こんばんは、安芸です。
まもなく4月。新社会人生活の始まりは大学生活の終わりを意味し、
就業時間の終わりは残業時間の始まりを意味します。
我々の命もいつかは終わりますが、
その時にはまた新しい「始まり」が芽吹いているのかもしれません。
ゆとり会議室の終わりも同じく、ロマンティックウヰスキーの始まりを意味します。
1月末にその歴史に区切りをつけたゆとり会議室を少し振り返ってみます。
2019年11月、今は韓国スタンドさんが入っているテナントで
一見何屋さんか分からない謎の飲食店、「ゆとり会議室」がその初声を上げました。
名前の怪しさもさることながら、店内の風景を見ても何が何やらわかりません。
とりあえずやりたいこと全部やってみた、って感じのアホそうな店内です。うん、まあ、バー・・・かな?
飲食店経営なんてやったこともありませんでしたが、
ひとまず内装も自分たちで作ってミニマムスタートしてみました。
ちなみにこの時は「スパニッシュバル Pinchos y Whisky ゆとり会議室」でした。
フードも出してたんですね〜。
今振り返って売上などを見ると
めちゃくちゃ悪いってほどでもないのですが、当時の体感は
めちゃくちゃ暇な時間が多かったように思えます。
(当時の営業時間が12:00〜24:00だったからかも)
素人感がムンムンに漂っており、今となってはエモい・・・
ウィスキーの数もまだまだ少ないのが見て取れます。そして時は流れコロナ禍の2021年4月。
空間デザインは少し洗練された(?)ように見えます。
「白を基調にしたらカッコええやろ」という浅めの思考と
「海っぽかったらくつろげそうじゃね?」という、これまた目黒川くらいの
水位の思考が合わさって生まれたのが今のゆとり会議室です。
ウィスキーの数はまだそれほど多くはありません。2023年の1月末。
棚を改造し、コロナ禍での給付金をウィスキーに全ツッパし、
今の「ウィスキーバー」としてのゆとり会議室が本格的に始まっていくことになります。
こう思うと「ウィスキーバー」としてのゆとり会議室は2年しかなかったのか・・・
そして来る2025年の1月末。
大円団の中、ゆとり会議室はその5年と3ヶ月の歴史に幕を下ろしました。
この場所があったからこそ、多くの方々と出逢うことができました。
お客様同士にあってもそうであってほしいものです。
改装することによってまた多くのお客様と巡り会えることが楽しみでなりません。
今はまだ当店のことを知らない方や、来たこともないという方と出逢い
そこに絆が出来ていったりするんだろうなと
週4で通っているシェフズマルシェのカフェで思いを巡らせている次第です。
では改めてここまでの落ち着きのないゆとり会議室の変遷を振り返ってみます。
2019年
スパニッシュバル Pinchos y Whisky ゆとり会議室
2021年
BAR ゆとり会議室 -reserve-
2023年
WHISKY BAR ゆとり会議室
2025年
BAR ロマンティックウヰスキー
・・・もうわかっちゃったよね?
2年ごとに「何か」が起きてるんだよね。
つまり、2027年にも「何か」が起きるってことなんだよね。
関暁夫も驚きの都市伝説が浮かび上がっております。
最後になりましたが・・・
コロナ禍から始まり、これほど目まぐるしい変遷の中
今日までバトンを繋いでくださった全てのお客様。
マジサンキューです。
いよいよ(?)最終形態です。フリーザでも第四形態が最終形態なんです。
戦闘力53万のロマンティックウヰスキーでお待ちしております。