12月12日(木)夜にクラファン終了から2度目の授業実践を行いました!
この活動報告では、授業のようすをお届けします !
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今日のテーマは「足で歩く人だけでなく、車椅子の人も漕ぎたくなる道とはどのようなものか」を考えることです。
1回目に引き続き、パラリンピアンの花岡伸和さん、そして岩渕薬品の田中さんにもお越しいただき、授業を行いました。
事前にサンプル品として注文していた蓄光パネルに加え、ほぼ原寸大のサイズに印刷した足跡パネルを触りながら考えてました。
授業の途中には、文化祭に向けて作成した模型を花岡さんにお披露目する生徒も。
生徒は個人で考えたり、グループになって考えたりしながら、ホワイトボードにアイデアを書きまとめました。
生徒による発表の前には、担任の伊藤先生からは「不十分なアイデアもきっとあると思うけれども、その中身を足りないと指摘するのではなくて、アイデアの背景にあるその人のメッセージや想いを受け取ってほしい」という話がありました。
生徒たちのアイデアを写真とともに、紹介していきます。
彼らのアイデアの一つ一つには、これまでの議論や経験で得た思いがたくさん詰まっていました。
「パネルにたくさんの動物の足跡を書いて、面白くしたい」というアイデアには、
「段差を気にする必要があるため、俯きがちに道を見ている」という花岡さんの話を受けて、「道を進むときに少しでも楽しくなってほしい」という生徒の思いがありました。
「蓄光パネルを設置する以前に、やはり道の凸凹をなくした方が良い」というアイデアには、先週の車椅子体験で感じた段差を乗り越えることの「しんどさ」を踏まえた生徒の思いがありました。
生徒による発表の後には、花岡さんから以下のメッセージをいただきました。
花岡さんからメッセージをいただき、改めてこの取り組みの面白さ、尊さを感じました。
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感動しました。
今みんなが考えてくれていることは、社会から"障害"という考え方をなくせるような提案です。
たった数百メートルかもしれないけれど、それを実現するのは本当に素晴らしいことだよ。
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今回の授業で道のデザインに対するアイデアがたくさん湧いてきました。
これをどのようにまとめて、実装していくのかは、また年明けの授業で。
1月の活動報告をどうぞお楽しみに !