竹原義二の『黒板講義』2000部限定書籍化プロジェクト

建築家・竹原義二先生の「黒板講義」を書籍化するプロジェクトです。2024年に実施された授業内容を収録し、200ページ超の書籍として限定2000部を自費出版。竹原先生の建築思想を広く伝える貴重な記録を未来へと繋ぐための費用をご支援ください。250%達成で黒板講義ダイジェスト版を支援者さま限定で公開!!

現在の支援総額

8,305,500

276%

目標金額は3,000,000円

支援者数

862

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/09/29に募集を開始し、 862人の支援により 8,305,500円の資金を集め、 2025/11/30に募集を終了しました

竹原義二の『黒板講義』2000部限定書籍化プロジェクト

現在の支援総額

8,305,500

276%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数862

このプロジェクトは、2025/09/29に募集を開始し、 862人の支援により 8,305,500円の資金を集め、 2025/11/30に募集を終了しました

建築家・竹原義二先生の「黒板講義」を書籍化するプロジェクトです。2024年に実施された授業内容を収録し、200ページ超の書籍として限定2000部を自費出版。竹原先生の建築思想を広く伝える貴重な記録を未来へと繋ぐための費用をご支援ください。250%達成で黒板講義ダイジェスト版を支援者さま限定で公開!!

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本の仕様について
2025/10/03 18:00

今回は、本の印刷仕様のおはなしを少し。黒板が主役の本なので、まず判型は横長にしました。チョークの線や図面は横方向に伸びるので、板書全体を一望できることが読み取りの前提になるからです。さらに、見開きで黒板全体を眺められるよう、背を見せてパタンと開くコデックス装を採用。ページの喉の奥まで紙面を使えるので、写真全体を隅々まで眺めることができます。長く手元に置けるよう、表紙の強度と開きの良さを両立する上製(ハードカバー)+スイス装で仕立てます。本文ブロックを表紙に貼り込むスイス装は、机の上で自然に開いたまま保てるのが利点。しかも今回は横長フォーマットとの掛け合わせ——「横長のスイス装なんて見たことない!」という声が聞こえてきそうですが、その驚きをかたちにするべく、印刷所と詳細を詰めています。黒板の前の空気を、紙の上でもう一度立ち上げるための選択です。


実行委員の思い
2025/10/02 18:00

今回の実行委員は、いずれも竹原研究室を巣立ち、建築家や編集者として独立しているメンバーです。学生時代、それぞれのタイミングで「黒板授業」に向き合い、そこで受けた衝撃と学びが現在の実践を形づくっています。黒板の線はライブで書き足され、何が飛び出すかわからない緊張感に満ちていました。その受け取り方は一人ひとり異なりますが、共通しているのは、建築と真剣に向き合うことを選んだという事実です。だからこそ本づくりでは、単なる記録にとどめず、教室の空気や手の速度、言葉の間合いまで、可能な限り紙面に定着させることにこだわっています。受講した教室の匂い、黒板の粉、手の運び、間のとり方——そんな細部までが私たちの記憶です。だから今回の書籍では、紙やインク、判型や開きのよい製本まで検討を重ね、黒板の前に立つ感覚をできるだけ損なわないようにしています。一冊を通して、あの場の緊張と温度が静かに立ち上がることを目指しています。写真は、2002年ごろ大阪市立大学でされていた記録動画より


直接、届けたい
2025/10/01 18:00

公開初日からのご支援・ご拡散、心より御礼申し上げます。本日は、私たちが読者に直接届けるかたちを選んだ理由をお伝えします。本書は、制作の最終段階に入っています。これまで積み上げてきた編集方針のもと、黒板講義の温度感を損なわないように、紙質・インク・版面・製本の素材感まで丁寧に検討を重ねてきました。めざしているのは「本を届ける」以上に、黒板講義そのものを手渡すことです。そのため、私たちはどなたがこの講義を受け取ってくださったのかを知りたいと考えています。書店流通を介すると、どうしてもその把握が難しくなります。クラウドファンディングを通じた直接販売は、受け手の存在を確かに感じながら届ける方法であり、講義の延長線上にあるまっすぐな関係を保てると判断しました。本書がお手元に届くとき、どうか講義を受けるような気持ちでページを開いていただければ幸いです。黒板の前にする緊張感、線が走る一瞬の判断、言葉が空間へと立ち上がる気配――その体験を、一冊に定着させてお届けします。引き続き、応援とご紹介の輪を広げていただけますと心強いです。ありがとうございました。写真:塚本大士


公開初日からの多くのご支援とご拡散、誠にありがとうございます。本プロジェクトの実行委員は、いずれも竹原研究室の出身者で、現在はそれぞれ独立して活動しています。私たちは学生時代に「黒板講義」を直接受け、その体験に強く影響を受けて今日に至っています。当初は出版社を介した刊行も検討しましたが、議論を重ねる中で、あの黒板の前で感じた温度や間合い――実際に受講したからこそ分かる肌感――を損なわずに形にすることを最優先すべきだと考えました。結果として、実行委員と竹原先生で、出版社を介さない(取次・書店流通を通さない)形を選びました。多くの方に届けたい思いは変わりません。そのうえで、黒板講義をできる限りそのままの息づかいで伝えるために、編集や仕様の自由度を確保し、ご希望の方に確実にお届けし、過不足のない部数で細部まで丁寧に制作する――そのための判断です。引き続き、制作の過程も活動報告で丁寧にお伝えしてまいります。趣旨にご賛同いただけましたら、ご支援やシェアで後押しいただけますと幸いです。写真:塚本大士


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