消えゆく大分の貴重な野生植物、未来に残すための写真展を参加費無料で開催したい!

大分県には多くの野生植物が生息しており、その貴重な記録は植物学者・荒金正憲によって約11万枚のスライドフィルムに残されています。その中には絶滅危惧種も多く含まれます。大分の野生植物の素晴らしさに気づき、植物たちが生き続けられる環境作りの意識を共有する機会として「おおいた野生植物写真展」を開催します。

現在の支援総額

3,917,000

435%

目標金額は900,000円

支援者数

260

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/08/13に募集を開始し、 260人の支援により 3,917,000円の資金を集め、 2024/10/20に募集を終了しました

消えゆく大分の貴重な野生植物、未来に残すための写真展を参加費無料で開催したい!

現在の支援総額

3,917,000

435%達成

終了

目標金額900,000

支援者数260

このプロジェクトは、2024/08/13に募集を開始し、 260人の支援により 3,917,000円の資金を集め、 2024/10/20に募集を終了しました

大分県には多くの野生植物が生息しており、その貴重な記録は植物学者・荒金正憲によって約11万枚のスライドフィルムに残されています。その中には絶滅危惧種も多く含まれます。大分の野生植物の素晴らしさに気づき、植物たちが生き続けられる環境作りの意識を共有する機会として「おおいた野生植物写真展」を開催します。

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大分の貴重な野生植物を記録した貴重なスライドフィルム、11万枚。 これらをデジタル化するためには、ただスキャナーでスキャンするだけでは完了しません。 なぜなら、一枚一枚のマウントに、撮影者である荒金正憲による「手書きの文字」で大分の地名や情報が記載されているからです。  ここには、今では使われなくなった「旧地名」も多く含まれています。 これらは最新のAIやスキャン技術でも読み取ることができず、その土地の歴史や古い地名を知る、地元の人にしか判読できない、まさに「人の手」でしか成し得ない作業になります。大分市内での「文字判読会」 このたび、大分市内の施設をお借りして、スライドフィルムマウントの文字判読会を開催しました。 当日は、8名の有志メンバーが参加。 別府生物友の会の皆さんをはじめ、「大分の野生植物を未来に残したい」という思いを共有する仲間が集まりました。  判読会では、テーブルにフィルムを並べ、「これは〇〇村の地名じゃないか?」「この文字は〜と読める」と、皆で知恵を出し合いながら、作業を進めました。  11万枚という膨大な量を前に、作業は長期戦となります。そのため、月1回、こうして集まって作業する日のほか、一部のフィルムファイルをそれぞれの自宅に持ち帰り、時間を見つけて作業を進めていくことになりました。11万枚の記録に挑む これまでに開催した2回の作業で、5冊分(約3,500枚)の読み取り作業が完了しました。 確実に一歩一歩、進んでいます。 次回の判読会は12月に開催を予定しています。 地道な作業ですが、これがやがて大分の自然史を語る貴重な資料として、次の世代へ受け継がれていくことを願っています。


昨年のクラウドファンディングにご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます。皆さまのお力添えのおかげで、当初の目標を上回るご支援をいただくことができました。いただいたご支援は、昨年の写真展開催に加え、大分に眠る約11万枚もの植物フィルムのデジタルアーカイブ化へと広がり、その先の「デジタル植物園」という新しい形の挑戦へつながっています。 この一年、コツコツ作業を行った結果、約5,000枚のフィルムをスキャンすることができました。ひとつひとつの写真に、皆さまのご支援が込められていることを思うと本当に心強く、感謝の気持ちでいっぱいです。 そして、今年の9月20日に大分で開催予定のサイエンスフェスでは、会場の受付付近にて、昨年の写真展の様子やデジタル化した植物写真の一部をモニターで上映いたします。あの時を振り返りながら、未来へつなぐ一歩をご一緒に感じていただければ幸いです。よろしければぜひお立ち寄りください。 これからも仲間を増やしながら、アーカイブ作業を進めて参ります。小さな積み重ねですが、皆さまと共に歩むからこそ未来へつながると信じています。これからも温かく見守っていただければ嬉しく思います。※8月29日付の大分合同新聞に、東京理科大学の山本貴博教授と、東京大学大学院の渡邉英徳教授(デジタルアーキビスト)との対談が掲載されました。大分野生植物のデジタルアーカイブ化についても触れていますので、ぜひご一読ください。*記事のリンクはこちら※画像について ~ミヤマビャクシン(ヒノキ科)  1997年10月中旬 肥前ケ城(九重山群にある山のひとつ)にて~ 天然のミヤマビャクシンは庭木や盆栽として乱獲されたため、低地では特に個体数が少なくなっている貴重種である。


9/21にスタートした「おおいた野生植物写真展」につきまして、本日無事会期を終えることができました。会場では、多くの方々にこれらの植物の美しさと大切さを伝えることができ、未来への自然保護の重要性を感じていただけたのではないかと思います。これからも引き続き、大分県の自然を守り、その魅力を伝える活動を続けていく所存です。私たちの次なる挑戦への皆さまのご支援が、これからの自然保護に向けた活動の原動力となりますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。 


9/21(土)、無事に写真展の初日を迎え、多くの方々にご来場いただきました。ご支援いただいた皆様には心より御礼申し上げます。この写真展を、スライドフィルムのデジタルアーカイブ化へ向けた大きな一歩とし、次なる挑戦(Nextゴール:総合目標金額390万円)に向けて進んでまいりますので、引き続きご支援と応援のほどよろしくお願いいたします。


日本列島の環境史研究で大分に頻繁にお邪魔していた時期に、荒金正憲先生の『豊の国 大分の植物誌』と『豊の国 大分の植物誌 増補』に出会いました。地域の植物についてリスト化するだけでもたいへんなのに、非常に多くの植物の美しいカラー写真とともに、大分のさまざまな植生タイプとその特徴、さらには希少種についてはその分布について詳細に述べられた稀有な労作でした。わたしはこの2冊の本を即座に買い求めて、今日に至るまで必要に応じて参考にさせていただいております。このたび、荒金正憲先生の残された11万枚もの貴重なスライドをアーカイブ化して「オンライン・デジタル植物園」の開園を目指すという、すてきなプロジェクトが始まったと伺いました。ご承知のように、現在、日本の野生植物の多くは、生息場所の減少、乱獲、シカの食害、外来植物の侵入などで、絶滅の危機に瀕しています。大分もけっして例外ではなく、人の手で維持できなくなった草原をはじめとして在来植物の生息域がどんどん狭まっています。これら危機に瀕している野生植物とその生息場所について、荒金先生が調査を始めたころの姿をオンラインで自在にみることができるようになれば、これからの保全や再生に向けた計画にも大いに役立つことは間違いありません。この「オンライン・デジタル植物園」のプロジェクトを応援いたします!


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