来音を共に創っているメンバーに質問してみました。
「あなたにとって来音はどんな場所ですか?」
吉川さん
「来音をつくるの、手伝って」「……はい」
通信制高校で勉強している傍ら、個人事業の開業準備や課外活動がある私には、とにかく時間がない。だから、心の底からやりたいことだけを選んで関わるようにしていた。
初めはシェアオフィスをつくることや、女性支援には興味がなかったため、来音に関わるつもりはなかった。しかし、代表である田村かすみさんの「手伝って」の勢いがものすごくて、つい「はい」と返事を返してしまった。直後、ものすごく後悔した。
でも、一つの目標に向かって突き進む姿は、光のその先を見ているようで。なんてがむしゃらで、面白い人たちなんだろうと思った。
いつの間にか、かすみさんをはじめとした運営メンバーの熱に、心を奪われていた。
「夢を叶えられるのは、自信がある人や、初めから能力がある人ではない。本気になれた人だ」という考え方があるらしい。
かすみさんを初め来音の創設に関わる方々は、面白いくらい本気である。
特にかすみさんは本当に面白い。あんなに熱が篭っている人、やりたいことに真っ直ぐな人を、私は他に見た事がない。
だからこそ来音は、”本気”を燃やす人を後押しする、心強い存在になるのだと思う。