本日、岐阜県大垣市のお醤油屋さんから桶を二本いただいてまいりました。
先方の多大なご協力のおかけで無事に桶を伊勢藏までスムーズに運ぶことができ、白醤油造りに向けた大きな一歩を踏み出すことができました。
「木桶仕込みでの白醤油復活」と題すると一見華やかな印象がありますが、業界自体は縮小の一途を辿っており依然として木桶で醸造を続けることは容易ではないことを実感する日にもなりました。
「先々代が戦後の復興期に各地を駆け回り苦労してかき集めた思い入れある木桶だから自分の代で桶を壊してしまうのは忍びない、引き取って使ってくれる人がいるなら木桶も喜んでくれる。」
そう話す姿から言葉以上の何かを桶とともに受け取り、一層身が引き締まる思いでした。桶の作り手も使い手も減り続けるなかで木桶醤油の奥深さや面白さを伝えていくにはどうしたらいいのか、模索の日々は続くことになりますが多くの方と力を合わせて魅力を広めていきたいと思います。
これから白醤油造りに向けた準備がどんどん進んでまいります!引き続き応援よろしくお願いします!