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那覇・栄町市場に「共同書店」を作ります!——古くて新しい書店のかたちを目指して

私たちは、「街なかの小さい書店」を維持しよう!と集まったチームです。一箱本屋が集まる「シェア型書店」と、働く人自ら出資・経営する「労働者協同組合」を掛け合わせた「栄町共同書店」を、今年10月1日、那覇・栄町市場内に開店します。私たちに必要な書店を、私たちの力で。あなたも参加しませんか?

現在の支援総額

2,918,500

162%

目標金額は1,800,000円

支援者数

186

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/07/26に募集を開始し、 186人の支援により 2,918,500円の資金を集め、 2024/10/12に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,918,500

162%達成

終了

目標金額1,800,000

支援者数186

このプロジェクトは、2024/07/26に募集を開始し、 186人の支援により 2,918,500円の資金を集め、 2024/10/12に募集を終了しました

私たちは、「街なかの小さい書店」を維持しよう!と集まったチームです。一箱本屋が集まる「シェア型書店」と、働く人自ら出資・経営する「労働者協同組合」を掛け合わせた「栄町共同書店」を、今年10月1日、那覇・栄町市場内に開店します。私たちに必要な書店を、私たちの力で。あなたも参加しませんか?

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栄町共同書店の箱店主になるか迷っている方向けに、現時点での共同書店の仕組みをご説明、質問を受けます。会場とオンラインの併用です。 日時:8月17日(土)14時~15時場所:ひめゆりピースホール(沖縄県那覇市栄町388-1)https://peace-hall.jimdofree.com/下記フォームからお申込みください。締切は8月16日(金)23:59です。https://forms.gle/3mcgNQRXRjHiTjRNA※会場までは急な階段があり、エレベーターはありません。申し訳ございませんが、来場に不安のある方はオンライン参加にお申込みください。※オンライン参加の方には、当日午前中にZoomのURLをお送りします。事前にアプリをダウンロードするなどのご準備をお願いいたします。接続サポートはできません。


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下記のとおり、店舗前で小さな相談会とイベントをします。共同書店発起人らが、自著や蔵書、作品を展示・販売します。箱店主になるか迷っている、共同書店の仕組みについて質問したい、といった皆さま、ぜひお越しください。お子さん連れOK!なお当日、店舗内は工事中のため内覧はできません。メディア取材が入る可能性があります。日時:8月10日(土)14時~18時  ※荒天中止場所:栄町共同書店前(那覇市安里381座波ビル1-C)出店者:古波藏契(沖縄戦後史研究)、篠田恵(フリーライター・編集者)、西永怜央菜(アーティスト)、前田勇樹(沖縄近代史研究) ほかまた8,9月には3回ほど、相談会や説明会を開く予定です。詳細が決まり次第、こちらの活動報告に掲載します。箱店主相談会日時:8月17日(土)時刻未定場所:ひめゆりピースホールを予定(オンライン併用)箱店主になるか迷っている人に向けて相談会を行います。お子さん連れOK!当日、店舗内は工事中のため内覧はできません。箱店主相談会&内覧会日時:9月14日(土)時刻未定場所:栄町共同書店現地とオンラインを併用予定箱店主申し込み済みの方は施工完了した店内の内覧、箱店主になるか迷っている人には相談と内覧を行います。お子さん連れOK!箱店主説明会&内覧会日時:9月28日(土)時刻未定場所:栄町共同書店現地とオンラインを併用予定箱店主申し込み済みの方に向けて説明会を行います。お子さん連れOK!


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※写真右端が全京子さん、中央が翠ちゃん、左端が共同書店運営メンバーの篠田恵恵ちゃんほか皆さん!書店オープンおめでとうございます。私は大阪の吹田市で自立生活をしています障害者です。恵ちゃんが大阪大学の大学院に在籍中に私の介助に入ったのが出会いで、月日が経つのは早いもので12年が経ちます。介助は約2年間来てくれました。その時の私はテレビショッピングにハマっていて、恵ちゃんが来る毎週月曜日に一緒にテレビを見ながら楽しく過ごしていました。恵ちゃんはすごく真面目で頼んだことは素直にやってくれて助かっていましたし、結構癒し系なところもあってほっこりさせてくれていました。ある日、家にある「ベルサイユのばら」のコミックを見つけ「これ読んでもいいですか?」と目がハートになり「宝塚歌劇団の大ファンなんです!」と話してくれました。ちょうどその頃、宝塚100周年記念でベルサイユのばらの公演していたのもあって、恵ちゃんと同じ研究室の翠ちゃんと3人でに行くことになりましたが、ただ一緒に行くのはおもしろくないと車いすの体験をしながら行こうということになりました。私以外の2人は初の車いすです。人混みやエレベーターや電車の乗り降り、ちょっとした段差など普段何気なく歩いていた道を苦戦しながら、やっと劇場へ着いたのですが車いす席はなく端にある踊り場で観ることになりました。劇終盤にゴンドラが登場し私は思わず「出た〜!」と笑いが込み上げ、笑ってはいけない!と思えば思うほど笑えてきた3人を周りの人が一斉にこっちを向き「うわー、顰蹙買ってる〜!」と言いつつ3人で楽しんでいました。行きは恵ちゃんが車いすに乗り、帰りは翠ちゃんが車いすに乗っていましたので劇場のスタッフが不思議そうにしたのを覚えています。院を卒業後、就職先が東京と離れてしまいましたがお互いに連絡を取り今に至っています。恵ちゃん達なら人と人を結ぶ暖かいコミュニティを作ると思います!これからがすごく楽しみです。


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当たり前ですが、本は「商品」としてはどれを買っても同じものです(版が違えば内容が改訂される、ということはありますが)。しかし、どこで買ったか、誰から買ったか、何を思って買ったか、読んで何を思ったか......すなわち「経験」としては、ひとつとして同じものはありません。書店はいわばその「経験」のプロセスの、大きな一翼を担う部分です。世の中のすべての人がひとつの巨大書店からのみ本を買う未来を想像してみてください。手に入る経路という意味での「経験」の多様さが削がれるだけでなく、やがて本を作る人、届ける人、買う人、みんながそのシンプルさに最適化し、スムースでなめらかな一様の「経験」を作ることに加担してしまうようになるでしょう。そうした精神の行き着く先は、どこでしょうか。出版がもはや規模の経済として成立しないこのご時世に新しい書店を作ること、さらにその運営方法も更新していこうとするトライアルは、一人ひとりの生における固有の「経験」を手放して何か大きなものに預けるわけにはいかないのだという強い意思が形になったものだと思います。同じ意思で本やプロジェクトを作ってきた人間として、応援しています。安東嵩史(X/Instagram)https://twitter.com/adtkfmhttps://www.instagram.com/adtkfm/


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岡田准一さんの夢 東京・高円寺で「本の長屋」というシェア型書店を始めておよそ1年になる。これから古波藏さん達が始めようという「共同書店」も私がやってきたのと、ほぼ同じタイプの書店だ。本土はもちろん、沖縄でも書店の減少傾向が問題になっていると聞いている。シェア型書店は、書店の減少に歯止めをかける、救世主的な存在と捉える向きもあるが、私はそのようなことよりも、多くの人が参加して、ひとつの店を営んでいく、その運営過程にこそ貴ぶべきものがあると思っている。 1997年に東京の西にある国立市で古書店を開いた。26年間書店に携わってきたが、昨年から始めた本の長屋の運営は、今までとは違ったものだった。書店はあくまで個人でやっていけばよかったが、70人いる函店主とともに前に進んでいく「本の長屋」で求められる力は、政治家と同じようなものと感じている。多くの人の意見を聞き、異論を取りこぼさずにまとめ、不平は聞き、自分の悪口には笑顔で対応し、時には毅然と立ちはだかり、いっしょに前に進んでいく。なんと面倒なことだろうか。一人っ子で産まれ、甘やかされて育ち、長じて個人事業主となって、上からも押さえこまれない社会生活を過ごしてきた私が、なぜこのようなことを思い立ち、実践するに至ったのか、振り返りつつ考えてみた。 岡田准一さんが日曜深夜にパーソナリティをしている「growing reed」というラジオ番組がある。ふとしたことがきっかけで、このラジオ番組をかかさず聴くことになった。はまった、と言っても良い。聴ける限りの過去の番組をyoutubeで探しては耳にしていた。彼に関して何の興味もなかったが、毎回来るゲストの話を引き出す力、その背景にある豊富な知識、誠実で世恋な人格を感じさせる語り口などに魅了され、岡田准一という人間に好意を超えた感情を持つようになった。尊敬とか敬愛のようなものだ。ラジオからの話しぶりで、人をこのような思いにさせるのは、すごいことだと思い毎週聞いている。どの回か覚えていないが、彼が将来の夢を聞かれ「村をつくりたい」という意味のことを話していた。「村ね・・・」とその時はなんとも思わなかったが、この「村」というキーワードが私のなかで数年寝かせれた種が芽になり花となり、私は「本の長屋」を開いたのだと、今になってわかる。 古波藏さん達が始める「共同書店」は、函店主の一人として関わってくれている「本の長屋」の影響を多少なりとも受けているのは間違いないと、私は思っている。ということは、岡田准一さんの夢が、糸のように、細いつながりとなって、私を経由して、古波藏さん達にタッチされ、沖縄の那覇に新しい書店として華開こうとしている。 岡田さんはいま、Netflixのシリーズとして、今村省吾さん原作の「イクサガミ」を実写化すべく制作中だ。今村さんといえば、故郷の佐賀で書店を開いたり、神保町で話題のシェア型書店「本丸」を出店したりと、小説家いがいの書店主としても活躍中の方だ。こんなところにも、何かの縁を感じてしまう私は、少しおかしいのかもしれないが、夢が続くのは美しくあるので、まあ、許してほしい。高円寺「本の長屋」https://www.honnonagaya.com/コクテイル書房https://www.koenji-cocktail.info/