
当店では可能な限り手作りにこだわる、本場イタリア方式で営業しております。
その一貫として、パンを常に2種類焼いており、今回はその1つ、イタリアのパンで1番有名な
Focaccia
フォカッチャ
についてご説明を致します。
フォカッチャの歴史は古く、古代ローマ時代に誕生したと書物に残されているそうです。
古代ローマ時代は日本に置き換えると弥生時代です。

そして、フォカッチャとはイタリアで最も古いパンの 1 つです。
「フォカッチャ」という名前は、ラテン語で囲炉裏を意味する「フォーカス」に由来しており、熱した石の上で焼くという伝統的なパンです。小麦粉、水、オリーブオイルといったシンプルな材料で作られる平たいパンでした。
そして、世界で初めてのパン屋さんもローマにできたそうです。
現代ではフォカッチャも様々な種類がでてきています。また、レストランでも方向性によって加水率を変えて仕上がりを変えたりしています。
当店では、食事と合わせるために加水率を減らして重たくならず食事と合うようにしています。

まずは生地ですが、イースト菌を少なくして冷蔵庫でじっくりとゆっくり1日近く発酵させます。
こうすることでイーストの匂いを消して、小麦の香りが立つようにします。

発酵したら1kgづつのたまにして少し休ませます。

生地を長方形に伸ばして2次発酵をさせます。

2次発酵を終えたらオリーブオイルを塗って指で上から穴をたくさん開けて、塩を振り、石垣島のローズマリーを乗せます。

230度のオーブンで焼いて完成です。


美味しい食事と美味しいイタリアワインと共にイタリアの伝統的なパンを召し上がって頂けましたら幸いです。





