感謝と御礼9月6日より始まった「木桶白醤油復活」クラウドファンディングは45日間に渡り本当に多くの方々に支えていただきながら当初の目標の先まで走り切ることができました。本当にありがとうございました。どのような形であれ応援の気持ちを寄せてくださった全ての方にこの場を借りて改めてお礼申し上げます。集まった資金は、本プロジェクトの成功に向けて大切に使わせていただきます。木桶が蔵に馴染み伊勢藏の味に育っていくには途方もない時間がかかりますが、そのスタートと過程を皆さまと引き続き楽しんでいきたいと思っております。伊勢藏は、これまで通りこれからも伝統の技術を守りながら、新しい時代に適応した取り組みを進め、笑顔溢れる食卓の一助となるような商品を造り続けて参ります。今後とも皆様どうぞよろしくお願いいたします。
クラウドファンディング残り3日となりました。応援してくださっている皆様いつもありがとうございます。今日は簡単に報告があります。16日に引込み(蒸し小麦と煎り大豆に麹菌を付けて室で寝かせる作業)を行い、翌17日に手入れ(麹菌の繁殖を促すための撹拌作業)を行い、そして、本日18日、仕込み(育った麹を木桶のなかで塩水と混ぜ合わせる作業)を無事にとり行うことができました。麹造りは失敗が許されないため醤油を造る工程のなかでも指折りの緊張感を伴う作業で、無事に諸味(麹と塩水を混ぜた状態)になるまで報告もなんとなくままならない数日でした。白醤油には、その他の種類の醤油(溜り、濃口、薄口、再仕込み)と異なる工程がいくつもあります。少しマニアックな話しになりますが、小麦を煎るのではなく蒸したり、逆に大豆は蒸さずに煎ったり、熟成中に諸味の撹拌をしなかったりと「醤油」の異端児の感があるのが白醤油造りの面白味です。ここから数日は打掛け(うちかけ)と呼ばれる、木桶内の塩水を循環させる作業を行い、その後、諸味の上に石を乗せて熟成させます。熟成予定期間は約二ヶ月、今年の12月中に「木桶白醤油」完成の見込みです。本当に珍しい木桶仕込みの白醤油をぜひとも多くの方にお楽しみいただきたいです!残り数日どうぞ最後まで応援よろしくお願いします。
いよいよクラウドファンディング実施期間も1週間を切りました。桶の水漏れは前回の修繕で改善され、その後2回目の水張りを行い色を丁寧に抜き、いよいよ今週から「木桶白醤油」の仕込みがはじまります。追って仕込みの詳細を皆さまのもとに届けられればと思います。さて、「木桶白醤油」をめぐって伊勢藏五代目と日東醸造 蜷川泰輔さんがそれぞれの想いを熱く語り合った対談動画がついに完成しました!超ニッチな白醤油業界を担う二つの蔵の二人の蔵人が、なぜ「醤油屋」に成り、どんな気持ちで稼業に向き合っているのか。知られざる業界の裏側で実際現場に立っている二人の人柄と縮小傾向にある醤油業界からの本音をお届けします。冒頭に申し上げましたが、クラウドファンディングもいよいよ佳境に入りました。目標額は達成しておりますが、もうひと押し支援いただきますと普段手の届かない痒いところに資金を回すことができ大変ありがたいです。引き続きどうぞよろしくお願いします。
本日(10/1)最後のひと押しをいただき目標額120万円に到達しました!様々な形で応援の気持ちを寄せてくださった皆さま、本当にありがとうございました。支援者様おひとりおひとりにお礼を申し上げたい気持ちはございますが、全員にお伝えすることは難しいことから、この投稿に替えさせていただきます。先の投稿でもお伝えさせていただきましたが、数え切れない方々に支えられて伊勢藏が成り立っていることをクラウドファンディングを通じて強く実感しました。今後とも伊勢藏の持ち味を発揮しつつも、多くの方に親しまれる商品を食卓にお届けし、また、たくさんの方とともに「これから」を創っていきたいと思っております。「これから」という点、クラウドファンディング実施可能期間はまだ残り20日ほどあり、その期間でネクストゴールに挑戦したいと思います。資金は「木桶の箍(たが)の修繕」に当てます。今回いただいた桶を含め伊勢藏の桶の多くが経年劣化から桶から液体が漏れないように側板を締めつけている竹の輪がボロボロになっています。修理交換費用は桶一本あたり50万円(職人の滞在費や箍制作費、工賃等)と高額で現状、容易には修理費を捻出できません。しかしながら、少しずつでも桶を修繕してなくては伊勢藏の味を造り続けることはやがて出来なくなってしまう焦りもあります。一本でも多くの桶を後世に残すには丁寧な手直しが必要です。「木桶白醤油復活」にも大きく関わる桶のメンテナンス、ネクストゴール「箍(たが)の修繕」に踏み出します。さらなる応援よろしくお願いします!
伊勢藏五代目がクラウドファンディングへの思いを語るインタビュー動画が出来上がりました!小さな地域の醤油蔵がどうして「木桶」で「白醤油」を造ることに挑むことになったのか。その理由に迫りました。クラウドファンディングで皆様からいただく活動資金は間違いなく「木桶白醤油の復活」の大きな大きな後押しです。しかし、今回の取り組みを「単なる話題性」で終わらしたくはない、そんな思いがあります。いち蔵元として消費者に喜んでもらえる製品を造り届けるのはもちろんのことですが、その喜んでもらえる製品を産み出す土台である「木桶」が今や消滅の瀬戸際にあります。それはそれで時代の流れという致し方ないところがあった反面、「『木桶』が個性豊かで面白い醸造物が生み出す中心にある」ということにますます人が気づき始め、少しずつ今までとはちょっと違う流れが生まれて来ています。そうした変化や木桶業界の様子が動画にはギュッと詰まっていますので、ぜひご覧ください!!!