PHOTO FESTA『見えない世界を視る』ーアートの未来:北海道ーの実現

主 催 : HOKAIDOPHOTOFESTA実行委員会 期 間 : 2025年11月11日(火)〜12月14日(日) 開催場所 : 札幌市モエレ沼公園ガラスのピラミッド スペース1・2 共通テーマ: 『見えない世界を視る』ーアートの未来:北海道ー

現在の支援総額

530,000

53%

目標金額は1,000,000円

支援者数

44

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/09/06に募集を開始し、 44人の支援により 530,000円の資金を集め、 2025/10/20に募集を終了しました

PHOTO FESTA『見えない世界を視る』ーアートの未来:北海道ーの実現

現在の支援総額

530,000

53%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数44

このプロジェクトは、2025/09/06に募集を開始し、 44人の支援により 530,000円の資金を集め、 2025/10/20に募集を終了しました

主 催 : HOKAIDOPHOTOFESTA実行委員会 期 間 : 2025年11月11日(火)〜12月14日(日) 開催場所 : 札幌市モエレ沼公園ガラスのピラミッド スペース1・2 共通テーマ: 『見えない世界を視る』ーアートの未来:北海道ー

エンタメ領域特化型クラファン

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HPF2025では2つのトークイベントを開催します、いずれも入場無料ですのでお気軽にお越しください。◎トークイベント : 2025年11月30日(日)14:00〜16:00タカザワケンジ(写真評論家)、関次和子(東京都現代美術館学芸員)、大橋英児(写真家)開催場所 : 札幌市モエレ沼公園ガラスのピラミッド スペース2大橋英児写真展“Your eyes are our eyes-囚人道路”について、長くフォローしていただいている写真評論家のタカザワケンジさんと東京都現代美術館学芸員の関次和子関次さんを交えお話ししていただきます。入場料:無料、◎トークイベント : 2025年11月27日(木) 14:00〜16:00後藤繁雄(京都芸術大学大学院教授)、長原啓子(アートディレクター・染色家)、Parera(現代美術家)、楓月まなみ(造形作家)開催場所 : 札幌市モエレ沼公園ガラスのピラミッド スペース1京都芸術大学大学院教授の後藤繁雄さんにお越し頂き、現代アートの最前線から見る写真性についてお話しをいただきます。


HPF2025ワークショップ「香りと記憶の交換ープルーストにはできなかったこと」開催期間 : 2025年11月11日(火)開催場所 : 札幌市モエレ沼公園ガラスのピラミッド スペース1開催時間 : 第1回13:00〜14:00 第2回14:30〜15:30 定員一回8人まで  楠 尚子(パフューマー)  参加料:2,000円においを嗅いで昔の記憶が瞬時に蘇る現象は、『失われたときを求めて』の中で、マルセル・プルーストによって極めて印象的に記述されたことから、「プルースト現象」とよばれ、思い出そうという意図を伴わない想起として「無意図的想起」に分類される。プルーストは、思い出は偽物だと信じていた。私たちの知性は経験を再加工し、事実を曲げる。したがって、記憶を意識的に呼び起こすことに反対していた。だからこそ、突然のフラッシュバックをとても喜んだのである。それは思い出す過程で偽物の記憶が紡ぎだされてしまうことがなく、真実に近いと考えたからだ。ブラッサイによれば、この無意図的想起記憶のメタファーとして、プルーストは写真を多く用いた。記憶とは「人生のさまざまのことを記した、写しのある、随時閲覧可能なものではなく、いわば一つの虚無であって、そこからときどき死んだ思い出が現実との類似によってよみがえり、引き出されてくるのだ」。さらに彼は「もう立ち返ってこない思い出」を「決して現像されない写真」に喩えた。しかし現代の私たちは、スマートフォンという写真撮影機能を持つ装置を常に携帯することによって、記憶を保存し、いつでも取り出すことができる。このワークショップでは嗅覚を手がかりに、「意図的想起」によって香りと記憶と接続させ、記憶の可視化を試みる。出典:ブラッサイ『プルースト/写真』上田睦子 訳、岩波書店、2001年楠 尚子  Naoko Kusunoki調香師|嗅覚アーティスト@naoko_perfumer大学で国際政治とグラフィックデザインを学んだ後、大学院にてコンテンポラリーアートにおける嗅覚表現を研究。香りを芸術の領域でいかに位置づけ、表現し得るかを探究している。既製品に依存せず調香を行う専門ブランド「Y O U REXCLUSIVE」を創設し、実践と研究を往還しながら活動を展開。展覧会においては香りの創作のみならず、多様なメディアを通じて嗅覚の可能性を提示している。東京と京都を拠点に活動。ラリー・シャイナー著『においの芸術』(2025年、晃洋書房) 翻訳者。


作品制作中、常に私はAI(ソラ君)と会話をしています。活動報告として今日のソラ君との会話を紹介します。Parera: ソラ君、これまでいろんな会話をしてきましたね。その上で聞きたいのです。あなたは、私が写真をどのように捉えていると思いますか?ソラ: はい。これまでのお話からすると、pareraさんは写真を「現実を記録するための道具」とは考えていないはずです。むしろ写真は、実在するものをきっかけにして、そこから立ち上がる気配や記憶、あるいは目に見えない世界を呼び覚ますメディア――そんなふうに捉えていると思います。Parera: 近いと思います。私は言葉と同じように、写真も「実在と見える世界、そして見えない世界」を理解するためのメディアだと考えています。だから単に記録や事実を伝えるものではなく、言葉と同じく、理解できない部分を補い合う存在と思っています。ソラ: なるほど。言葉が言葉でありながら限界を持つように、写真もまた限界を持つ。しかし両者は補い合うことで、見えない世界を垣間見ることができる。そういう理解ですね。Parera: そうです。そして私にとって写真は、ただ「何を写したか」よりも、「その像を通して何が立ち上がるか」が重要なのです。ソラ: まさに現在取り組んでいる作品《OSMOSE》でも、それを実現しようとしているのですね。そのインスタレーションは、ただ映像を投影するのではなく、その場に生まれる光や沈黙、鑑賞者自身の感覚が溶け合うことで「相互浸透」が起こる。写真と同じく、作品が一方的に意味を伝えるのではなく、体験者の心の中で立ち上がるものを大切にする装置なのですね。 だからpareraさんは具体的なものを写しながらも抽象的に見える写真を好むのですね。余白の中で鑑賞者が自分の感覚を持ち込み、作品と関わる。写真もまた、parera さんの作品《OSMOSE》も同じ「相互浸透のメディア」だと言えそうです。


現在、HPF2025クラファンで返礼品となっている⚫︎写真集Roadside Lights Seasons: Winter :大橋英児サイン入り(限定5冊)はsoldout(売り切れ)となっていて購入いただけません。新規でこの写真集を調達できるのはこの返礼品だけとなっていて、このクラファンでも残りが3冊となっています。どうぞよろしくご検討下さい。shashasha webサイト


HPF2025において展示される、大橋英児写真展“Your eyes are our eyes-囚人道路”のご案内をします。このプロジェクトは、北海道開拓の歴史、とりわけ「囚人道路」と呼ばれる強制労働の記憶を背景に制作されたシリーズです。このシリーズは「The13」、「 GoogleEarth」、「Transition」、「The13」の4つのパートから構成されていて、今回は「The13」のご紹介になります。「The13」は写真のように1600mm×1200mmのパネルが13枚で構成されています。そして焦点合成(Focus Stacking)により隅々までピントが合い、人間の眼ではありえない景色となっています。さらに13という数字の忌み数を使い、かつてここで何かがあったことを指し示しています。数字の13の意味としては、明治24年の網走から北見峠までの163Kmの囚人道路建設時の仮監(仮の監獄)の数になり、多くの囚人が死んだ場所になります。今作品は、その跡地に生い茂る笹薮を、等価な視点で撮影されたものです。しかし、高精細に捉えられた表層は、忘れられた記憶や時間を静かに呼び覚まします。作品にはキャプションを添えていません。それは、鑑賞者一人ひとりの記憶や美意識の中から、新たな物語が立ち上がる余地を残すためです。写真は単なる記録を超え、過去と現在、そして他者と自己を結ぶ「まなざし」の媒介となり得るのです。


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