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農機具を取り戻し、集落を自分たちで取り戻します。 #熊本地震 #豪雨災害

熊本県を流れる緑川のずっと上流、甲佐町宮内地区。人口400人ほどの農山村地域です。 熊本地震からの復旧もようやくこれからという状況で、記録的な大雨に見舞われ、集落は至る所で土砂崩れ、家屋も流されるなど酷い有様です。そんな集落で、農機具を取り戻し、集落を自分たちで取り戻すプロジェクトです。

現在の支援総額

1,000,713

384%

目標金額は260,000円

支援者数

97

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/06/24に募集を開始し、 97人の支援により 1,000,713円の資金を集め、 2016/07/09に募集を終了しました

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農機具を取り戻し、集落を自分たちで取り戻します。 #熊本地震 #豪雨災害

現在の支援総額

1,000,713

384%達成

終了

目標金額260,000

支援者数97

このプロジェクトは、2016/06/24に募集を開始し、 97人の支援により 1,000,713円の資金を集め、 2016/07/09に募集を終了しました

熊本県を流れる緑川のずっと上流、甲佐町宮内地区。人口400人ほどの農山村地域です。 熊本地震からの復旧もようやくこれからという状況で、記録的な大雨に見舞われ、集落は至る所で土砂崩れ、家屋も流されるなど酷い有様です。そんな集落で、農機具を取り戻し、集落を自分たちで取り戻すプロジェクトです。

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苗を救う。
2016/07/07 19:32
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ここ数日は連日35℃近い猛暑日でした。 引き続き、生き残った苗の救出作業をしています。 このまま水が来なければ枯れてしまう苗ですが、どうにか山からホースで水を引っ張って、田んぼまで必要な量を確保していきます。山を越えー 谷を越えー (何か昔そういう歌がありましたね)越えるところが地震や水害で崩れているところばっかりなので、なかなか大変です。 熊本らしい、じめーっとした湿度の高い猛暑日ですが、作業が川の中なので幾分涼しいです。 途中、川で冷やしておいたビールが流れるなど細やかなハプニングはありましたが、とりあえず今日予定していた作業は無事に終えることができました。 生き残った苗を助けつつ、いつも通りの農作業があります。水の調整、草の管理、畦草刈り... 田んぼの石垣が崩れた箇所もたくさんあるので、それも元に戻さないといけません。この程度の災害で綺麗な棚田が失われてたまるもんですか。昔っから人の手でつくったものです。絶対に元に戻します。 そういえば皆さん、崩れた田んぼの石垣はどうやって戻すかご存知ですか? 今は苗を植えたばっかりなので、少しでも収穫するために生き残った苗をそのまま育て、崩れた箇所には応急的に水路を引きます。石垣を修復するのは田んぼから水が引く稲刈り後、秋に修復するんです。 ちなみに、これは地域によっても違いますが、うちの集落の場合、田畑が崩れた場合は上の持ち主が復旧をする取り決めになっています。 まだまだ長丁場。夏バテしないように頑張ります。暑さ厳しい折、皆様もお体ご自愛下さい。 2016/07/7 七夕 夕方 【集落の状況報告】 地震と豪雨の影響で未だ道路は大きく寸断されており、狭く危険な迂回路を利用しております(一部残っていた「避難指示」は解除され「避難勧告」となりました)。29日の豪雨で再陥没した仮設道路は復旧しました。一部では大きな土砂崩れのため当面断水と全面通行止が続きそうです(必要な家屋には町役場から生活水が届けられています)。電話は一部で電線がポキポキ折れているので不通箇所があります。 ※集落では道路状況が酷いため、現在災害ボランティアの受け入れを行っておりません。必要に応じて知人・友人を頼りながら人力復旧作業を進めております。地区外の方の不要な通行は大変危険で復旧工事の支障にもなりますのでお控え下さい。  ーーー 皆さんにお送りする予定の梅干し、昨日紫蘇を入れました。  


田んぼの修理。
2016/07/02 21:59
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(ここは河原ではなく田んぼだった場所です) 今日は朝から田んぼの復旧作業でした。 今回の地震と豪雨では多くの田畑も被害を受けました。 田畑の陥没、石垣の崩れ、土砂の流入、と、色々ありますが、いま急ぐ必要があるのは生き残ってる苗を助けることです。 田植えを終えたばかりの田んぼでは苗が一番水を必要とする時期。このまま水が来なければ枯れてしまいます。 谷川の水を田んぼまで引き入れる水路も流されたり、土砂が詰まったり、そもそも水路自体が無くなってたり。 崩れた谷川から田んぼまで数百メートルのホースを引いて、田んぼの水を確保します。 数十〜数百メートルのパイプを担いで崩れた谷川を登るのはなかなかくたびれました(今日はとりあえず3ヶ所完了!)。普段の渓流釣りのように釣竿を担いで登るなら楽勝なんですけどね(笑 今回の被害は河川本流ではなく、山から無数に下りてくる小さな谷川が豪雨で氾濫したために起こりました。改めて水の怖さを学びました。水は怖い一面もありますが、普段は山の暮らしになくてはならないものです。田畑を潤し、稲を育ててくれます。鮎やうなぎも育ててくれます。それに、停電してもビールを冷やせます(笑 気がつけば残り一週間。皆さんから多くのご支援を頂き、本当に有難う御座います。本来であれば頂いたメッセージにお一人お一人ご返信差し上げたいところですが、日中のくたくた、電話回線不通によりネット環境が悪いこともあり、何卒ご容赦下さい。頂戴した応援メッセージは全て拝読させて頂いております。お金より何より、励みになります。明日は大工さんしてきます/   【集落の状況報告】 地震と豪雨の影響で未だ道路は大きく寸断されており、狭く危険な迂回路を利用しております(一部「避難指示」継続中)。29日の豪雨で一部仮設道路もダメになりました(復旧作業中)。また、一部では大きな土砂崩れのため当面断水が続きそうです。水が出ても濁り水の箇所も多い状況です(集落では普段から山水を引いておりそれが切れています/現在、必要な家屋には町役場から生活水が届けられています)。電話は一部で電線がポキポキ折れているので不通箇所があります。 ※集落では道路状況が酷いため、現在災害ボランティアの受け入れを行っておりません。必要に応じて知人・友人を頼りながら人力復旧作業を進めております。地区外の方の不要な通行は大変危険で復旧工事の支障にもなりますのでお控え下さい。 2016/07/2 夜  


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夏越の大祓。 今日は地元の甲佐神社で夏越大祓 茅の輪くぐり神事が行われ、集落の役員として参加してきました。甲佐町の各地区からも重鎮方が多数参加。久々にお会いする人も多く、お互いの近況報告もできて嬉しい1日でした。 久々に会う先輩方から言われたのは「おー!生きとったかー!(笑」 みんなこれでした(笑  神様、先輩方、おかげさまで、集落一同どうにか元気にやっております。 ただ、報道も少なかったせいか、やはり同じ町内の方でもこの地区の被害は噂程度でご存知ない方が多かったです。みんな写真をみせるとびっくりしてました。 大変な時期ですが、こういう古くからの行事があると、なんだか気持ちだけでも一区切りついたような気がして、不思議なものです。 不思議なもので、明日からは雨も一段落しそうです!届いたのかな。 梅雨の中休みか、いずれにせよ一旦大雨は抜け出せそうです。よかった。。明日からまた片付け再開! ...とはいえ、昨日の昼頃はまた酷い豪雨でした。 朝から家屋の片付けを手伝いに出て、そのまま頼まれてたパソコン修理を済ませ、 雨が酷くなってきたので、「こりゃ家まで戻れなくなるな」と、急いで山越えの迂回路で脱出を試みました。軽トラ四駆ならまぁこのくらいは行けるか...と思った矢先!突然の豪雨でいたるところの谷川から水が溢れ、道路は川。この動画を撮影したあと、水でプラグが濡れて軽トラエンスト。止まった場所は氾濫した泥水のど真ん中、左は崖崩れ。携帯圏外。さすがにこりゃやばいかな。と、久々に命の危険を感じました。 幸い軽トラにはいつも手動ウインチや脱出用の道具を積んでるので(猟で似たような場面が多々あるので使います)、無事脱出。軽トラを押したこの時ばかりは馬鹿力でよかったと思いました(笑 その後、どうにかプラグが乾けば大丈夫だろうと様子をみてると(崩れてこないかひやひや)、エンジンもかかり(ぽかぽか)、無事山越えして町まで下り、無事家へ帰ることができました。町で食べた温かいうどんにすくわれました。 とはいえ、昨日の豪雨でまたいくつかの箇所が崩れました。うちの下では仮設の橋が落ちました(復旧作業中)。幸い、集落には複数の重機(業者さん)が作業してくれてるので、今の所は道路もすぐに開けてもらえてますが、まだまだ用心は必要なようです。。 これ以上、被害が広がりませんように!   【集落の状況報告】 地震と豪雨の影響で未だ道路は大きく寸断されており、狭く危険な迂回路を利用しております(地区全域が「避難指示」となっております)。29日の豪雨で一部仮設道路もダメになりました(復旧作業中)。また、一部では大きな土砂崩れのため当面断水が続きそうです。水が出ても濁り水の箇所も多い状況です(集落では普段から山水を引いておりそれが切れています/現在、必要な家屋には町役場から生活水が届けられています)。電話は一部で電線がポキポキ折れているので不通箇所があります。 ※集落では道路状況が酷いため、現在災害ボランティアの受け入れを行っておりません。必要に応じて知人・友人を頼りながら人力復旧作業を進めております。地区外の方の不要な通行は大変危険で復旧工事の支障にもなりますのでお控え下さい。 2016/06/30 夜  


今日はまた強い雨でした。 無駄に出歩くのは危険なので、こういう日は農機具の修理をしています。今回、皆さんに集落を取り戻すための支援を頂いておりますが、自分で直せるものは、どうにか修理を進めています。 どうしても直せないものは、川にどんぶらこした道具です。 このチェンソーの持ち主は椎茸農家です。小屋に置いてありましたが、小屋の一部が流され、草刈機は川底へ沈みました。どうにかこのチェンソーは引っかかって泥に埋まっていましたが、スターターも引けず、エンジン内部まで泥水が入り、本人はもう捨てるつもりでした。 ひたすらバラバラにして、洗浄して、組み立てて。 どうにか復活。またこれで木を倒して、美味しい原木しいたけ作ってね! このチェーンソーはSTIHL026、少し古いですが50ccクラスの名機です。こちらもバラバラにして、清掃して、どうにか復活しました。ついでに以前からの不具合も修理。 これは動力噴霧器(通称:動噴)。農薬散布など農家さんには欠かせない機械です。水を送るポンプのようなもので、トラクターの洗浄なんかにも使います。これもバラして、どうにか復活しました。これで今回の豪雨で泥だらけになった庭も掃除できます!(動画に入ってる「まー♡」というのは婆ちゃんの歓喜の声です笑) これは皆さんにもお馴染み、刈払機(草刈機)。これが無いと田舎には住めません(笑 刈払機は普段から自分で修理しているのでお手の物です。無事に復活しました。爺さんこれからも草刈り頑張れよー! ・・・と、どうにか直せるものについては、修理を進めております。 修理してたら村の爺ちゃん達から「お前、一段落したら農機具屋でも開け!」とお褒めの言葉を頂きました(笑 ちなみに修理代は一切もらっておりません。みんなお礼に野菜をくれます。なので、うちの台所、なすびときゅうりが山ほどあります。うちも畑にあるんですけどね(笑   また、今回ご支援頂くにあたり、復旧用具の中でも特に農機具の値段は皆さん馴染みが無いかと思います。たとえば、ホームセンターでも刈払機やチェンソーは安く売ってますが、あれは僕たちからすればオモチャなんです(失礼)。プロ用の機種とはまったく作りも耐久力も異なります。山で木を切ること一つをとっても、道具がきちんとしたもので、また、きちんと整備されたものでなければ命を失います。たとえそれがロープ一本でもです。 それ故、今回皆さんのご支援を頂いて、集落用に再購入させて頂く一部の農機具は皆さんの感覚からすれば高額に思えるかもしれませんが、こういう事情がありますので、何卒ご了承頂ければ幸いです。   【集落の状況報告】 6月28日現在、一部残っていた車を出せない箇所も解消し、どうにか地区全域で陸の孤島は解消されました!ただし、地震と豪雨の影響で未だ道路は大きく寸断されており、狭く危険な迂回路を利用しております(地区全域が「避難指示」となっております)。また、一部では大きな土砂崩れのため当面断水が続きそうです。水が出ても濁り水の箇所も多い状況です(集落では普段から山水を引いておりそれが切れています/現在、必要な家屋には町役場から生活水が届けられています)。電話は一部で電線がポキポキ折れているので不通箇所があります。うちもです。で、いま携帯のテザリングで書いてます。 ※集落では道路状況が酷いため、現在災害ボランティアの受け入れを行っておりません。必要に応じて知人・友人を頼りながら人力復旧作業を進めております。地区外の方の不要な通行は大変危険で復旧工事の支障にもなりますのでお控え下さい。 ---昨日、今後の災害を予想するためにも、雨の弱いうちに山を歩いてきました。強い雨や台風がくれば間違いなくまた崩れます。大岩が引っかかってるだけの場所もちらほら。猟で歩き尽くして見慣れた山中も地形が変わってました。下の写真は今回の豪雨で一番被害が酷かった場所。上から見ると山の中に大きな河原が出来てます。ここ、普段は川幅30cm程度の谷川です。。 2016/06/28 夜


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皆様、引き続きのご支援を賜り、本当に有難う御座います。 今日は朝から集落のみんなで集まって被災家屋から土砂や汚れた家財撤去を行いました。   ここは集落唯一の精米所です。 豪雨時は隣の川が塀を押し倒して氾濫したため、畳より30cm以上も浸水。高齢女性がひとり暮らし。とても怖かったと思います(隣が先輩猟師のおっちゃん家で良かった..)。 乗用車の他、数百万円する精米道具や在庫していた150俵あまりの米も今回の豪雨でダメになりました。家の中まで大量の流木や泥が押し寄せています(まだ確定では無いですが、恐らく入ってた保険で機械類は取り戻せるのかもしれない、ということでした。よかった。。下写真の右は土間のようにみえますが全部泥です)。 僕も日頃からとてもお世話になっていて、とても大好きな婆ちゃん。 ...何よりも、無事でよかった!! 凛として、優しくて、集落のみんなが頼りにしている婆ちゃん。 アニメ『サマーウォーズ』の栄婆ちゃんがイメージぴったりなんです(笑 婆ちゃんの子供や親戚には県内でも会社や企業で偉い立場に居る方がたくさん。 よく、こたつの部屋から電話しながら怒ったり励ましてる姿も、本当そっくり(笑 集落内でも婆ちゃんに怒られた人、多数(笑 そんな、婆ちゃんだからこそ、「おい、ーさん家の畳出して片付けとこか」の一言で、集落からたくさんの人が集まりました。みんな、世話になってるもん。 朝から人力でどんどん運び出します。畳、泥、家財撤去、掃除、ビール。と、暑い一日でしたがどうにか綺麗な、広い、婆ちゃん家が戻りました。あとは大工仕事! 婆ちゃん、早く戻って来てね!!   【嬉しいお知らせ!】 皆さんに多くのご支援を頂いたことで、集落の復旧が早まりそうです! 本来は応急的に必要な道具(チェンソー、草刈機、ポンプ、一輪車、ブルーシート、等々)を購入させて頂き、あとは人力で片っ端から片付けていこうと考えていたため、当面の復旧活動に必要な最低金額のみご支援頂く予定でしたが、今日現在、目標としていた額を大きく上回り(皆様がよろしければ)重機のリースを受けられそうです!人力だけでは無理な場所も重機があれば自分たちで片付けられます。集落には重機オペレーターできる爺ちゃんたくさん居ます!崩れた田畑の石垣も、山も、道も、自分たちで元に戻すことが出来ます!また、重機を手配できれば、これから間違いなく起こる梅雨や台風時の土砂災害にも自分たちで早急に対応することが出来ます!このように集落の復旧に大きな可能性が出てきたことも、皆様のご支援のおかげです。本当に、ありがとうございます。引き続きのご支援賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。 2016/06/26 夜今日はくったくた! ※集落では道路状況が酷いため、現在災害ボランティアの受け入れを行っておりません。必要に応じて知人・友人を頼りながら人力復旧作業を進めております。地区外の方の不要な通行は大変危険で復旧工事の支障にもなりますのでお控え下さい。