
これまで応援、ご支援いただきましたことを、心よりお礼申し上げます。60名もの方に、目標の2/3となる50万円を超えるご支援をいただきました。クラファン終了まで残すところ6日間となりました。野生のトラとゾウが、人と共に生き続けられる未来のために、引き続き最後まで応援、ご支援よろしくお願いいたします!
現在の支援総額
766,500円
目標金額は750,000円
支援者数
92人
募集終了まで残り
終了
このプロジェクトは、2024/07/27に募集を開始し、 92人の支援により 766,500円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました
現在の支援総額
766,500円
102%達成
目標金額750,000円
支援者数92人
このプロジェクトは、2024/07/27に募集を開始し、 92人の支援により 766,500円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました
これまで応援、ご支援いただきましたことを、心よりお礼申し上げます。60名もの方に、目標の2/3となる50万円を超えるご支援をいただきました。クラファン終了まで残すところ6日間となりました。野生のトラとゾウが、人と共に生き続けられる未来のために、引き続き最後まで応援、ご支援よろしくお願いいたします!
現地パートナーのWTIの代表であるVivek Menon氏からも感謝のビデオメッセージが届いております。現地パートナーより感謝のメッセージ「WTIのトラとゾウを保護する活動へご支援をいただき、 日本の皆さんとJTEFに感謝申し上げます。インドではトラは国の動物(国獣)、ゾウは国の遺産動物(ナショナル・ヘリテージ・アニマル)に指定されています。JTEFは、トラについては主に中央インド(ビダルバ地方)で、ゾウについては南インド(ケララ州など)で、彼らが生息地間を広く移動する権利を保障するプロジェクトに貢献されています。このWTIとJTEFの取組みは、保護活動が同時に現地住民にとっての利益にもなることを目指しています。そうすることで、トラ、ゾウ、現地住民のwin-winの関係を作り上げることができ、長期的な共存が可能になるからです。プロジェクトを成功させるうえでは、日本の皆さんのご支援が大きな助けになります。(日本語で)『ありがとうございます』。」クラファン終了まで残すところあと10日となりました。これまで50名を超える方々に、45万円を超えるご支援をいただきました。心より感謝申し上げます。目標まであと30万円弱、最後まで応援ご支援のほどよろしくお願いいたします。
プログラム担当の佐藤尊子です。JTEFは、今回のクラファンのプロジェクトのような生息地の保全活動に加え、教育普及や政策提言にも力を入れています。私は、動物園と協力して行うイベントなど、様々な教育普及プログラムの企画運営を担当しています。8月12日の「世界ゾウの日」には、横浜市立金沢動物園での特別イベントに、JTEFもブース出展やトークで参加しました。日本一長い牙を持つインドゾウのボン君の前で、来園者の皆様にこんなお話を聞いていただきました。***私はインドに4回行ったことがありますが、行く度に驚くのが、野生生物の保護区を一歩出ると、すぐに村や町があることです。保護区の周辺に道路、電車、家や田んぼ、畑などがあり、いたるところで人々が働いています。保護区は、野生動物の保全にとって非常に大切な機能を果たしています。しかし、食べ物を求めて広いエリアを移動しながら生活するゾウやトラにとって、保護区だけでは生きていくのに広さが十分でない場合があり、保護区と保護区の間を行き来しながら生活するトラやゾウがいます。群れがもともと利用していたゾウ道と交差するように道路ができると、ゾウはそこを横断しなければならなくなる。交通事故のリスクもあるし、大騒ぎしながら見物したり、 ゾウに近づいて写真を撮ろうとする人との間でトラブルも起きる。今まで移動していた森が村や田んぼに変わると、そこに育つ栄養豊かな果物やお米はゾウを魅了し、作物の被害を受けた人との間でトラブルになります。このようなトラブルが日常的に起こっている地域もあります。保護区と保護区の間にわずかでも森があれば、昼間ゾウはそこで身を隠し、人がいない夜に移動します。この森がグリーンコリドーで、ゾウやトラを保護し、人とのトラブルを防止するために重要なものです。私たちJTEFは長年、このコリドーを守る活動を支援しています。JTEFの現地パートナーであるWTI(Wildlife Trust of India)は、様々な分野の専門家が所属し、ドローンを使ってゾウの居場所を探知するなど、最新のテクノロジーを使いながら、行政や地元の人たちと協力しつつ、ゾウやトラと人が共存していくための活動を日夜続けています。***動物園で目にしたゾウやトラをきっかけに、遠く離れたインドに暮らす野生のゾウやトラの現状を知り、その未来に想いを馳せていただけるよう、これからも活動を続けていきます。
賛同者として、長年JTEFを支えてくださっているエッセイスト/ジャーナリストの見城美枝子さんより、応援メッセージをいただきました。「人による森林の開発により、ますます野生動物の棲み処が失われています。もちろん人間の暮らしがまず大切です。でも野生動物が暮らせなくなれば、やがて人間も住めなくなってしまいます。 人々の命や暮らしを守るためには、野生動物をまず守らなければなりません。そのために、レンジャーさんにトラやゾウや人の命をしっかり守ってもらいましょう。 JTEFの地道な活動を応援しています!」見城さん、ありがとうございます!
事務局長の坂元です。今日は、今回のクラファンを実行した直接のきっかけについてお話ししましょう。今年2月、JTEFのチームは、現地パートナーのWTIスタッフたちとともに、インドのマハラシュトラ州ガッチロリ県という場所におもむきました。ここは、かつて多数のゾウが暮らした場所でしたが、完全に姿を消してしまってから数十年が経過していました。ところが、ゾウの生息する東側の3つの州でゾウの生息環境が悪化し、あるゾウの群れが、やむを得ず安住の地を求めて移動を開始します。邪魔者扱いされ、追われ追われて、たどり着いたのが森林が豊かで、比較的人々の暮らしものどかなガッチロリ県です。ゾウの群れはその北部のワドサ森林区に腰を落ち着けました。夜間、村近くに現れたゾウの群れ問題は、森林帯のすぐ外側に水田が広がっていること。ゾウは、昼間は森に潜み、夜になると四方八方の水田を襲うようになりました。ゾウを見たこともなく、その対処法について先人からの申し送りもない村人たちをパニックに陥れました。さらに悪いことに、森林と野生生物保全に責任を持つ州森林局もゾウと人との衝突への対処法について経験がなく、混乱は深まるばかりでした。ガッチロリ県の地図を前に、状況を訴える州森林局(ワドサ森林区)の森林官私たちは、州森林局でワドサ森林区を統括する森林官と面談し、この現状を知りました。彼は、ゾウがどのような動きをするのか、どちらの方向の農地に出てきそうなのかを予測するノウハウがないので、その手法を開発したいと訴えました。また、ゾウの動きが予測できたら、ゾウが農地に出てこずに森林内で生活できるよう、地域住民と森林局が協力し合って必要な体制と整備し、装備もそろえたいとも訴えました。森林官は、この説明を終えると、「今、村のボランティアたちが森の中にゾウの群れがいる場所をつきとめ、見張っているようだ」と言って、現場に連れて行ってくれました。到着すると、真っ暗なので森の中のゾウの姿は見えませんが、村人たちが10人くらい集まっていました。そうこうしているうちに、「トラに家畜が襲われた」という連絡が入りました。目の前の田んぼの向こうにある民家での出来事のようです。この地域では、まさに人がトラとゾウと日々、共存していかなければならないのだと実感しました。この要請に応えるべく立ち上げたのが、今回のクラファンです。資金が集まれば、2つのワークショップを実施します。ひとつは、ゾウの移動を把握して被害防止に備えるためのモニタリング技術の訓練を行うもの。もうひとつは、その成果に基づき、現地の事情に沿ったゾウとの衝突回避策の手順を示すガイドライン作成を行うものです。上の動画は、別の地域でパートナーのWTIが行ったワークショップです。地域の実情に沿った調整は行うものの、これに近いイメージのものを予定しています。加えて、森林局のレンジャーが、ゾウやトラの出没を監視し、パトロール活動を行うのに必要な装備一式(ジャケット、バックパック、レインスーツ、帽子、懐中電灯、水筒)を支給したいと考えています。この地がゾウの安住の地となりつつ、人とゾウやトラとの共存が成功するよう ご支援よろしくお願いします!