岩手県の海のまち 大船渡市に誰もが杜氏になれる「みんなのさかぐら」を作りたい!

子どもからおじいちゃんまで、素人でも自由にお酒を造れる「みんなのさかぐら」をつくります。自由な考えで、好きな材料で自分だけのお酒をつくれる体験を提供します。個性的なお酒が生まれる場所にします。素敵な醸造体験で、大船渡にたくさんの人を呼びます。みんながつくったお酒を、みんなで飲んで笑える場所にします。

現在の支援総額

342,632

34%

目標金額は1,000,000円

支援者数

54

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/07/13に募集を開始し、 54人の支援により 342,632円の資金を集め、 2025/08/31に募集を終了しました

岩手県の海のまち 大船渡市に誰もが杜氏になれる「みんなのさかぐら」を作りたい!

現在の支援総額

342,632

34%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数54

このプロジェクトは、2025/07/13に募集を開始し、 54人の支援により 342,632円の資金を集め、 2025/08/31に募集を終了しました

子どもからおじいちゃんまで、素人でも自由にお酒を造れる「みんなのさかぐら」をつくります。自由な考えで、好きな材料で自分だけのお酒をつくれる体験を提供します。個性的なお酒が生まれる場所にします。素敵な醸造体験で、大船渡にたくさんの人を呼びます。みんながつくったお酒を、みんなで飲んで笑える場所にします。

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製造免許を取得するための申請――

それは、ただ書類を整えて出せば終わり、というものではありませんでした。

実際、税務署とのやり取りは8〜9回におよびました。過去の先人たちの申請書を参考にしながら、形式は整えたつもりでも、それだけでは十分ではありません。痛感したのは、**「結局、意味を理解していなければ、まったく意味がない」**ということ。

「なぜその情報が必要なのか」「どんな目的で提出するのか」を本質的に理解しなければ、審査は前に進まないのです。さらに追い討ちをかけたのが、計画変更に伴う事業計画書類の再提出でした。想定外のトラブルで醸造所の計画が変わり、それにあわせて提出資料のすべてを見直す必要が出てきたのです。

税務署の担当官からは、**「このままだと審査は通らない。一度申請を撤回してはどうか」**とまで言われました。その言葉が突き刺さった日の夜、パソコンの前で、ひたすら調べ、資料をつくり直し、翌日再度提出に税務署へ――そんな日々が続きました。

正直、心が折れそうにもなりました。それでも続けられたのは、「楽しい未来」を想像し続けたことと、「自分の役割は絶対に果たす」と信じたこと、それだけです。


そして、ついに。「製造免許の交付式の行いますので、7月2日に大船渡税務署まで来ていただけますか」という知らせを受けたときは、言葉にならない感情が込み上げてきました。

同時に思ったのは、**「これはゴールではなく、スタートだ」**ということ。うれしさとプレッシャーが混ざり合う中で、いよいよ私たちの酒づくりが始まろうとしています。

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