この活動の原点となった「調布から！復興支援プロジェクト」が14年前最初に一緒に事業を行ったのが、石巻観光協会と、石ノ森萬画館。統括部長をを務める大森盛太郎さんはご自身がこの萬画館で被災され、4日間を館内で過ごされた方です。高校生は、大好きな漫画やアニメに触れながら、大森さんからお話を聴き、館内を見学しました。14年間ご一緒した、このつながりを次世代にバトンとして渡したいのです。

東北の「現在」を体験し、「過去」と向き合った後は、「未来」世代で創造。石巻市内の出版社　口笛書店様のご協力で石巻の高校生と八女農業高校生がランチ交流。八女農業高校の皆さんが朝収穫見学したワカメを「ワカメしゃぶしゃぶ」にし、石巻の皆さんが「石巻鮨」の折り詰めでおもてなし。昼食後はお互いのまちを紹介したったり、連絡先を好感して盛り上がったり。今年度実現したこのプログラムが進化、定着することを願っています！

「未来を拓く」ために、過去にしっかりと向き合う。2日目の午前中、震災遺構「大川小学校」を見学、説明を受け、考え、自分ごとにしました。

私たちの日常の食卓に上がるワカメの生産工程の見学も行いました！

プログラム二日目は早朝に宿泊先を出発して、石巻市北上地区へ。ワカメ養殖の現場を見学しました！