
軽井沢の発地地区にある休耕地が私たちの第一農場です。前作は畑として十分に利用されていない土地でした。
人なら地力(じりき)ですが、土地の場合は地力(ちりょく)、植物にとっての地力とは、雑草を生えさせない力もあると思い知ったこの数カ月でした。
6月から、毎朝4時に起きて、4時半に畑に立ち、草を刈っています。ビニールマルチをして抑制されるはずが、雑草を抑えるはずのビニールマルチも、とうに突き破られ、今ではその姿も見えません。
延べ何百時間かを無駄にしました。
来年は、きっと、もっと楽になる。そう信じています。
日本で初めてフレンチバスクの唐辛子を育てる“ファーストペンギン”として、パイオニアの苦しみごと、未来へ繋ぎます。
写真は、成長の良い株の実。基準とする形に育ち、10cmに達する果実も現れてきました。
この挑戦の先に、誰かの笑顔がありますように。





