
血流と薬膳からみる「かぼちゃ」の魅力
秋から冬にかけて、食卓を彩る代表的な食材といえば「かぼちゃ」。
ほっくりとした甘みがあり、煮物やスープ、サラダまで幅広く楽しめます。
薬膳の考え方では、かぼちゃは体を温め、胃腸の働きをサポートし、
日々の活力を養う食材として大切にされてきました。
血流の観点からみても、かぼちゃは注目すべきポイントが多くあります。
私たちの体を巡る血は、酸素や栄養を全身に届ける「生命の流れ」。
ところが冷えやストレス、食生活の乱れなどで滞ると、疲れやすさやだるさにつながります。
そこで薬膳では「食べること」で血のめぐりを助け、体を整えることを大切にしています。
かぼちゃは、巡りをサポートするビタミンやカロテンを含み、
毎日の食事に取り入れやすい身近な存在です。
特に皮や種にも栄養があり、捨てずに活用するのがおすすめです。
例えば皮ごとポタージュにすれば、鮮やかな色合いと甘みが引き立ち、見た目にも元気を与えてくれます。
また、薬膳の視点では「脾(消化吸収を担うはたらき)」を支える食材として知られています。
胃腸が元気だと、食べたものからしっかりと血が作られ、全身に巡りやすくなります。
つまり、かぼちゃは「血をつくる土台」を支える存在といえるのです。
さらに寒くなる季節は体が冷えやすく、血の流れも滞りがちです。
かぼちゃのような温かみのある食材を日常的に取り入れることで、食事そのものが「体をあたためる習慣」につながります。
薬膳では、こうした積み重ねを大切にし、「食べながら整える」ことを提案しています。




