅信×水野雅文日時:2024年9月27日(金)場所:新町ビル入場料:1,000円(公式オンラインストアから予約可能)MIROKU COFFEE 出店 ※ワンドリンクオーダーのご協力をお願いします。
こんばんは。実行委員長の水野です。本日はボランティアスタッフ募集のご案内です。限られた時間のなかでの準備は、足りないことがいろいろとありますが、その一つが人手です。今回、各会場の展示準備も実行委員会のメンバーが行っています。それぞれに持ち場がありますが、担当以外の場所も掛け持ちしながら、普段の仕事もしながら、参加作家のみなさんが展示が出来るようにフォローしています。本当に今月は暑かったですね。全然秋が来ない。ほとんど外のような各会場の準備は過酷でしたが、参加したメンバーは本当に楽しそうです。今回、みなさんにご協力をお願いしたい内容は準備ではありません。展示が始まってからの各会場にも人手が必要で。各会場のご案内をしながら、東美濃にお越しくださる方々をもてなすお手伝いをしていただきたいです。ボランティア募集の詳細はこちら(Instagram)【土から生える / ボランティアスタッフとは】主に展示会場運営のお手伝いをするスタッフです。土をテーマにした本アートプロジェクトには、作家、アーティスト、企業の概念を超えてたくさんの人が有志で関わっています。少しでも興味を持っていただけたら是非ご参加ください。【応募フォーム】こちらのサイトからお申し込みください。応募締切:10/2(水)23:00ご応募いただいた方にはLINEグループへの招待メールをお送りいたします。【応募条件】年齢、性別、ボランティア経験などは問いません。参加日数の制限もありません。連絡手段として”LINE”、説明会やミーティングでは”zoom”を使います。それぞれのアプリのインストールをお願いします。交通費と昼食の支給はありません。【期間】活動日は基本的に展示開催期間の日程です。参加可能な詳細日時を確認させていただきます。【活動時間】会場のオープン時間に応じて応相談【会場 / オープン時間】旧地球回廊 軍需工場跡(瑞浪市) 11時 - 16時 中島醸造(瑞浪市) 11時 - 16時 小山冨士夫 花の木窯(土岐市) 10時 - 17時 下石工業協同組合 旧釉薬工場(土岐市) 10時 - 17時 高田窯場跡(多治見市) 11時 - 18時 ギャルリ百草と百草の森(多治見市) 11時 - 18時※会場へは現地集合、現地解散が基本となります。 【主な活動内容】・会場運営のお手伝い※アート活動やボランティアスタッフの経験は必要ありません。【 参加特典 】スタッフオリジナルグッズを進呈【お申込み後の流れ】・10/2(水)ボラスタ募集締切・10/9(水)ボラスタ説明会 その後、シフト決定【ボランティアスタッフ説明会について】日時:10/9(水)19:30 – 20:30場所:オンライン(ZOOM)プロジェクトの活動趣旨や、企画の見どころ、具体的な活動内容、スケジュールなどをご説明します。ご都合のつく方はぜひご参加ください。※上記のZOOM URLは、説明会当日までにLINEグループにお送りさせていただきます。※説明会に参加できない方は、後日配信される動画にて確認をお願いします。【担当者】土から生える実行委員会 花山和也ご応募お待ちしています!
こんばんは。実行委員長の水野です。昨日に続き、土から生えるロゴマークがあしらわれたグッズのご紹介です。本日はTシャツ。自分たちのユニフォームであり、いつでもどなたでも身に付けられます。開催中の寒い日はインナーとして活用ください。サイズも選べます。Tシャツは白ボディが基本ですが、せっかく立ち上げたクラウドファンディングをみなさんと一緒に楽しむため、限定カラーもご用意しました。サンドベージュとグレー。これは土の色をイメージして選びました。どのカラーも昨日にご紹介した炎の色【フレイムレッド】が映えるようになっています。サンドベージュ(クラファン限定カラー)/Mサイズグレー(クラファン限定カラー)/Mサイズこれを着て来られた方々は、クラファンを支援して下さった方と一目で分かります。白ボディは会期中も販売予定ですが、現在は先行販売中です。サイズイメージ(モデル身長 161cm)ホワイト/Sサイズホワイト/Mサイズホワイト/Lサイズ
土から生えるのロゴマークを施したトートバッグをご用意しました。こちらのクラウドファンディングでは返礼品として先行販売しております。素材はリサイクルコットンを使用しており、環境に配慮されたバッグです。そして本日は、土から生えるのロゴマークについてご紹介。初回08のメッセージ、24の安藤雅信さんの声明文から、今展示は、「 人 、土 、場」の3つの要素が重要だとデザイナーの山川氏が提案。実際に土で成型した3つのオブジェクトをシンボルマークに設定して、プリミティブでありつつ、不特定多数の人が閲覧するための視認性や、数世代先まで続くことを願う本プロジェクトのための耐久性を意識したタイポグラフィと合わせてビジュアルアイデンティティとなっています。そんなロゴマークの色は、人間が初めて土にやきものとして”かたち”を与えたとされる「土器」の焼成温度 約800度の炎の色。赤土の大地のようでもあり、生命力を感じるような炎の色です。土から生えるが始まってからの各会場や街の中で、お持ちになったみなさんをお見かけすることが今から楽しみです。それ以外でも自由に使ってくださいね。