第2回プロジェクトは低調のため来春仕入れ予定していた茶葉を今回の発注にプラスして一定の数量を確保することにいたしました。※本プロジェクトは今回が最後になります。別プロジェクトを検討し、紅茶産業を支援していきたいと考えています。
紅茶葉は摘み取った茶葉を酵素と酸素の結合で発酵させますが、重要なのは温度変化です。発酵しているときの温度変化を管理していないと発酵頂点が過ぎて茶葉が酸化してしまいます。発酵して紅茶葉になるまでの成分変化は温度変化で管理する必要があります。正しく温度変化を管理した紅茶茶葉は、雑味のない旨味が完全な紅茶葉となります。成分変化と温度変化のデーターは、内閣府認証NPO伝統紅茶文化協会が管理しています。
昨晩スリランカ現地から情勢報告がありました。明日21日は作為的に引き延ばされていた大統領選挙の投票日!国民の多くは津波のようなうねりが来ると変革に期待しているとのことです。国家財政破綻以降混乱し続けている国内情勢で人の国外流出が止まらず、1日3食食することのできない人も多く、餓死する人もいるなど以前には考えられない情勢に国民は戸惑っているとのことです。輸出産業優先政策のため「お金より仕事が欲しい!」と多くの国民が願っています。今後も現地の人たちの仕事につながり紅茶産業、文化を守る活動を続けていきたいと考えています。ご協力お願いします。
紅茶のグレードは品質ではありません。茶葉の大きさを分けているもので、FOP~BOPFへストレートで飲むかミルクインで飲むかなど好みでグレード分けされた茶葉を選ぶことになります。英国はミルクイン!BOPFサイズを好んでます。B(ブロークン)、O(オレンジ)、P(ペコ)、F(ファニング)と訳します。ファニングは抹茶!味にコクが出て、ミルク感のない紅茶になります。因みにFOPのFは(フラワリー)と訳します。茶葉の大きいから良い紅茶葉というのは誤解です。茶葉の良し悪しは、口に残る渋み(えぐ味)、苦みなど雑味のないことが良質の紅茶葉となります。10分以上蒸らしも雑味がなく味が変わらない紅茶葉を選びましょう。氷を入れても味が薄まらない紅茶葉は最上級!