
こんにちは,ARES Projectです!
先日、URC2026に向けた第一次書類審査である“PDR”の提出が完了しました。
PDR(Preliminary Design Review)とは、URCにおける書類審査の1つで、探査機の開発において「この設計で本当に作り始めて大丈夫か?」を公式に確認するための重要なレビューです。この書類にはローバーやロボットアームの技術的要点だけでなく、チーム全体としての開発方針や資金計画についても記述する必要がありました。そのため,各サブシステム間での連携を強化するとともに、設計の整合性、ミッション要件との適合性、そして実現可能性について改めて精査しました。特に今年は、今年から搭載する新システムなのか、昨年大会のシステムを改良したのか、それとも流用なのかを明記しなければならず、限られた文章量と図表の中でこれらを整理して説明することが大変でした。
今後は、東北班・東京班が一堂に集まって行われる合宿での実験などを通して各部の設計をさらにブラッシュアップし、より完成度の高い機体を目指して開発を加速させていきます。
引き続き、ARES Projectの挑戦を応援していただけますと幸いです!





