みなさん、こんばんは!いつも暖かいご支援をいただき、ありがとうございます!みなさまのご支援のおかげで、なんと本日、総合人気ランキングの二位/まちづくり・地域活性化ランキングの一位を獲得しました!!支援と共に温かいメッセージもたくさん頂戴しており、大変励みになり、メンバー一同で喜びを共有しております。みなさまのご支援を糧に引き続き励んでまいります!!さて本日は、KIBOTCHAのスマートエコビレッジを構成する14の要素の3個目の「X-Charge unitの活用」についてお届けします。今回はKIBOTCHAスマートエコビレッジのエリアである『RISE BEACH』の代表の明美さんが、能登半島地震の際に、実際にXCUを活用して学校給食の支援を行なった事例を含めて、綴ってくださいました。1、X-Charge unit の概要2、秘密兵器の導入に至った経緯3、導入効果1、X-Charge unit の概要X-Charge unit(XCU)は、今までの冷凍や冷蔵とは全く異なる原理で食品の鮮度を保つ画期的かつ最先端な製品なんです!その特徴は食品そのものから熱を奪う点と独自の温度制御技術により、食品自体の温度を-0.1℃~-1℃の狭い温度帯に表面から中心まで均一に整えることで、水分をコントロールし、食品本来のおいしさや鮮度を保ちます。冷蔵庫や冷凍庫は、食品の外から冷風を当てて、一部だけが冷えて乾燥や冷凍焼けが生じたり、食品そのものの温度が一定保たれずに、食品の劣化につながるのに対して、XCUは食品の良い状態で⽔分を安定させることができるので、⾷品が本来持つポテンシャルを引き出したり、⻑期保存を可能にします。詳しくはぜひ公式HPもご覧ください → https://xen-jpn.com/wss-xcu/2、秘密兵器の導入に至った経緯普段からKIBOTCHAとして防災教育を発信をしていく中で、防災食といえばカレーを中心としたレトルト食品が多く、保存の観点では優れていても栄養化価や味を考えていない課題に対して何かいい案はないかと話し合いをしていました。ちょうどその時、モノづくりをする企業の支援をしている友人から、一次産業全体の価値を上げる実証場所を探していて、地域の産業が抱えている課題やポリシー、文化的に大事している事等を現地で見聞きさせてもらいたいという話を受けました。話を聞いていくうちに、一次産業者さんたちの課題を解決するだけではなく、自分たちの課題も解決できるのではないかと思い。実際に製品を自社開発されている、香川県高松市のXEN GROUP高畑社長にもお越しいただくことにしました。高畑社長の思いと、KIBOTCHAをこれまで運営してきた三井社長の思いが、今後の地域の一次産業の発展に役立つだけではなく、働き方改革とフードロス対策の要になると確信した三井社長は直ぐに高松の製造現場や食品LABを見学し、導入を決意。(KIBOTCHAに納品された時の写真)そんな中、1月1日に能登半島地震が起こりました。私たちにできる支援は何か、現場で支援にあたっていた三井社長が必要だと感じたのは学校給食でした。給食の提供ができないと、子供達は午前中でお家に帰らなければならず、そうなると家の片付けや瓦礫の処理に追われている親御さんたちの負担が増えるだけではなく食事にありつけない子供達が出てきてしまうかも。。。。学校再開に合わせてXCUの搬入が早まり、奇しくもXCUを使った防災食の提供が始まります。「東日本大震災の恩返し」と集まってくださったボランティアさんたちのご協力もあり、1日900食を5日分、4500食XCUで水分を整えられた食材たちは、新鮮なままハイエースに積まれ能登へと運ばれ、暖かい給食としてたくさんの子どもたちの笑顔につながりました。(ボランティア支援の様子はこちらから https://kibotcha.com/news/noto/)整えた野菜を一週間分ずつ3ヶ月お届けし、支援は2024年の3月末日まで続きました。土屋復興大臣も視察にお越しくださり、XCUを利用した取り組みをお話しさせていただきました。3、導入の効果一番初めに驚いたのは、XCUにて2週間保管した牡蠣がそのまま生で食べられ、牡蠣漁師さんが朝採った牡蠣と遜色ない食感や味だったことです。その後、たくさんの取り組みをXEN GROUPさんとさせていただき、以下の効果が得られています。食材の保管-長期保存の難しい葉野菜や果物が1か月以上採れたての状態に-出荷価格が⾼い時期に出荷するなどのコントロールが可能-熟成されおいしさが増す料理⼈の重労働を軽減-サービス業の為お客様に合わせて長くなっていた料理人の労働時間が削減。-料理人に依存してしまうメニュー内容も事前に仕込んでXCUに保管することで料理人がいなくても提供が可能。-冷凍の場合は、解凍するのに時間を要していたのですが、XCUにて保管しその後冷凍庫に入れた鶏肉や魚は直ぐに包丁で切れます!-火の通りが良くなり料理が時短に。唐揚げなどは半分の時間で出来上がり、水分を含んだままなのでジューシー。メニュー開発-生のりなどの、賞味期限が1日のものも常に食べられる。-一晩寝かせる必要がなく、熟成商品の開発が容易。フードロス対策-直ぐに使わない場合は、一度XCUに入れて保管することで食材が⼀切駄⽬にならない-突然のキャンセルや、顧客状況に応じて余ってしまった食材も保存が可能いかがでしたでしょうか?XCUは単なる装置ではなく、様々な活用方法でたくさんの方を笑顔にしています。スマートエコビレッジに必要な持続可能な食の確保、生活の質の向上が可能です。ほんと?と思った方は実際に装置を見にきてください!今後も、プロジェクトの進捗や14の要素について詳しくお伝えしていきますので、引き続きご覧いただけますと幸いです!皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。




