
【2ndゴール「支援者200名」まであと49名!!】
おはようございます。ムラカミリョウです。
2025年といえば大阪万博!前回は1970年にあったようですね。約55年ぶりの大阪万博ということで結構現地では盛り上がりを見せています。
1970年の大阪万博といえば岡本太郎!ということで、この前東京に行ったときに「岡本太郎記念館」にいってきました。
東京南青山にある「岡本太郎記念館」は展示するためだけに作られた建物ではなくて、岡本太郎のアトリエ兼居住地だったのだそう。
太陽の塔や見たことのあるいろんな壁画がこの場所から誕生したと思うとちょっと震えますよね。

ぼーーっといろんな作品を見てて思ったんです。
「なにがすごいか全くわからない」
ディスってるんじゃないんです。
もちろん芸術にそんなに明るく無い僕でもこんな壁画を目の前にすると圧倒されるし、絵の具の匂いが充満したアトリエを除くと狂気じみた何かを感じるんです。
何がすごいか全くわからない。だけれどすごい。
僕らサラリーマンは「すごい」というものをとかく定量化しがちで、
あいつは売上◉%達成できたからすごい!とか同期の中でNo,1だからすごい!とか。
すごい!という表現の裏付けがされてないと不安になる世界線で戦っています。
そんな僕らに岡本太郎の芸術の凄さが語れるはずなんてなくて、でも、目の前にある、これまでと違う種類の「すごい」に立ち尽くすんです。
具体に落とせない、定量化できない、誰とも比較ができない。
そんなすごさを見たときに人生ってなんなんだろう?という境地に行き着くと思うんです。
何のために働いているのか。何のために競っているのか。何のために生きてるのか。
忠実にルールに従って生きていくのが幸せか?自分勝手に油を売りながら生きていくのが幸せか?目的はなんなんだ。
答えのない問いこそ追求する。動物にできなくて、人間にだけできる「考える」という快楽です。
答えがないから考えなくて良いのではなくて、答えがないからこそ、自分なりの答えを見つける。
岡本太郎をみてそんなことを感じました。
今日は以上でーす。






