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本日は大晦日ということで、BLACK TAGの生ハムの故郷、スペインの年末の過ごし方をご紹介させていただきたいと思います。
■ スペインの大晦日 - Noche vieja(ノチェ・ビエハ)
スペインの大晦日は、家族や親しい友人たちと特別な時間を過ごす大切な日。
新年を迎える瞬間、スペイン全土で守られている伝統があります。
それは、真夜中の鐘の音に合わせて12粒のブドウを食べる習慣。
「Las doce uvas de la suerte(12粒の幸運のブドウ)」と呼ばれるこの伝統は、新年の12ヶ月の幸せを願う、スペインならではの風習です。
そしてブドウを食べ終えた後は、カヴァ(スペインのスパークリングワイン)で乾杯。家族や友人たちと新年の喜びを分かち合います。

■ 年越しのご馳走といえば?
この特別な日に、スペイン人が欠かさないのが何と言っても生ハムです。
古代ローマ時代から続く伝統を持つイベリコ豚は、スペイン人にとって国を象徴する誇りある食材。
特に、ドングリを食べて育った最高ランクのイベリコ豚で作られる生ハムは、キャビアやフォアグラと並ぶ最高級品として、大切な年末の食卓を彩ります。
その中でもBLACK TAGは、スペインの歴史ある生産地ギフエロで、17ヶ月以上の育成期間と36-48ヶ月の熟成期間をかけて作られています。まさに、スペインの伝統と誇りが詰まった逸品と言えるでしょう。
日本では年越しそば、スペインではブドウや生ハム。
文化は違えど、大切な人と特別な食事を共にする喜びは、世界共通なのかもしれません。
皆様、今年も1年間ありがとうございました。
来年も、新しい食文化の創造を目指して精進してまいります。良いお年をお迎えください。



