
四月から五月まで子育て支援拡充を目指す会と共に以下のロビー活動を実施しましたので、まとめてご報告します。なお、ロビー活動で使用した要望書及び「年少扶養控除に関する全世代アンケート」の回答結果は子育て支援拡充を目指す会のウェブサイトよりご確認頂けます。
■5月12日 厚生労働省の記者クラブで記者会見を開きました
高校生の扶養控除縮小を完全に撤回すると共に、すべての人的控除の中でも特に自ら収入を得ることが難しい子どもの扶養控除について、復活および拡大について考えていただく機会とすべく、記者会見を開いて先般SNSを通じて実施した「廃止された年少扶養控除に関する全世代アンケート」で集まった計4,678件の回答結果を発表しました。
以下は媒体に掲載された記事の一例です。
年少扶養控除、95%が復活希望 物価高、経済的負担増で

■4月23日 日本維新の会幹事長の岩谷議員に要望書を提出しました
日本維新の会幹事長の岩谷りょうへい議員と面談し、「年少扶養控除に関する全世代アンケート」の結果を報告し、高校生の扶養控除縮小案の完全撤回及び年少扶養控除の復活と子育て税制構築に関する要望書を提出しました。岩谷議員は子育て当事者として我々の思いに共感できるとおっしゃってくださいました。維新としては直接こども本人に届く支援を進めたいとしつつも、扶養控除は生存権の保障であることや今の児童手当の金額の妥当性等については理解を示し、控除と給付の目的や役割、制度のあり方についてとても有意義な議論ができました。

■4月18日 日本共産党の吉良議員、山添議員に要望書を提出しました
日本共産党の吉良よしこ議員、山添拓議員、宮本徹前衆議院議員に年少扶養控除に関する全世代アンケートの報告書をお届けし、要望書を提出しました。年少扶養控除復活に関する意見交換の他、所得制限の不合理性、子どもの権利としての中等教育/高等教育の無償化等についても意見交換をし、一致点の多い懇談となりました。

■4月4日 自由民主党の後藤議員、山田議員に要望書を提出しました
自由民主党の山田太郎参議院議員のご紹介により、自由民主党「こども・若者」輝く未来創造本部本部長で、税調インナーでもある後藤茂之衆議院議員に「年少扶養控除に関する全世代アンケート」の回答結果の資料とこれまでいただいた署名を合わせて提出しました。改めて、憲法に定められた最低限の生活保障である扶養控除が15歳未満のこどもたちにだけ認められていない税制の不備と矛盾を指摘し、こどもの扶養控除の復活と増額を訴えました。後藤議員は私たちの説明に丁寧に耳を傾けてくださり、後藤議員自身が子育てしていた頃のお話なども飛び出し、私たちの思いを受け止めていただけたと感じました。

夏の参議院議員選挙に向けて、こどもの年少扶養控除復活と特定扶養控除増額についても公約に入れて頂けるよう、引き続き与野党の議員に働きかけを行ないます。今後とも応援、どうぞよろしくお願いします。
こども税制協議会収支管理はこちらからご確認ください。




