紅茶葉カフェインが多いと思い込みされている方が多いですが、画像の比較表でお分かりの通りコーヒーの約半分のカフェイン量です。紅茶に関して多くの誤解があります。発酵方法、牛乳が先か後か?、紅茶・中国茶・着香茶(フレーバーティー)の違い、紅茶の良し悪しなどなど・・・紅茶の良し悪しは茶葉の大きさではなく、8分以上蒸らして雑味(えぐ味、苦みなど)がないこと、アイスティーにしても味が薄まらないことが簡単な良し悪し判定方法です。
茶には多くの薬理効果があるようです。コロナ禍の時は九州大学が紅茶成分がコロナウィルスの増殖を抑制すると発表がありました。大森教授資料にも抗ウィルス作用があると記されています。茶に雑味があると薬理効果が半減するようです。次回は、カフェインについて
茶はそもそも茶葉を混ぜて(ブレンド)飲むものではないですが、季節ごとに変わる品質の均一化するためにはじめられた手法がブレンドです。紅茶をブレンドするという誤解が品質低下に拍車をかけたことになっています。日本ではブレンドが主流ですが、世界ではシングルエステートが主流です。緑茶はブレンドしませんが紅茶はブレンドするというのが当然のような風潮があり残念です。季節のよって違う品質(味、香)を楽しめば、ご自身の好みが発見できるかもしれませんね。スリランカ(セイロン)では一年中茶葉は生産できますが、日本の四季に当たる時期に作られた茶葉は季ごとの味が楽しめます。
思い込んでいる紅茶の誤解を修正しませんか?コロナ禍でお休みしていた紅茶文化を知る講座(セミナー)を再開いたします、各地へ出向いて講座(セミナー)も承っています。内閣府認証NPO伝統紅茶文化協会主催ではありませんが、内容は同じです。
大きい茶葉は良い茶葉というのは誤解です。茶葉の品質は大きさではなく雑味の有無です。口に残る渋み(えぐ味)や苦みなどが強いほど低品質になります。茶葉の良し悪しは、ホットで淹れた紅茶に氷を入れて味が薄まらないこと! 出がらし茶葉を食べてえぐ味。苦みがないこと!が鑑定の基準です。FBOPFの後のFはファニングが入っていて濃くのある茶葉になります。次回はブレンドについて